第一話 いきなりの勧誘
「え?今、なんて言いましたか?」
「何回も言わせるな、俺らが作った専門部に来ないか、と言ったんだが」
今、頭の中が混乱しています
ええと、私の名前は、夜倉 漓黒、今年で中学2年
じゃなくて!!今、私のクラスの前にいきなり、銀色の髪の少年が、噂の専門部に勧誘?しているらしい
でも、なんで?
なんて、私が混乱の最中考えていたら、銀色の髪の少年が口を開いた
「詳しいことは後だ、とりあえず、ついて来い」
「え…?あ、ちょ!!」
銀色の髪の少年は、私の腕を乱暴に掴み、歩いて行く……私は、なんか引きずられてるんだけど……
しばらく引きずられながらも歩いていたら、どうやら目的地についたらしい
「ここだ、早く入れ」
そこは、放課後の図書館だった
とりあえず私は、図書館に入ることにした、中に入ってみると……そこには、数人の人が、話し合いをしていた
そして、私に気がついたのか、すごい笑みで私を見たのだった
銀色の髪の少年が私の前に来た、そしたら、数人のなかの一人が席を立ち、銀色の髪の少年に向かって行った
その人は、黒い髪でセミロングで、すごく大人っぽい人だった
「遅い!なにをしたら、こんなに遅くなるの?」
「俺は言ったはずだが、少し遅くなるかもしれないと」
「そんなの聞いた覚えないわ!」
なんか、すっかり、私が空気になっている気がするのは、気のせいなのかな?
なんて、考えていたら、黒髪の女性が私のもとへやって来て、こう言った
「あなた、噂以上だわ!どう?噂の専門部に入らない?」
その瞬間、私は耳を疑ったのだ