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3/11

身体が透けてる なぜだ‼︎‼︎

頑張ってみました。二日連続はあまり期待なさらずに

新キャラ出ます


side博


暗くなってからどれぐらいたったのだろうか?

拉致されたのかどうかもわからない。


「やった!やったわ!!召喚できたわ」

「おめでとうございます」

「やりましたな」

「これで安泰じゃ」


何やら周りが騒がしい。


ゆっくり目をあけた瞬間、目の前に女の子が立っていた。

くすんだ金髪、勝気な印象を与えるつり上がった目、乏しいバスト、美少女がそこにいた。


「あっ、あなたの名前は」


「あっ、えっと千束(せんぞく) (ひろ)です」

咄嗟でも聞かれれば答えてしまう日本人癖、悲しいな。


「それで誰?」


美少女は、ない胸張って答えてきた。

「私の名前はサントノーレ ミナハ」

「はぁ」

「サントノーレ王家三女にしてあなたの主人となる人よ」


王家ね~、主人ね~。


はぁ?


「ちょっ、ちょっとあんた王女様!?俺奴隷なの!?」


俺は全く状況がつかめない。

一体どうなっている。奴隷なのか。

未知と言う不安だけが俺に襲い来る。


「まぁ、王女だけど、三女だから承継権も遠いし、なんちゃって王女かしら」

「ああ、安心して奴隷じゃないわ、パートナーと言った方がいいかしら」


悪戯な笑顔を浮かべながら言ってくる。


「じゃあ早速、石に入ってもらうわよ」

サントノーレさんはビー玉ほどの綺麗な赤い宝石を俺に差し出した。


「・・・馬鹿?無理だろ」

俺がビー玉に入る?何考えてんだ?


「なんなのよ、馬鹿じゃないわよ、全く、あんた精霊ならできるでしょ」

子犬が頑張って吠えてるみたいで全然怖くない。

むしろ可愛い・・・


「精霊?やっぱり馬鹿じゃないか、俺人間だぞ」

「何行ってんのよ。魔力体だからで身体がすけてるでしょ」

そう言われてサントノーレさんに手をかざすと、手をすけてサントノーレさんにが見えた。


「なんじゃこりゃー」

「もう、うるさいわね」

ビー玉を額に当てられ、身体がビー玉へ吸い込まれる。


「ウェェェイ!?なんで、どうなってんの」

十五秒程で、本当に俺は、ビー玉の中に入っちまった

おそらく、高らかに掲げられたビー玉の中から、見知らぬおっさんどもの雄叫びをあげる姿を見た。何が何やら理解が追いつかないまま、どこかへ連れていかれたようだ。

どうなんの俺!?


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