田舎の実家って身内なのにかなり気を遣うよね
眼球を握り潰すほど、強烈なまでに真っ白な輝きを放つ太陽の下。
東北道――一部のインターチェンジ区間において、蔵王山の丘陵から市街地に向けて急こう配な坂が多く、更にはそこを角度のきついカーブがいくつも連続するために、なかなか運転に気を遣うという、地元の人間にはよく知られたなかなかにスリリングな高速道路である。
しかも今日は8月12日。お盆休み前日ということもあってか普段と比べて幾分か交通量も多い。車の操作に慣れている人間でも緊張するような道路状況だ。周囲に気を配りながらの運転ともなれば、普段から乗車することの少ないホリデードライバーからはただただ恐怖でしかないだろう。
「う~ん……久しぶりにここ通るけど、やっぱりちょっと怖いわねぇ」
涼子の運転するミニバンは、太陽からの熱視線に舐められながら坂を下り、車体を僅かに右へと傾ける。先ほどから体を右に左に遠心力で揺さぶられながら、ミニバンはクーラーをガンガンに効かせて目的地へ向けてひた走る。
運転席の涼子に、助手席の太一。お盆休みを利用しての帰省旅行。そんな姉弟の背後では……
「うっ……ごめん……ウチ、ちょっと気持ち悪いかも……うぷ」
「うおいっマジかマイ!? おいまだ吐くなよ!? 吐くなよっ!? 牛チチ! 袋っ、袋!!」
「ええ~っ!? えっとえっと……あ、あった――はい!」
太一は後部座席に振り返る。そこには高速のカーブ以上に車体を揺らしまくるギャル3人……霧崎は鳴無からひったくった袋に顔を突っ込んで絶賛ケダモノの咆哮を上げいた。不破が珍しく「おい大丈夫かよ」と霧崎の背中をさすっていた。鳴無はバックを覗き込みながら「酔い止め、酔い止め~……あれ~、どこにいれったけ?」と漁っている。
「麻衣佳ちゃん大丈夫~? 次のパーキングエリアでちょっと休憩しよっか」
「ぅ”えぁ~ぃ」
片手を上げて同意を示す霧崎。もはやちょっと死に体だ。不破が献身的になるほど。どうやら彼女は乗り物に弱いらしい。
「ふふ……やっぱりこうして騒がしいのもいいわね」
「う~ん……」
賑やかなのはおおいに結構だが、さすがにこれは騒がしすぎる。
涼子の誘いで帰省についてきたギャル3人。
宇津木家で待ち合わせしてからというもの、彼女たちのボルテージは初っ端からクライマックスな勢いだ。その動くたびにテンションが上がっていく様は、さながらぶん回す度に「がーがー」音が鳴る黄色い鳥のおもちゃのよう。実にやかましい。
が、とはいえ楽しそうなのはなにより。現在、約一名が顔真っ白状態だが……それも旅行の醍醐味と割り切ってしまえばまぁこれもにぎやかしの一環か。
「た~いちっ君♪」
「っ! お、鳴無さん!?」
いきなり後部座席から鳴無が座席ごと太一に手を回してくる。
「ふふん♪ 『君の選んだ水着』、ちゃ~んと持ってきたから、楽しみにしててね♪」
座席を跨いで頭上から囁くような鳴無の言葉に、太一は思わず頬が熱くなる。
「こ~ら。危ないから座っててね。あとシートベルトも外さない」
「は~い♪」
涼子に窘められて、鳴無はすぐに座席に戻る。
しかし太一は鳴無の一言で先日の水着を買いに行った時のこと思い出す。とにもかくのも散々な目に遭わされた。店員は怯えるわ水着を選ばされるわ……窓の外を見上げるなり「はぁ……」と溜息を零した。とにもなくにも、あんな疲労感しか与えてこない買い物など二度とご免である。
車窓からは普段見ることのない景観が次から次へと流れていく。車内は喧騒に満ち満ちて、蛇行するようなカーブに相変わらず車体は左右に揺さぶられていた。
(´・ε・`)
さて、大井暁良が思うに。作品の物珍しさとは――多くの下済みだと思っている。
過去のテンプレートの上に流行りが幾層にも重なって重なって重なって、その一番上に乗っかったものが如何に目を引くか。
例えばの話、ミルフィーユの一番上に乗っかっているモノが、黒蜜の掛かったところてん的なものだったらどうだろう?
