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王都へ

19話

俺たちは森からの距離を考えた結果、王都の方が近かったため、王都まで護衛する事になった。実際、二人の力でモンスターに苦戦する事はあり得ない。マッスルがモンスターに遭遇する前に感知し、直人とマッスルでジャンケン、勝った方が退治、終わり。楽勝である。

しかし、そんなに強い二人でも王都までの行き道は色んな意味で苦戦した。

直人は第三王女から話しかけられている。二人とも顔が少し赤い、外から見るとカップルの様だ。

そして、俺は左右の上腕二頭筋にそれぞれ1人づつ、腹筋に1人、胸筋に1人。抱きついたり筋肉を触ったりしている。カップルを通り越している気がする。

しかも、全員なかなか美女だ。

まず左上腕二頭筋に抱きついている美女はエリカさん。長い黒髪できれい系の顔立ち。

右上腕二頭筋に抱きついている美少女は

サリーちゃん、金髮できれい系では無くかわいい系。

腹筋を触っている美女はアリスさん、美人であるだけで無くなんだかさっきから触り方がエロい。

胸筋に顔を埋めている美女はエリスさん

かなりかわいい保護欲が唆られる。

確かに俺も男として美女に囲まれるのは嫌じゃない。嫌じゃないんだが。

抱きついている美女は顔が高揚としている。筋肉を触っている美女は指で筋肉をなぞる様に触ってくる。やばいやばい、そろそろ理性がやばい。誰か助けてくれ、俺は助けを求めて直人の方を見る。あ、ダメだありゃ、二人で見つめ合ってる。確実に二人の桃色空間が出来ている。

こらこら、顔近いよアリスさん。めっちゃいい匂い、クンカクンカ、じゃない。

みんな、顔を擦り付けないでくすぐったい。エリカさん、パンツに手を入れないで残念ながら異空間に繋がってるけど。

エリカさん、めっちゃ驚いてる。そうさ、本当の男の股間は異空間なのさ。それより、俺はあなたの行動に驚いてるよ。こらこら、4人共、覗き込まない。

周りから見たらやばい状況だからな、パンツ一丁のナイスガイな筋肉とそのパンツの中を覗き込む図。やばい、他人に見られたらやばい。

は‼︎

俺は直人の方を見ると第三王女といちゃいちゃしていて気付いていない。お前ら、こんな短時間でよくそんなに仲良くなれたな。まあ、俺も人の事を言える訳ではないが。

そんなこんなで俺達一行は王都に向かって歩いて行った。



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