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戦乱の天秤  作者: ベルぜ
1/1

0話~戦禍~

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

前の小説の続きかくまえに思い付いちまったぁぁぁぁ…。

「てめぇぇぇぇぇらぁぁぁぁぁ!全力で潰せぇぇぇぇぇぇぇ!」


「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」」


「怯むなぁぁぁぁぁぁぁ!我らに正義はありぃぃぃぃぃぃ!」


「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」」


両国が、ぶつかる。

一人倒れた。

また一人倒れた。

次々と屍の山が築かれていく。


「いてぇっ!いてぇよぉぉぉぉぉぉ!」


「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」


泣き叫びながら命を散らしていく。

国のために死んでいく。

どちらの国も自分の正義のために戦っている。

自分の国を守るために戦っている。

お互いに譲れぬ思いがあり、戦っている。


「なーんて、言えればいいんだがなぁ。」


それを見ながら呟く男が一人。

名を、アルス=グラトニアという。


「正義なんざぁ糞食らえだ。結局自分の益しか考えちゃいねーんだよ。守るなんて言えばかっこいいんだろうが結局は奪うのみだ。つまらねぇなぁ。」


後ろから何者かが近づいてくる気配がある。


「ここにいたか、観察者。何をしている?」

「なぁに、戦禍の観察よ。それよりどうだ?各国に動きはあったか?潜伏者。」

「ああ。どうやらアルカナ王国で勇者召喚が行われたようだ。」

「はぁ!?あの国何考えてやがんだ!?」

「どうやら他国に対する戦力として召喚を行ったようだな。」

「バカだろ!更に戦火を広げるきか!?」

「恐らくそうだろうな。」

「ちっ。暗殺者達がつかまってなきゃ食い止めれたのに…。」


そういい、アルスは歯軋りをする。


「まあ、そうだな。だが、召喚されちまったもんは仕方ない。俺らしか残ってないから食い止めることはできない。せめて正しい方向へ導けるように接触を謀ろう。」

「へますんじゃねぇぞ。カレン。」

「久しく名前を呼ばれたな。アルス。死ぬんじゃないぞ。」

「ああ、お前こそな。」

「いたぞ!革命軍だ!」

「捕らえろ!殺しても構わん!」

「ちっ、バレたか。」

「またな。」

「ああ。」


彼らは革命軍。全世界に敵対している組織である。





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