その3 トランシス編
長編恋愛ファンタジー DESTINYの主人公アサギの彼氏、トランシスの口説き文句です。
……このキャラ、本編だとまだ出ておりませんが。
■キーワード1 『雪』
「目に映る全ての風景を純白の雪が覆う……穢れなき世界は見ていて美しいよね。けれどもオレが足を踏み出せば、どうなるだろう? その世界にオレが侵入することで、全てが穢れて壊れてしまう。
そんな雪景色の様にオレに穢されれば良いよ、アサギ。それを望んでいるだろ?」
■キーワード2 『月』
「暗闇に浮かぶ月は綺麗だけれど。雲に覆われて姿を隠している月も好きだな、そのうち晴れれば出てくるし。
アサギ、そんなシーツに包まってないで出ておいで。
何? 部屋が明るいって? あぁ大丈夫、オレの月は暗闇でなくても綺麗に光るから」
■キーワード3 『花』
「花の何が良いのかオレには全く解らない、色は綺麗だと思うけど。
そんなことよりアサギ、花なんか見てないで何処か行かないか?
オレは花より、アサギを見ていたい。……余程花より、見た目も香りも麗しいよ」
■キーワード4 『鳥』
「アサギが入るくらいの鳥籠が欲しいなぁ、手錠で片手だけ繋いでおく。足でもいいけどさ。
え? 籠の中に居るのに、どうして繋ぐのか……って?
簡単だ、籠を誤って開いて逃げられたら困るだろ? 逃げるなよ、アサギ。裏切りは許さない」
■キーワード5 『風』
「ぁあ、今の風は良かった。太腿がバッチリ見えた、下着は白ですかー。
何をそんなに真っ赤にして怒ってるんだろうな、アサギは。
朝はピンクだったのにね、汚れたから着替えたんだよね、……ついさっき。
さぁ、次は何色にする? 早く来いよ、風の代わりにめくってやるから」
※ギリギリセーフ
■キーワード6 『無』
「何もないところに行きたいんだ。オレとアサギ以外、なんにもない場所へ。そうしたら、オレは全ての嫉妬から解放される。
アサギはオレだけ見つめてくれるだろ? ……そんな世界がないのであれば、世界を壊すか、アサギを壊すかしか選択肢は残されていないよね」
■キーワード7 『光』
「眩し過ぎて見ていられない、何処にいてもアサギは解るね。全く、困った子だ。
……オレの傍に来れば良いよ、オレに喰われてしまえば良いよ。
その光はね、痛いんだ。オレの中で消えてしまえばいいのに」
■キーワード8 『水』
「水はトビィを連想するから、好きじゃない。
が……あぁ、そうやって服を着たまま水に入っているアサギは好きだな。
いいね、全部透けて張り付いて、オレ好みだ。大丈夫だよ、今からそっちに行くから。
一緒に、濡れれば問題ない」
※ギリギリ問題ない
■キーワード9 『火』
「何も解ってないよ、アサギ。オレがどれだけ嫉妬の業火に毎日毎日悩まされていると思う?
気が狂いそうだ、傍にいないだけで。誰とも話すな、オレだけ見ていれば良い……って何度言ったら解る? 腹立たしいっ!
泣いて許しを乞うくらいなら、オレのこの炎で焼かれて死ねよ」
■キーワード10 『時』
「思うんだ。二人して全裸になって抱き合って繋がって、そのまま時を止めてもらえないかな……って。いや、真剣に。
アサギ、どうにかそれ、出来ない? やれよ、今すぐに」
安定のR17キャラでした。