注:マッサージです。
20話
王都までの道のりはこれといって問題も起こらず俺達は無事にたどり着く事が出来た。
「直人様、桝木様。助けて頂きありがとうございます。」
「いえいえ、当然の事をしたまでです。」
そして、第三王女は兵士に連れられ、別れた。第三王女は名残惜しそうにチラチラ直人を見ている。直人の方も完全に惚れてるな。しかし、直人が首を捻っている。どうしたんだ?
「なあ、マッスル。桝木って誰だ?」
「うん?俺の事だが。」
「知らなかった。まあ、いいか。マッスルはこれからどうするんだ?」
「ちょっと待ってくれ。娘達よ、そろそろ離してくれると有難いのだが。」
王都に入った後もマッスルと4人のいちゃいちゃが止まらない。さっきから周りの目が痛い。
『嫌よ‼︎』
「直人、とりあえず宿に行くか。」
「ああ。」
俺達二人は宿をとり、それぞれの部屋に入る。いつもは2人1部屋にするがマッスルの状態が状態なため、部屋を分ける事になった。ついでに部屋は隣である。
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直人は旅の疲れをとるため、ベッドにダイブする。そして、聞こえ始める艶めかしい声?ん?
「ここか?」
「んっ……ふっ……うんっ……んっ……はっ……気持ちいい……」
マッスルさんまさか⁈
「どうだ⁈」
「そ、そんな所⁈あんっ! あっあっあっき、気持ちいい……すご……ぃ、ああんっ、ああっ!」
(3時間後)
ガチャ
直人は隣のドアが開いた音を聞きこっそり様子を見ると、肌がツルツルになってどこか吹っ切れたような笑みを見せる美女4人といつものより少し疲れて見えるマッスルさんが出て来た。
『助けて頂きありがとうございました。この恩は一生忘れません。』
「これから、辛い事もあるだろうが諦めず頑張りなさい。何かあったら相談には乗るからな。」
「お会いした時、また、あれをやって貰ってもよろしいでしょうか?」
「いいぞ。だけど、次は金を取るからな。」
その返事を聞いた女性達は皆明るい笑顔で喜び、別れの挨拶をして、去って行った。
「マッスルさん‼︎何やってるんですか?」
「直人、見てたのか?」
「見てたのかじゃないですよ。」
「ん?直人もやってみるか?」
「え?」
直人はバックストップでマッスルから距離をとる。
「マッスルさん。まさか両方行ける人⁈」
「ん?ああ‼︎そういう事か。」
マッスルが納得した後、マッスルの姿が消え、直人の足を掴み、マッスルの部屋に、、、ドナドナ。
「イヤーーー‼︎」
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コンコン
「マッスル様いらっしゃいますか?」
「んっ……ふっ……うんっ……んっ……はっ」
「?、大丈夫ですか?」
ガチャ
『ん?』
「・・・・失礼いたしました。」
ガチャン
直人は上半身裸でベッドに寝転がっており、マッスルがいつも通りのビキニスタイルで直人の腰の上に乗っている。
『・・・やば』
今のは確実に勘違いされた。二人は焦っていた。急いで服を着るとドアを勢いよく開くと鎧を着た美女が顔を真っ赤にしてブツブツ言っていた。
「美青年と渋いイケメ・・ブツブツ」
((あかんやつや))
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