【和歌編】
活動報告に載せたものです(’’)
■キーワード1 『雪』
雪解けて
芽吹く息吹の
強かさ
真似してみたくて
君に微笑む
解説⇒
春に地中から芽吹く植物の、か弱いながらも強かな姿勢のように。
あなたに突き進んでみましょうか。
■キーワード2 『月』
雲隠れ
姿見せずに
君を待つ
隠れていても
光は眩き
解説⇒
月は曇っているこの夜空でも、光輝いている。
暗いこの空の下であなたを待っているけれど、心はとてもドキドキして輝いているのです。
■キーワード3 『花』
散りゆくは
想ひか願いか
絶え絶えに
千切った花弁を
風に流さん
解説⇒
花弁を風に乗せて、幼子の様に願いをかけましょう。
願いなのか想いなのか、今はまだ解りません。
■キーワード4 『鳥』
ふわり舞う
鳥の羽ひとつ
君に捧げ
頬を撫で上げ
囁く言の葉
解説⇒
空を飛ぶ自由な羽を持つ鳥。
その羽をあなたに届けることは出来ないけれど、せめて優しく頬を撫でて言葉を紡ぎます。
■キーワード5 『風』
風常に
身に纏いて
駆け巡る
その勢いを
恐るるなかれ
解説⇒
勢いが止まらないように、立ち止まらないように。
私は風に乗ってそのままあなたと元へと辿り着きます、怖がらずに。
■キーワード6 『無』
姿無き
君を捜して
瞳閉じ
思ひ出すのは
香りと温もり
解説⇒
あなたはいない。
けれど、ここにあなたの香りが残っているから。そして触れてくれた温もりを覚えているから。
大丈夫。
■キーワード7 『光』
光など
ありふれ返り
顔隠す
真に欲するのは
揺らぎ無き影
解説⇒
明るすぎるここは、苦手。
出来れば少し、薄暗いほうがいいかな、恥ずかしくなくて。
■キーワード8 『水』
暗闇に
沸き立つ湯気の
中に君
ばしゃりとはねる
戯れの時
解説⇒
月が出ていない夜空での秘め事。
湯煙の中で待っていたあなたは、手を伸ばしてくれました。
■キーワード9 『火』
篝火は
仄かに光て
そこに有り
消えゆくことなく
静かに燃ゆる
解説⇒
ゆらりゆらりと揺れる火は、ずっと光を放ち続ける。
ただ、静かにそれは燃えているけれど、何時の日か業火になるかもしれません。
■キーワード10 『時』
朝ぼらけ
雨に濡れつつ
手を繋ぐ
無常な時こそ
次に繋がん
解説⇒
しとしとと降る雨の中、寄り添って。
静かに流れていく時を嘆くのではなく、次へと繋げましょうか。
■おまけ
愛してる
言の葉君に
伝えたい
言えぬ言の葉
せめて想いに
解説⇒
そのままです←
解説が適当!




