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ダイアモンドクラス  作者: 優里
シルバーへの復権

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女王の願い






嵐の後の穏やかな朝、

宝来優里は、山下遥香の隣で目覚め、

シルバークラスのレクリエーションには戻らないことを決意した。


彼女の心は、もはや孤独ではなく、

遥香とダイアモンドメンバーが与えてくれた温かい安堵に包まれていた。



優里はダイアモンドコテージで、

これまで経験したことのない、特別な合宿の最終日を過ごすことになる。




朝食は、コテージのリビングルームで、

ダイアモンドメンバー全員と共に摂った。



真佑が手際よく用意した豪華な朝食を、

優里は遠慮がちに、温かい気持ちで味わった。


遥香は優里の隣に座り、

彼女の様子を気遣いながら、パンやフルーツを勧めてくれた。


「優里、昨夜はよく眠れた?」


遥香の優しい問いかけに、優里は素直に頷いた。


「優里ちゃんがキャンピングカーに戻ったらどうしようかと思ってたよ」


真佑はにこやかに笑う。


「正直、迷いました...」


優里は苦笑いをした。


「別に、戻ったなら、連れ戻せばいいだけのこと」


優里は驚いて遥香のほうをみる。


遥香は「当然だ」といわんばかりに気にする様子もなく、吞気に紅茶を飲んでいた。




朔也と玲司は、優里の様子に気を配り、

時折、温かいコーヒーを淹れてくれた。


渉は、猫耳をつけたまま、黙々と食事を摂っていたが、

その視線は以前のように卑屈なものではなく、

優里の存在を自然に受け入れているようだった。


悠は、優里と遥香の間に流れる穏やかな空気を静かに見守り、

満足げな笑みを浮かべていた。


彼の計画が、着実に、

そして彼が望む以上の形で進んでいることを確信していた。


食事が終わり、優里は、シルバークラスの地図読みや

オリエンテーリングには参加しなかった。


というより、させてもらえなかったというほうが正しいだろう。


優里は思いっきりシルバーランクのキャンピングカーに戻るつもりでいた。


口では「戻らない」といいつつも、

自分の居場所はダイアモンドメンバーの優しさの上に成り立っている。


自分の居場所はここではない。


優里は戻ろうと荷物を探したが、

優里のリュックサックは真佑がギュッと握っていた。


「あの…。」


「ダメ。」


「まだ何も言ってませんけど…」


そこに、遥香がくる。


(…遥香様の指示なのか)


「私はシルバーランクなので、やっぱりシルバーランクの居場所に戻りますよ」


「締め出された場所に戻るなんて、随分と強靭なメンタルの持ち主なのね」


「…へっ?」


「...私の目の前にいればいいのに」


心なしか、遥香の顔が赤くなった気がした。


(…きっと気のせいだろう)