なぜところてん、と問われれば、単に大井がところてん好きなだけでの話だ。そこは特に気しないでほしい。
仮に、もしもそんな代物を普段生活している空間の通りで見かけたら、思わず「ん?」と意識を引き寄せられるのではなかろうか。
まぁ合う合わないはこの際わきに投げ捨てて、結論だけを語ればソレは確かに珍しいかもしれない。
ミルフィーユこそ既に多くの日本人に親しまれるフランス原産の菓子ではあるが、少なくともところてんが乗っかっているというのはいまだ聞かない。
昨今の二次元コンテンツの大海賊時代。
奇抜さが求められる世の中にあって、現役ユーザーが求め始めたのは手軽さだ。もっと別の言い方をするならストレスレスである。
が、どうにも大井は最近になって原点回帰を求めていることに自分で気づき始めていた。
例を挙げると、ラブコメは基本的に男と女が一対一で関係が成立しているのがトレンドだ。
まぁリアルであればソレが当然のことではあるのだが……作品としての修羅場、というヤツはトンとご無沙汰になったように思う。
大井的に、今のカップル未満友達以上の二人がゴールインするまでのカウントダウンを眺めているようなもんだ。
有体に言ってしまえば、
『ああコイツらもうどうせくっつくんだろうな』と分かり切った未来予想をして読書しているわけで……
そうなるとそこまで展開にドキドキしなくなってしまったわけで……
故か、大井は10年以上前の作品に手を出し始めた。そして、これがおもわずハマッてしまったのだ。
いや、ここで言い訳をさせてもらえるなら、別に『今』の作品や作家がこぞってつまらないと言いたいわけではない。
大井とて今を生きる現代人。現役女子高生。当然最近の作品こそ馴染み深い。
ただなんとなく……
いくらミルフィーユの上にところてんが乗ってるのを、最初は珍しいと口にしてはみたものの……
結局その下に積まれた昔ながらの味に帰ってきてしまったというか、そういう感じだ。
ラブコメなら、複数のヒロインが出てきて一人の主人公に皆が好意を抱いての恋愛戦争を繰り広げる。果てにいったい誰がくっつくんだ!? という展開にハラハラしたい。
特に大井はギャルゲをプレイしても、個別ルートに入る前の共通ストーリーを一番面白いと感じてしまう性質だ。
主人公とヒロインがくっついてからのイチャイチャシーンにはそこまで心揺さぶられない。正直『退屈』とさえ感じてしまう。
カップルたちにどんな困難が訪れようと、大抵の場合は『元の鞘に収まる』というのが予想できてしまえる。
そんな感じの彼女だからこそ、最後までプレイしたギャルゲは片手で数えるほど。そのほとんどを途中で投げ出して放置している。
物事は、予測できない方が面白い――
とはいえ……まぁ現実はあまりにも予想外のことが起き過ぎる。
逆に、もっと世の中わかりやすくなってくれればいいのに、などと思ったりはするのが複雑なところではある。
しかし、そんな複雑怪奇な世の中だからこそ、
今ような、『予想可能で安心安全な展開が受け入れられているのかもしれない』――
なんて……若輩の身ながら分析などをしてみたわけだ。
8月12日。お盆休み前日。
そんな益体もないことに思考のリソースを割いく大井は、ちょっと前に親戚が集まる家から退避してきた次第。
あてもなく、星が揺らめく夜の田舎町を海沿いにブラブラしていた。
すると――
「うん?」
「え?」
めっちゃくちゃ顔のおっかない男の子と出会った。
脚が止まって思わず相手を凝視してしまう。
まぁとにかく顔がコワイ。夜に出会ってしまったら確実に悲鳴を上げてしまうこと請け合いだ。
が、大井はコテンと首を傾げるだけに留まった。
「ふむ……」
両手に重たそうなコンビニ袋を抱えた、見覚えがないような、逆にどっかで見たことあるような……おぼろげで曖昧な相手。
果たして二人の男女の視線はクロスして、三文作家のありふれたボーイミーツガールなんてモノの予感を走らせたなら――
「ねぇ? 君さ」
「は、はい?」
「あーしと、どっかで会ったこと、ある?」
それは果たして、奇抜なゲテモノ料理か、はたまた慣れ親しんだ大衆の味か……
(・・?
