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決着?

15話

マッスルが正拳突きを放つ。

「ユニークスキル?」

直人は後方に回避しながら手から出した刀で腕を切ろうと踏み込む。

「ああ、こっちの世界に来た時に手に入れたみたいだ。ステータスを見たら、書いてあった。」

マッスルは直人の動きから腕を切ろうとしている事に気付き、腕に力を入れる(ムキッ)

「ステータス見れるのか?」

直人の刀がマッスルの腕に当たり、切断する事は無く、薄皮1枚の所で止まってしまう。

「見れないのか?俺はこの世界に来た瞬間から視界にステータス画面があって焦ったぞ。後、どんな腕してんだよ本気で切りつけたのに無傷かよ。刀も俺の持ってる中で一番の切れ味のやつだぞ。化け物か?」

マッスルは腕を横に振るい、直人を吹き飛ばす。直人は回避しながら距離を取る。

「失礼な、蚊に刺された位の痛みはあったぞ。(ムキッ)ステータス画面は見れないな。じゃあ、どんなユニークスキルを持ってるんだ?」

マッスルはすかさず距離を詰め、タックルを行う。直人は手を前に出した。

「俺のユニークスキルは瞬間創造だ‼︎」

直人は後方にジャンプし直人がいた場所に大盾が現れ、マッスルと激突した。

ドォーンとトラック同士がぶつかった様な音がなり大盾のマッスルの当たった武器が変形し、弾け飛んだ。

「瞬間創造?なかなか恐ろしいスキルだな。今のタックルを止められるとは思わなかったぞ。瞬間創造って事は何でも作れるのか?」

マッスルは動きを止め、大盾を手に取り、変形した部分を手で押した。「ぬん‼︎」元の状態に戻った。

「・・・それ、オリハルコン製だぞ。ぬん‼︎で直る硬さじゃねえぞ。筋肉バカが‼︎

後、俺のスキルは何でも出来る訳じゃねえよ。まず、機械系統は中身の構造がわからないから作れない。しかも、材料は自分で用意しないといけないんたよ。この事は誰にも言うなよ。」

「この筋肉に誓って絶対に誰にも言わん(ムキッ)。材料があって構造が分かれば何でも作れるんだな?」

「ああ、今の所、オリハルコンでも大丈夫だったから何でもいけると思う。」

「という事はダンベルとかも作れるか?」

「まあな」

「なら、チェストプレスマシンとかペッグデックマシンとかレッグエクステンションマシンとかも作れるのか?」

「どんな器具か詳しく分かるなら多分大丈夫だぞ。」

マッスルはその場で土下座。

「パーティ関連について全て譲るので俺の為に筋トレ道具を作ってください‼︎」

「お、おう」

これにて、二人の激しい戦いは幕を閉じたのであった。

**************

パーティ名を募集しています。

面白い名前が思いついたら感想に名前を入れて下さい。よろしくお願いします。


まだまだ、慣れてないですが

これからも応援よろしくお願いします。

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