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プロテイン2

8話

プロテインを作ろうと思ったけど、必要な材料も作り方もわからんな。

「タンパク質を多く含んだ食材って知ってるか?」

「タンパク質ってなんですか?」

くっ、流石に異世界には栄養素についての概念がないか。やはり、牛乳か卵から攻めるしかないのか?

「牛乳とか卵って売ってるか?」

「どちらも値段は高いですが手には入りますよ。こちらでも用意できますがどうしますか?」

「いや、まだいい。」

プロテインは常にいるからな安価で作れないだろうか?ふむ、異世界にしかいなくて大量にいて、簡単に手に入る便利生物とかいないかな?

「一つ聞いていいか?」

「なんでしょうか?」

「最初は透明の液体みたいで温めると色が変わる生物とかいないよな?」

「スライムの事ですか?」

いた、異世界の珍生物代表⁈まさかの実はほとんどタンパク質だった疑惑。

「そ、そのスライムって言うのはどこにいるんだ?」

「森の中の涼しい場所に行ったらだいたい会いますね。」

「そうか‼︎ありがとう‼︎」

さースライム狩りの始まりだ‼︎

待っていろ俺のプロテイン(スライム)‼︎

「ちょっと待って下さい‼︎」

「ん?なんだ?」

「スライム討伐に行く前にギルドでスライム討伐の依頼を受けるといいですよ‼︎」

「そうか、ありがとう。」

フロントラットスプレッド「フン‼︎」(ムキッ)



ギルド前 (ズン、「グハッ」)


「スライム10体以上討伐ですね。依頼を受け付けました。では、スライムの討伐部位は中心にある核です。」

「分かった。じゃー行ってくる。」


ギルド長「ここはどこだ?私は誰だ?何も思い出せない。」

受け付け嬢「またですか?」

「ぬん」スライム×5(ベチャ)

「むん」スライム×10(グチャ)

「トウ」スライム×15(ドシャ)

「ムキッ」スライム×20(ぶっしゃー)


ふー、森に入ってから少し走ってたら(注200km)プロテインの大群発見‼︎良かった良かった。俺はマルクスから買った瓶にスライムの核以外を入れる。核はパンツに‼︎取り出す時、どうするかね?

取り敢えず、俺はギルドに帰りスライム討伐の完了を報告。核はゲフンゲフン。受け付け嬢の目がやばかった。

気を取り直して、今はスライムを干して、粉末状にしないといけないが、日も暮れて来たし泊まる場所も探さないとな、今日はプロテインを諦めるしかないか。いや、スライムってそのまま食べたらどうなるんだ?

俺はスライムを口に含む。

こっこれは‼︎

バナナ味のプロテイン?

スライムの色が関係あるのか?黄色だったし。

しかも、最初っからプロテインだ。粉末にする必要もない。しかも、結構いける。次に俺は赤色のスライムを食べる。

いちご味。

うん。見た目通りだ。

次、ピンク。

うん、桃だ。

次、紫色。

うん、ブドウ。

次、黒、黒、クロ、色で黒って行ったらチョコか?うん◯か?

俺は恐る恐る、口に運ぶ。

バルサミコ酢?

不味くないけど、そのままだと食べれないな、何かに付けたら旨そうだ。

プロテインに満足したし宿屋を探すか。

俺は街に戻ってギルドにおすすめの宿を聞き、宿に向かった。


「いらっしゃいませ、泊まりですか?食事ですか?」

この店は下が居酒屋、上は宿屋となっている。しかも、風呂もあるみたいだ。しかし、女将さんの顔が引きつっている。

少女「お母さん?何であの人、服着てないの?」

ああ、どこかで見たことがあると思ってたら、あの時のお母さんだったか。

取り敢えず、お嬢ちゃんに教えてあげないとな

「ファッションだよ。(ムキッ)」

少女「ファッション?」

女将さん、少女を隠さないでYesロリータNOタッチだよ。いや、Yesロリータの時点でoutか?まあいいや

「泊まりで頼む。」

「泊まりですか。1泊銀貨4枚朝晩付きです。今から食事にしますか?部屋に行きますか?」

なんか嫌そうだ。だろうな娘の教育にはよくないからな。

「部屋に行くよ。あと、風呂ってどこかな?飯は2時間後でいいかな?」

「分かりました。お風呂はここからまっすぐ行って右にあります。」

俺は鍵を貰い部屋に向かった。

よし、風呂に行こう。


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