時間軸をちょっとだけ巻き戻して12日の正午過ぎ。
無事高速からおりて訪れた某県。沿岸から少し内陸に入った坂の上。
高層ビルなどという近代建築の陰などいっさい見えない開けた天蓋。眼下に見下ろす海原は沈みゆく夕日が、水面に帯状の綺羅を散らして夜にバトンを渡そうとしている光景が広がっている。
切妻屋根の真新しい民家の間にポツンと一軒……時代に取り残されたように建つ、年季の入った入母屋屋根の二階建て住宅。
使われなくなって久しい家屋の脇に建つガレージにバンを停め、太一たちは揃って目の前の民家を見遣る。
園芸用品やら箒、季節外れのスノーダンプやスコップが雑多に並ぶ正面玄関を横目に、涼子は黒い引き戸に手を掛けた。
「こんにちは~。おばあちゃ~ん、涼子で~す」
薄暗い廊下に声を張る。所々に白く禿げたような跡が見られる板張りの床。しかし清掃は怠っていないのだろう。玄関からの僅かな光を拾い上げた床は光沢を放っている。
廊下の壁に掛けられた鬼灯。先を見通せばいまだ現役の黒電話に、ちょっとだけ不気味な日本人形が飾られている。
「は~い。あんら涼子ちゃ~ん。遠いとっからよぉ来たねぇ~」
廊下の奥から声が響き、ゆったりとした動作と口調で一人の老婦が出迎えてくれる。
御年80。宇津木かず子。太一と涼子の父方の祖母に当たる人物だ。
色素が完全に抜けた白髪に、次代と共に生きて来たことを思わせる深い皺の刻まれた面。しかし細く弧を描く目元からは、柔和な雰囲気が伝わってくる。
台所で作業をしていたのか、服の上から白の割烹着に身に着けている。年相応に腰が少しだけ曲がってはいるものの、その足取りはしっかりとしたものだ。
「お久しぶりです。今日からしばらくお世話になります」
「堅苦しくせんでええから。ゆっくりしていきね」
「うん。それと……ほら太一、みんなもご挨拶して」
涼子に促されて、太一たちはかず子の前に出た。
太一は一年ぶりとなる祖母との再会。彼は少し緊張した面持ちで挨拶を口にする。
「こ、こんにちは。おばあちゃん」
「おおっ、たー坊やんね」
「は、はい」
「いんや随分とまぁ大きうなって。顔もおじいさんに似て男前になったんねぇ」
「は、はは……」
久しぶりに顔を合わせた祖母相手に、太一の人見知りが顔を覗かせる。そんな彼の後ろから、
「うぃ~っす。不破満天っていいま~す。宇津木……太一と同学年でクラスメイトで~す。今日からお世話んなりま~す」
「こんにちは。鳴無亜衣梨です。わたしも太一君と同学年です。それと、こっちの今にも死に掛けなのが、」
「……うぃ~……霧崎、麻衣佳で~す……」
ひょこっと顔を出して順番に挨拶していくギャル3人。
不破はいつもの調子で、鳴無は霧崎に肩を貸しながら余所行きスマイルを浮かべ、車酔いから回復することなくここまで来てしまった霧崎はぐったりしながら、それぞれにかず子に自己紹介をしていった。
「あんれまっ、めんこい女の子ばりでねの。はじめまして。宇津木かず子です。なんもないとこだけど、ゆっくりしてってね」
「「「は~い(……ぁ~い)」」」
元気よく、一人はゾンビよろしく唸る様に、ギャル3人とかず子は顔合わせを済ませた。
「ごめんねおばあちゃん。急に大人数で押しかけちゃって」
「ええよええよ。こん家、今はあたし一人しかおらんし、賑やかなのは大歓迎やんね」
「うん。ありがと……麻衣佳ちゃん。ちょっと横になろ。おばあちゃん、この子車に酔っちゃって」
「あれま。そんなら居間のソファを使ったらええ。毛布持ってくるでね」
かず子が奥に引っ込んでいくのと入れ替えに「お邪魔しま~す」と上がり框を跨いで女性陣は家の中へ。太一は荷物を下すのに再びバンへと戻っていった。
嗅ぎ慣れない家のニオイ。他人の領域へと足を踏み入れる緊張に思わず不破と鳴無はキョロキョロと周りを見渡す。
廊下から右手の戸を開けると、全体的に古い印象の家の中にあって、比較的新しい雰囲気の居間へと繋がっている。10年ほど前に起きた大震災の時に壁の一部が剥がれてしまい、修繕したときにリフォームしたのだ。
涼子は祖母と共にいったん台所へ。
鳴無は居間のソファに霧崎を寝かせ、不破は窓を開いて縁側へと出た。
「おおっ、すげぇ。目の前ガチで海じゃん!」
「ほんと。これならすぐ泳ぎに行けそうね」
不破と並んで鳴無も縁側に顔を出す。正面の庭と道路とを隔てるのは低い生垣。高い塀もなく、少しだけ高い位置に建つこの家からは、眼下に広がる海がその夕日の沈みゆく様と共に眺めることができた。
「うぇ~、うみ~……みる~……」
「お~いマイ無理すんなぁ~」
「み~る~……」
すると、霧崎がずるずるとソファから這いずって窓辺に近付く。ちょっとしたB級ホラー感。不破が「しょうがねぇなぁ」と霧崎を抱え上げる。
「お~、めっちゃ近けぇ……」
