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試合

14話

直人とマッスルはお互い向かい合い構えている。俺たちは指相撲の後、色々な勝負をしたが全て引き分けになった。


そして、俺たちは試合で決めることになった。ルールは武器は何を使ってもよく、どちらか一方が降参と言うまで。

二人はお互いに向き合い、直人は剣を構え、そして、魔法の準備を始めるマッスルはクラウチングスタートの準備をしている。直人はその構えを見た瞬間、嫌な汗が背中を流れる。直人の中の危険感知がこれはやばいと警笛を鳴らしている。

直人は魔法を中断し初撃を避けるため右足を魔力強化する。

「始め‼︎」

その声と共にマッスルの姿が消えた。直人は同時に左方向に横飛びを行う。

ドォーンと音がなり、そして、直人が元々いた場所を見ると人1人分の土が抉れており、マッスルが頭から埋まっていた。(ビィーーン)

「ミサイルか⁈あいつは。」

直人は距離を話しながらマッスルが埋まっている場所に炎魔法のファイヤーアローを複数展開する。空中に20本の火の矢が作成された時、マッスルは土から出てきて、アブドノミナル アンド サイ「フン‼︎」(ムキッ)

「ふざけるなよ‼︎」

直人は20本の矢全てをマッスルに打ち込んだ。

ドドドドドド

「ムン‼︎」ドドドドドドド

大量の炎がマッスルに当たりその場が土煙りで覆われる。

「やったか?」

直人は目を細め、マッスルのいた場所を見る。そこにはアブドノミナル アンド サイのポージングのまま無傷なマッスルがいた。

そして、マッスルの姿が薄くなり、背後から現れ回し蹴りを繰り出して来た。直人は慌ててしゃがみ、回避に成功する。

「残像だ。さっきのはかなかな痛かったぞ。」

「残像って避けるためにするもんじゃない無いのかよ‼︎完璧に当たった後から残像作ってるんじゃねーよ。」


直人は近距離では分が悪いため、剣を横薙ぎに振るいながら距離を離そうとバックステップを試みるが

「ムンッ」

マッスルは横から来た剣を胴に受けた。

「?」

直人は避けられると思っていたため、大怪我を負わせてしまったと思い回復魔法の準備を行おうとして、、、、

剣がマッスルの体に傷を付けれていないどころか全く動かない事に気付いた。

なぜ動かないのか。それはマッスルは横薙ぎの剣を外腹斜筋で白刃取りしていたためである。(ムキッ)

そして、マッスルと目が合う。

「この筋肉ダルマが‼︎」

「ありがとう。そして、捕まえたぞ。」

「褒めてねぇよ‼︎」

マッスルはニヤッと笑いながら、拳をゆっくり振り上げる。直人は剣を抜こうと引っ張るが動く気がしない。

「くっ⁈」

直人は剣から手を離し拳を回避する。

カラン

マッスルの脇腹から剣が落ちる。

直人の手には武器がない。マッスルはすぐさま、距離を詰めて直人を降参させるため拳を振り下ろす。直人は転がりながら回避する。直人は手のひらに魔力を収縮される。そして、直人の手が光り輝き剣が現れた。

「なんだそれ?」

「あんまり出したくなかったんだけどな。俺のユニークスキルだ」


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