そんなわけで、代わりに、彼女はダイアモンドメンバーと共に、

彼らなりの「レクリエーション」を楽しんだ。



真佑が持ち込んだボードゲームをみんなで楽しんだり、

悠が淹れる高級な紅茶を味わいながら、

普段は交わすことのないような他愛もない会話をしたりした。


優里は、彼らの自然な会話の輪に加わり、

緊張しながらも、その居心地の良さに驚いた。


特に、遥香は積極的に優里と交流しようとした。


二人は、リビングのソファで並んで本を読んだり、

窓から見える景色について語り合ったりした。


遥香は、優里の学園生活や、趣味について優しく尋ね、

優里もまた、遥香の意外な一面に触れることができた。


この個人的な時間は、二人の心の距離をさらに縮め、

お互いへの理解を深める貴重な機会となった。


渉は、時折、学園の他の生徒たちの合宿の様子や、

今後の学園の動向に関する「小ネタ」をさりげなく提供した。


彼の情報は、常に的確で面白く、優里の心も和ませた。

彼の猫耳も、もはや滑稽なだけの存在ではなく、

彼が優里のために「変わろうとしている」証として、

優里の目に映るようになっていた。



合宿の最終日、優里はダイアモンドコテージで、かけがえのない時間を過ごした。


それは、単なる豪華な施設での滞在以上の意味を持っていた。


彼女は、遥香の隣で、

そして他のダイアモンドメンバーの温かい眼差しのなかで、

初めて自分が「守られている」場所があることを実感した。


この日、優里の心に宿ったのは、遥香への深い感謝と、

彼女と共にこの温かい場所でこれからも過ごしたいという、

確かな願いだった。


そして遥香もまた、優里への思いが、単なる庇護欲を超え、

より深く、かけがえのない絆へと変化していることを自覚した。



合宿の終わりは、優里にとって、

シルバークラスに戻ることを意味するのではなく、

ダイアモンドクラス、特に遥香との新たな関係の始まりを告げるものとなった。




合宿最終日の午後、優里は、遥香の隣で穏やかな時間を過ごしていた。


リビングルームでは、

向井渉が、相変わらず白い猫耳をつけたまま、手元のタブレットを操作していた。


優里は、渉の猫耳が、

もはや彼のトレードマークのようになっていることに気づいていた。


そして、ふと、素朴な疑問が頭に浮かんだ。


優里は、少しはにかみながら、渉に問いかけた。


「あの……向井くん」



渉は、優里に呼びかけられ、タブレットから顔を上げた。

猫耳がピクリと動いた。


「お風呂に入る時とか、寝る時とか……その猫耳、どうしてるんですか?」


優里の問いかけに、渉は一瞬、言葉に詰まった。


彼の顔に、微かな戸惑いと、そして照れが浮かんだ。


まさか、優里からそんな質問が飛んでくるとは思っていなかった。


真佑は、優里の質問に思わず噴き出しそうになり、口元を手で覆った。


朔也と玲司も、静かに笑いをこらえているようだった。


悠は、このやり取りを面白そうに眺めていた。


渉は、猫耳を触りながら、しどろもどろになりながら答えた。


「え、あ、その……お風呂の時は、さすがに外すけど……寝る時は……」


彼は言葉を濁し、視線を泳がせた。


優里の「裁き」を律儀に守っている彼にとって、

寝る時も猫耳をつけていることは、ある種のプライドでもあり、

同時に、誰にも知られたくない秘密でもあった。


その時、遥香が、優里の頭を優しく撫でながら、渉に視線を向けた。


「渉、正直に答えて。」


遥香の言葉に、渉はさらに顔を赤らめた。


渉は、観念したように、はっきりと答えた。


「……寝る時も、つけてる……にゃん」


渉のその言葉に、優里は思わず微笑んだ。


彼の真面目さと、どこか滑稽な姿に、優里の心は和んだ。


猫耳は、もはや彼が犯した罪の象徴であるだけでなく、

優里と渉の間に生まれた、奇妙で温かい絆の証となっているようだった。





合宿最終日の夜、

優里は、遥香と共に、

暖炉の火が静かに燃えるダイアモンドコテージのリビングルームで過ごしていた。


他のダイアモンドメンバーたちは、

それぞれの部屋に戻ったり、

リビングのソファで穏やかに眠りについたりしており、

二人の間には、静かで親密な時間が流れていた。



優里は、遥香の隣に座り、温かいミルクをゆっくりと飲んでいた。


遥香は、優里の髪を優しく撫でながら、窓の外の暗闇を見つめていた。


嵐は完全に去り、夜空には満点の星が輝いていた。


遥香は、静かに口を開いた。


「優里……この合宿、どうだった?…つらくなかった?」


遥香の声は、いつになく優しく、優里の心に温かく響いた。


優里は、遥香の問いに、素直な気持ちで答えた。


「最初は……すごく怖かったです。私、また一人ぼっちになるんだって……」


優里の言葉に、遥香は優里の手をそっと握った。


その温かさに、優里は安心感を覚えた。



「でも……遥香様が、私をコテージに招き入れてくれて。朔也様も、玲司様も、真佑様も、……みんな、優しくしてくれて。私、こんなに温かい気持ちになったの、初めてです」


彼女がこれまで経験してきた孤独と、

この数日間で得た温かさとのコントラストがあまりにも大きかった。


遥香は、優里の言葉に、深く頷いた。

優里への深い愛情と、彼女を守りたいという強い決意が宿っていた。


