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固有スキルで食堂始めました。  作者: 月姫 輝夜
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食作りと調合研究の日々

俺は、ギルド冒険者の先輩方と城門を出た。俺は感動した。この城の外には自然があるなんて思わなかった。ああ、絶景だ。

「何だ、お前城の外を見たことや出たことはないのか?」

「うん、ないかな。薬剤授業は地下調合研究施設A-09で班によって各自自由に行われるから外に出ることはなかった。」

※地下調合研究施設A-09とは学園で薬剤師学科を受け持つ生徒が使う場所。新薬研究室として各自の研究部屋となっている。

研究部屋には各自設定で保管場所や研究室や薬剤作業場等ある。

俺は、前世いた日本で父が薬剤大学の教授で薬草や果物の種についても調べていたのでその知識を活かして、この世界で俺の保管庫はその果物の木々や薬草『季節種類』等の部屋となっている。たまに同じ班の仲間が解らないところがあるからと言ってよく聞きに来るが私はウザイとは思っていない。分からなければ聞く・尋ねる・教えるということが大切だということを父が言っていた事を思い出して、今素晴らしい友がいることに俺は嬉しく思う。

俺は自分のステータスを確認した。やっぱり、薬草研究バカだった。

 『名』 ミネルヴァ・セルス

 『LV』 10

 『職』 薬剤魔導士『全属魔』/プロ薬剤師:SSS/調理師:SSS

     解体師:SSS/鑑定士:SSS/魔導士『全魔装』/神陣師:SSS

『スキル』 薬剤結界・転移薬剤研究部屋・薬草調合

      炎帝雨剣・回復術式『全体』・氷雷砲『アイスホーミング』

      黒薔薇の領域・紅薔薇の領域・白薔薇の領域・声呪文・

『固有スキル』 料理ボックス・アイテムボックス・資金ボックス・薬膳薬剤調合ボックス・薬膳調味料ボックス

『世界資金表』 金貨=10000キルト

        銀貨=5000キルト

        銅貨=1000キルト

        鉄貨=500キルト

『ギルド名』  ルフレイン F

だった。確認終了。

「さぁ、冒険の始まりだ。」

冒険者の先輩方と歩き始めたが、オークキングが現れた。

「何故?こんなところにオーク衆のキングがいるんだ!?」

「お前も、倒すぞ。ついて来い!」

ついて来いと言われ、俺は先輩たちに続いた。

オークの兵共へ倒しても倒しても数が減らない。

「これじゃあ、きりがない。」

「・・・、・・・・!」

先輩たちのHP『体力』が残り少ない・・・!やるしかないんだ。

「回復術式『天空神の息吹』!対象3名。」

天空神だと!?天空神の息吹だよな。でもアレは最高スキルじゃね。持っている奴見たことねーよ。

「お、お前!?助かる。ありがとう!感謝する。」

こんなにも沢山いるなんて可笑しい。切っても倒れないなんて・・・?

『切っても倒れない?・・・倒れない・・・切っても・・・・!」

「我に真実を見せよ。クラガイア」

やっぱり、幻覚魔道魔物がいたなんて!疲れるだけだ。こんなの何回やっても。

だったら、終わらすのみ。

「ライア・ガイ・ホルス聞いてください。」

先輩は呼び捨てにされたことに腹を立てているらしい。

「それは、幻魔獣で本物は・・・先輩たちの頭の上にいます!」

「何度もやっても倒せないわけだ。行くぞ!みんなと言いたいところだが、力がでねーセルスやってくれ!」

頼まれた俺はあれを唱えた。

『炎帝雨剣』

敵は消え、オークキングの姿が見えて先輩たちは最後の力を振り絞って仕留めた。

「先輩たちは休んでいてください。」

「ああ、わかった。」

俺は先輩たちが休むのを見て、昼食の時間になったので昼食を作っていた。

今日のメニューは「オークの部位を使ったシチュー」「パン」「ドアンザックの実ジュース」の三点セット。

シチューはオークをカットして煮込んで途中で臭みを取る「コンドラ粉」を入れよく混ぜ、薬草や持ってきた野菜を入れた。

※コンドラ粉・・・水洗いした魔物上にそのまま振りかけると臭みが消える僕が開発した、粉だ。

これでシチューは完成。

パンはパン機で完成。

ドアンとザックと言う実があって、その二つを潰すと多くの果汁が出る。それを炭酸ボールに入れ混ぜシャカシャカ振ると簡単に出来上がるんだけど2分掛かった。

では、先輩たちを起こすとしましょうか?

「先輩ー起きてください。ご飯ですよ。」

そうすると、起きた。ご飯って言って誰も起きないっていうのは無いかな。

「セルス、これはお前が本当に作ったのか?」

「はい、一応作りました。先輩達のパーティーのサポート役なので。」

サポート役って言っちゃってもいいのかな。

「サポート役だと?仲間だろ!」

仲・・・間?仲間なんだ。でも前世でも結局は裏切られる。

「すいませんでした。」

「よし、お前も俺達の仲間だから敬語無しでいいかい。」

「はい、よろしく先輩!じゃなかった・・・オッサン?」

オッサンだと‼敬語無しって言ったけどオッサンはひどいな。

ライはステータスを確認。

ガイも確認。

ホルスも確認。

ん?この気配は?魔獣でもデカい!と言う事は、魔獣が狙っているのは僕たちと言う事か。

だったらアレをするしかないな。

「主砲:アイスボールザバベル!」

距離200M敵数200。

「追加攻撃アイスホーミングミサイル&追加陣 【黒薔薇の陣】【白薔薇の陣】【紅薔薇の陣】発動せよ、我が名はミネルヴァ・セルス」

「セ・・・セルス何を!?」

辺りは一瞬にして焼き薔薇の原になった。その真ん中には買い取り価格が高い魔物があった。俺は全てアイテムボックスやいろんなボックスに入れた。先輩達にスリープ魔法を使い眠らせた。

先輩達が眠っているところに休憩所として安全地帯を創ったそして魔物から守れる結界を張った。

薬草が生えているラジーナ草原へ行き薬草鑑定しつつ、薬草をアイテムボックスへ入れた。

そして、【調合】で紡ぎ取った薬草を調合した。

ドラン草2+ポーション小薬+火魔法小+グラン実を調合したらなんと!?

【EXポーション】が出来た。おおーチート凄い!

出来たものが凄かった。

【調合完了】

・EXポーション×3

・錬金術水×10

・調合水×10

・塩×10

・胡椒×10

・薬草畑水×5

・オリハルコン×40等々。

調合終わったー。

ハァー疲れた。先輩達起こそうかな。

「主砲:アルマゲール&ゲールザエンド」5時間後発動を設定した。



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