「おう。明日あさイチで泳ぎ行こうぜ」
「うん、絶対行くし……」
「取り合えず横になってたら。なんかまた吐きそうな顔してるし」
「そうする~」
明日の予定を決めて、霧崎は再度ソファへバタンキュー。
「――皆、取り合えず私たちと一緒にお線香上げにいきましょう。あ、麻衣佳ちゃんは落ち着いてからで大丈夫だから。しばらくゆっくりしてて。クーラー効きすぎてたら、調整してね」
「う~ん……ありがと……」
「それじゃ、行きましょう」
涼子に促され、不破と鳴無は仏間へと移動。
太一が合流し、仏間に入る。かず子が代表して線香を上げ、全員で宇津木家の先祖たちに手を合わせた。
「ありがとうね……こんな賑やかで華やかなお盆は初めてやんね。おじいさんたちも喜んどるかもしれんね」
かず子は柔和な笑みを浮かべ、仏間の鴨居に並ぶ遺影たちを見上げた。つられて、太一たちも一緒に先人たちに視線を上げる。すると、
「お」
不破が一つの遺影に視線を引き寄せられ、太一の肩を叩いて指さす。
「なぁ、なんかアレさ、あんたに似てね」
「え? あぁ、あれ僕のおじいちゃん。もうずっと前……僕が小さい時に死んじゃったけど」
「マジか。てかめっちゃ似てね?」
「ほんと。目つきそっくり」
不破と鳴無が太一と遺影を交互に見比べる。
「ふふっ……たー坊とおじいさんはほんに似よって……久ぶりに顔みたときはびっくりしたんねぇ」
「でも、うちのお父さんっておじいちゃんほど目つきキツクないのよねぇ」
「あん子はあたしに似たんやね。でも、涼子ちゃんとたー坊は、目元がおじいちゃんそっくり」
なるほど。太一と涼子の三白眼は隔世遺伝だったらしい。しかも、太一は祖父からしかっりと顔つきまで継承したようである。
祖母の話では、祖父は顔つきから周りに随分と怖がられていたようだ。しかし、性格は優しく気遣いの人だった、と。
それから、吐き気の収まった霧崎が仏壇に手を合わせ、夜の7時には全員で夕食。献立は随分と豪勢だった。若い者に合わせてか、スーパーで買えるオードブルの盛り合わせがメイン。
太一たちの学校生活についての話で盛り上がりながら、食べ終わったのは夜の8時近く。全員で食器などの後片付けをしていると、
「ああ、そういえば……ねぇ涼子ちゃん。せっかく来たんやし、皆で温泉に入ってきたらどうかね。うちのお風呂じゃ狭いかもしれんし。広いお風呂で疲れとってきたら」
「温泉……ああ、マツさんのところの」
「そうそう。あそこなら歩いても5分程度やし」
「温泉!? いきたい!」
かず子の提案に、真っ先に霧崎が乗っかった。
「満天ちゃんたちはどうする?」
「もち。行くに決まってんし」
「わたしも行きたいです♪」
不破と鳴無は当然ノリノリ。すでに流れは全員で温泉に行く流れだが、一応涼子は太一にも確認を取る。
「太一は?」
「うん。行く」
「そう。それじゃ皆、着替えとか準備してきてね」
……温泉か。
幼い頃、一度だけこの辺りの温泉に入った記憶があるものの、記憶は既におぼろげだ。そう言えば、本当に小さい頃は母親や姉と一緒に温泉に入ったけな、と少し恥ずかしい記憶が頭の片隅に引っ掛かった。
その時、なんとなく同い年くらいの子と湯船の外ではしゃいで、二人して怒られたようなことまで思い出す。プチ黒歴史。たまに顔を出しては小さくダメージを与えて来る厄介なヤツ。
太一はどこか誤魔化すように苦笑した。
「いえ~い! おんせ~ん!」
「マイ元気になりすぎじゃねww」
少し前までグロッキーだったというのに、霧崎は不破たちに先んじて着替えやタオルをバックから引っ張り出してウッキウキである。
が、不破や鳴無も霧崎ほどではなくとも浮かれている様子が見て取れる。
あまり騒いで太一の二の舞にならなければいいが。とはいえ今回は彼女たちとも男湯と女湯でバッチリ区切られるのだ。今回ばかりは彼女たちに振り回される心配をすることなく、ゆっくりと温泉を堪能できるというものだ。
「おばあちゃん。行ってくるね」
「気ぃつけてね」
かず子に見送られ、一行は涼子の案内で温泉を目指す。
夜の黒い海に月明かりが反射して、街灯の少ない夜道では青白く輪郭が浮き上がる
星の瞬く空の下、太一は前を行く不破たちの背中を見つめながら夜道を歩く。
この先に……薄れた記憶の残滓を揺さぶるような出会いがあることなど、この時はまだ予想すらしないままに。
(-ω-)
今回はちょっと内容は大人しめ……
まぁ……次回にね、色々とね……う・ご・き・ま・す
ということで!!
作品が面白かった、続きが読みたい、と思っていただけましたら、
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また、どんなことでもけっこうです。作品へのご意見・感想もお待ちしております。




