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ホワイトな異世界  作者: tomsugar


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1.ワンルームと求人

ワンルームのベッドに寝転がりながら、転職サイトの求人一覧を流し見る。

それが藤原さやかの、ささやかな日課だった。真剣に転職を考えているわけでもない。ただ、特に楽しくもない日常に、ほんの少しの刺激を加えるための、気晴らしのようなものだった。


この部屋には、学生時代から住んでいる。小さなキッチンとユニットバス、ベッドに縦長のタンスを置けば、もう余白はほとんどない。食事はベッドに腰をかけ、キャスター付きの小さなテーブルを引き寄せて済ませる。社会人になってから「もう少し広い部屋に」と考えたこともあったが、特に不自由はなく、そのまま年月が過ぎていた。


スマホの画面に赤いバッジがついている。新着のスカウトメールだった。

開くと、目に飛び込んできたのは奇妙な文言。――「住居の移動を伴う仕事。各種特殊な契約が結べる方」。


(なんだろう、これ…)

思わず笑みがこぼれる。悪くない、退屈な日常を揺らすきっかけかもしれない。


さやかは、ほとんど考えもせずに、応募ボタンをタップしていた。

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