「優里……私は、あなたに、もう二度と寂しい思いをしてほしくない」


遥香の女王としての立場を超えた、一人の人間としての、純粋な願いだった。


「学園に戻れば、また、あのルールが待っている。あなたは、ラウンジには入れない……」


遥香は、優里の手をさらに強く握りしめた。


彼女の言葉には、優里を再び孤独にさせたくないという、切実な思いが込められていた。


「でも、私には……あなたが必要なの。優里」


遥香の言葉は、優里の心に深く突き刺さった。


女王である遥香が、自分を「必要」だと言ってくれている。

それは、優里にとって、信じられないほどの喜びだった。


優里は、遥香の瞳を真っ直ぐに見つめ、その温かい手に自分の手を重ねた。


優里の心のなかでは、学園のルールや、過去の苦しみなど、

全てがどうでもよくなっていた。


ただ、遥香の隣にいたい。


この温かい場所で、遥香と共に過ごしたい。


その思いが、彼女の心を支配していた。


遥香は、優里の瞳に、確かな決意の光が宿っているのを見て、微かに微笑んだ。


この夜、二人の間には、言葉以上の、確かな絆が結ばれた。



合宿の最終日、

優里は、ダイアモンドコテージでの温かい朝食を終え、

名残惜しそうに皆と別れを告げた。


彼女の心は、この数日間で経験した奇跡のような温かさと、

遥香との間に芽生えた確かな絆で満たされていた。


コテージの外では、それぞれの運転手が運転する高級車やリムジンが、

ダイアモンドクラスの生徒たちを迎えに来ていた。


遥香もまた、運転手が待つ豪華な車へと向かった。


優里は、遥香が車に乗り込むのを見つめていた。


遥香は、優里に優しい微笑みを向け、小さく手を振った。


その笑顔には、またすぐに会えるという約束と、

優里への深い信頼が込められているようだった。



優里は、学園のバスが待つ集合場所へと歩き始めた。


シルバークラスの生徒たちは、疲労と、

合宿の終わりへの安堵が入り混じった表情でバスに乗り込んでいた。


優里のクラスメイトたちは、彼女を締め出した件について、

朔也からの警告を受けて以来、優里に直接話しかけることはなかったたが、

その視線には、以前のような嘲りや軽蔑の色はなく、

わずかな困惑と恐れが混じっていた。



優里がバスに乗り込もうとしたその時、背後から声がした。


「優里」


振り返ると、そこに立っていたのは、日向朔也だった。


彼は、すでに運転手の車に乗る寸前だったが、

わざわざ優里の元まで来てくれたようだった。


朔也は、何も言わず、優里に小さな袋を差し出した。


優里が受け取ると、なかには真新しいイヤホンが入っていた。


「バスのなかは騒がしいだろう。これで少しは静かに過ごせる」


朔也の声は、いつもと同じく淡々としていたが、

その言葉には、優里への深い配慮と、

彼女がバスのなかで再び孤独を感じないようにという、

優しい気遣いが込められていた。


彼が、優里の細やかな感情にまで気を配っていることに、

優里は驚きと感謝の念を覚えた。


優里は、イヤホンを握りしめ、朔也の心遣いに胸が温かくなった。


「ありがとうございます、朔也様」


朔也は、優里の言葉に小さく頷くと、

それ以上何も言わず、自分の車へと戻っていった。


彼が去った後も、優里の心には、

ダイアモンドメンバーたちが自分に対して示してくれた温かさと、

彼らが自分を「守ってくれている」という確かな感覚が残っていた。


優里は、バスの窓際の席に座り、朔也からもらったイヤホンを耳につけた。


外界の騒音が遮断され、彼女の心は静けさに包まれた。


合宿は終わったが、優里にとって、

これは悲劇的な過去との決別と、

学園の女王様である遥香、そしてダイアモンドの仲間たちとの、

新たな未来への始まりを告げる、静かな旅立ちだった。








合宿の最中、遥香と優里の距離は、

ダイアモンドメンバーたちの巧妙な演出と、

合宿の出来事によって、確実に縮まっていた。


遥香は、優里への庇護欲と、

彼女の純粋さに再び惹かれ始めているようだった。


そんななか、篠原悠は、計画の次の段階へと進むことを決めた。


それは、遥香自身に、

優里がダイアモンドラウンジに入れる「パートナー」の必要性を意識させ、

最終的に遥香からパートナーシップを提案させることだった。


合宿中、ダイアモンドコテージで、

悠は朔也、玲司、真佑、そして渉に目配せをした。


彼らは、悠の意図を察し、自然な会話を装って、

遥香の意識を誘導し始めた。


真佑が、わざとらしく明るい声で切り出した。


「ねぇねぇ、合宿ももうすぐ終わりだねぇ。優里ちゃん、学園に戻ったら、またラウンジで会えないの、寂しいねぇ~」


遥香は、わずかに眉をひそめた。


朔也が、真佑の言葉を受けて、少し残念そうな口調で言いった。


「そうなんだよな。シルバーになったとはいえ、ラウンジはダイアモンド専用だからな。パートナーがいなきゃ、入れないし」


「パートナー」という言葉が、遥香の耳に強く響いた。


彼女は、悠と優里の「偽装パートナー」関係が解消されたことを知っており、

それが優里がラウンジに入れなくなった原因であることも理解していた。


玲司が、冷静な口調で付け加えた。


