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カンデ・ラディール=カンクロウのネオガリア戦記 ~最幸の降霊書の福音を受けた転生者は、異界の門の先に静やかに挑みたいのだが。

作者:すとうえいち (e@st)
 最幸の降霊書マリンの加護を手にした14歳カンデは、リヒタイン侯爵常備軍の若手の中で最高の精霊使い。異界の門が開き押し寄せた異獣との先の戦いで、精霊の加護により侯爵領の民を守った彼に侯爵様の覚えもめでたい。
 連侯国学院を飛び級で卒業した彼の元には諸侯国からの縁談も数多く寄せられる。最幸の降霊書の加護を受けた者の妻は幸せとなるとの言い伝えもあり、侯爵領の女性たちは救国の彼に熱い視線を送る。
 だが、カンデを想う女性たちの前に2つの厚い壁が立ちはだかる。
 第1に彼は、侯爵様の許しの下、異界の門をくぐり長きに渡り異界を調べる予定であること。異界の調査は大きな危険が伴うと予想される。彼が生涯の伴侶とできるのは異界の者に通じる力を有するものに限られる。侯爵常備軍アレクシ・エンツォレアン大尉爵のみが知るところであるが、カンデは世紀末の世界からの転生者。異界での調査行は侯爵様の願いであると共に、彼がかつて世紀末の世界で暮らしたモトコを探す目的を持つ。
 第2に、彼の姉妹が彼に言い寄る女性たちの前に立ちはだかる。幼い頃から一つ年上のカンデお兄様を敬愛している、カンデの異母妹にして金髪の美少女レイナは、今はマリンの加護のひとつアイスを共有する者。ネオガリアでは異母兄妹の婚姻は許される。レイナは侯爵様に許嫁(いいなずけ)となることを申し入れている。そして、カンデの実姉の3つ子が2人、水色髪(マリンヘアー)の美女アンジェリカとアマビスカは、同じく侯爵様にカンデと主従之許を申し入れ許されている。ネオガリアで主従之許を得た者は、一つ部屋で暮らすことが許され、男女の間でその許をいただくことは内縁関係になることを意味している。父カリストが陰謀により亡くなった時に、父を謀ったものに辱めを受けるすんでのところを、カンデの精霊マリンの加護により救われて以来、2人は精霊マリンの加護に包まれている。水色髪を持つ者の務めとしてカンデに身を捧げ、カンデのマリンの加護を高めてあげたいと切に思っている。
 異界への旅の準備を進めるカンデは、15歳になると妻を娶ることができる年となる。異界への旅を厭わずにむしろ求める各国の女傑たちはラディール=カンクロウ家を訪れこの厚い壁に挑む。
 静やかにモトコを探す旅を望む彼の願いは、果たして叶うのだろうか?

※第一部(カンデ9歳~13歳)は、『カクヨム』さんにて執筆中
(第一部 あらすじ)
2020/01/26 15:05
(第二部 あらすじ)
2020/01/26 15:08
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