「しかし、優里がラウンジに入れないのは、情報共有の面でも不便だ。学園の現状を把握するためにも、彼女がラウンジにアクセスできる方が、何かと都合が良いだろう」


玲司は、感情ではなく、ダイアモンドの「機能性」という観点から、

優里がラウンジにアクセスできることの利点を提示した。


これは、女王としての遥香の理性に訴えかけるものだった。


その時、渉が、猫耳をつけたまま、ぼそりと呟いた。


「優里がラウンジにいてくれれば、もっと早く雨宿りできたのに……にゃん」



渉は、嵐の夜の出来事をさりげなく想起させ、

優里がラウンジにアクセスできないことの「不便さ」を、

遥香の心に改めて刻み込んだ。


あの夜、優里が雨に打たれていたのは、

ラウンジに入ることができなかったからだ。


そして、その原因は、優里と悠のパートナーシップが解消されたからだ、と。


悠は、彼らの会話を静かに聞いていたが、

遥香の表情に変化が見られたのを確認すると、最後に決定的な一言を投じた。


「結局のところ、優里がラウンジにアクセスするには、誰かのパートナーになるしかない。それが、ダイアモンドのルールだからな」


優里が再びラウンジに入れるようになる唯一の方法は、パートナーを持つこと。


そして、その「パートナー」が誰であるべきか、

遥香の心のなかには、既に答えが浮かび上がっていた。


遥香は、優里の方を振り返り、

その瞳に、かつての冷徹さとは異なる、温かい光を宿していた。


彼女の心のなかでは、女王としての理性と、優里への募る感情が、

ついに一つの方向へと収束しようとしていた。


遥香が優里に温かい視線を向け、心のなかで一つの決断を下そうとしていた、

その緊迫した瞬間。


優里が再びラウンジに入れる唯一の方法、

そして遥香が優里をそばに置くための手段──「パートナー」。


その言葉が、遥香の唇に上りかけた、まさにその時。


静かに会話を見守っていた朔也が、

遥香と優里の間に入り込むように、一歩前に出た。


「……俺が、パートナーになる」


朔也の言葉は、コテージのなかに決定的な衝撃をもたらした。


「朔也〜!!!」


悠、玲司、真佑、そして猫耳をつけた渉──

ダイアモンドメンバー全員の心のなかで、一斉に叫びがこだました。


悠は、ソファに座ったまま、わずかに目を見開いた。

朔也の行動は、彼の計画にとって完全に想定外。


遥香が自ら優里をパートナーに選ぶという、

最も理想的な結末に向けて、着々と進んでいたはずのシナリオが、

まさかの朔也の介入によって、根底から覆されようとしていた。


悠の表情には、一瞬の驚きと、

この予期せぬ事態への対応を巡る、複雑な思考が読み取れた。


真佑は、思わず口元を手で覆った。


玲司は、冷静沈着な彼にしては珍しく、目を見開いて朔也を見つめた。


朔也が、遥香の気持ちを差し置いてまで、

このような行動に出たことに、彼は深い驚きを隠せない。


渉は、猫耳をつけたまま、目を見張る。



最も衝撃を受けていたのは、遥香だった。


彼女は、優里に自ら手を差し伸べ、

共にラウンジに入る「パートナー」として招き入れようとしていた、

まさにその瞬間だった。


朔也の言葉は、遥香の心に深い動揺をもたらした。


優里への思いと、予期せぬ横槍。


遥香の瞳は、驚きで朔也を見つめていた。


優里は、何が起こったのか理解できず、

遥香と朔也の間で視線を揺らし、ただ困惑していた。


この夜、ダイアモンドコテージに集まった彼らの関係は、

朔也の突然の宣言によって、新たな、予測不能な局面へと突入した。




朔也の言葉を聞いた遥香以外のダイアモンドメンバー全員は、

すかさず「空気読めよ!」という強いメッセージを込めた目配せを朔也に送る。


彼らは、朔也の真の狙いを理解し、

彼が決して遥香と優里の関係を邪魔しようとしているわけではないことを知っていた。

これは、二人の関係をさらに深めるための、巧妙な「火種」だった。


玲司が、低い声で鋭くツッコミを入れた。

「お前じゃないだろ!」


真佑も、身振り手振りで必死に訴えかけた。

「絶対遥香だった!」


悠は、遥香の動揺と優里の困惑を横目に、朔也に視線を送り、心の中で叫んだ。

「今じゃなかった!」


そして、猫耳をつけた向井渉は、ただ一言、感情を込めて呟いた。

「にゃん」


朔也の行動が計画外の暴走に見えることへの焦りと、

しかし彼が真に何を目論んでいるのかという理解が入り混じった、

ダイアモンドメンバーの複雑な心境を表していた。



朔也は、仲間たちの心の叫びを受け止めながらも、

彼らの前で、自らの真意を淡々と、明確に語った。


「……今はまだ時じゃない。もっと女王には嫉妬してもらって、優里を本当に欲しがってもらわないと」


朔也の宣言が、遥香の優里への感情を揺さぶり、

彼女のなかに「嫉妬」という形で

優里への独占欲を芽生えさせるための策略であることを明かした。


「優里にも遥香を好きになってもらわないと」


ダイアモンドコテージに集まった彼らの計画は、

より複雑で、しかし最終目標に向けてさらに加速していくことになった。


遥香と優里の間の「パートナー」の座を巡る、

新たな駆け引きが始まった。


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