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炎が織り成す仕返しのダントファング  作者: れんも と くろぱん
第1章 ダントファング ~ 始まり~
7/10

骨と幹部の方

今回の担当は最近自分達の小説はどこか情報が欠けている気がしているくろぱんです


第1章 第5話




今日も今日とて金稼ぎ。

正直もう嫌ですこんなの、

それと社会の扉解放さんの威圧感半端ない。


どれくらいやばいかと言うとノアさんとトラップに引っ掛かった時と同じ、もしくはそれ以上の緊張感です、


もっと家でのんびりしたいと久しぶりに思った、そんな僕です


そんな僕が今いるのはダンジョン、

それも物凄く深いところ。

なぜこんなところに来たか、それは至って簡単、最初にも言った通り金稼ぎです


僕らは恐ろしい程にお金がありません、


何がどうなってお金が無くなったかと言うと…





「エイダートさん、お金が欲しいです」


これまた随分素直なお願いだ


「奇遇ですね、僕もですよ」


確かに金は欲しい、あと更に言うなら楽に稼ぎたい


「エイダートさん、どんぐりの木の最上階にカジノがあります、行きませんか?」


カジノ…それは犯罪の匂いがするが…どうしよう


「そうですね…エイリリアもあの変態も今は寝ています、行くなら今かもしれません」


ちなみにエイリリアとノアさんと僕は同じ部屋だがあの変態は別の部屋、なんなら1番遠い場所にあるから物凄く安心だ


「あ、僕は行きませんよ」


「来てくださいよ!!!」


嫌だよ行きたくない怖いし僕運ない自信あるし


それ以前に嫌な予感しかしない。


「来ないならエイダートさんのお財布にはお別れをする事になりますが大丈夫ですか?」


「ダメですよ!?!?」


本当にこの子は怖い、いつ何してもおかしくないのが本当に怖い



なんとか僕の財布にサヨナラバイバイしなくて済むようになったがノアさんはカジノに行った


それじゃあ寝よう…

あれ、机の上に置いておいた筈の財布が無い


ざけんなあんにゃろー!!!!




宿を出てすぐのところでノアさんは転んで居た、なにやらかなりアワアワとしている、


「大丈夫ですか、盗人ノアさん」


「ひゃぁぁぁッ 違うんですエイダートさん私はカジノに行こうとしているだけで別に盗んだ財布を川に落としてしまって慌てている訳じゃないですよ?!?!?!?」


どう考えても嘘だろう、というかここ、丁度橋の上じゃないですか、

とりあえず川を見下ろす、


やっばなにこれめっちゃ流れ早いんですけど


貧しい人達にあの財布が届きますように…


「ノアさん、絶対に許しませんよ」


僕は全力の笑顔を作って見せた






ということがありました


そして更なる問題がある、


「ちょっと見ないでよぉん!」


場所はダンジョン第五階層、この深さはもう人が滅多に来ない、そして更にここに魔王の部活が居るのでは という噂まである、そしてそんな場所の大広間にピンクのランタンとソファが置いてある、そして大広間に声の低いおじさんが頑張って高い声を出しているような声が響いた


「ちょっと見ないでよぉん!」


「あ、そういうセリフは1回で十分です」


「あ、はい」


何者だろうかこの全裸の骨は

まさか噂の…?


「も、もしかして噂の魔王の部下の方ですか?」


ナイスだ勇者ノアさん


「あらァん、もしかしてアタシの事知ってるのぉ?」


そういうキャラは社会の扉1人で十分です


「そういうキャラはこの人だけで十分…」


いつもは僕の後ろでフードを深く被って顔を隠しているエイリリアが変わらず僕の後ろ、なんなら可愛らしい小さい手で僕のフード付きマントを握りながらそう言った、

なんだろう、可愛いんだけど、それだと語弊が


「え、エイリリアさん?ちょっと語弊が…」


「「ぶっ」」


おい誰だ今笑ったの

正面にいるノアさんの肩が震えている、

そして後ろにいる社会の扉解放も僕らから視線を逸らしているが肩が震えている、お前ら後で覚えておけ


「え、我 以外にもこんなキャラの人間が?

どうやら君とは仲良く出来そうだね」


「あ、僕じゃなくてこっちです」


握手を求めてきたその謎の骨の手首をそっと掴んで社会の扉解放の手を握らせた


「なるほど、君がアタシと同じ性格なのねぇん」


「ち、違わなくはないですが…」


「まぁ良い、とりあえずあっちの方を見ておれ、我は服を着てくる」


随分と友好的な人、いや骨のようだ


魔王の部下かもしれない人がこれなら魔王はもしかしたらいい人なのかもしれない


とりあえず言われた通りにソファとは逆の方向を向いた


カチャカチャと鎧だかベルトだかを装備する音が聞こえる



そして数分後


「もう良いぞ」


そう言われて僕らはほぼ同時に骨のほうを見た

その骨はやや紫がかった黒い鎧を身に纏って、腰には強そうなかっこいい剣が帯びていた


腰の鞘には見覚えのあるマーク、これは一体なんだっただろうか、


まぁ今は別にどうでも良いのだが


「さて、我が名は…あぁ、名前が無いんだった

我は魔王軍幹部のスケルトンナイトである!

ここで出会ったからには貴様らには死んでもらうぞ!」


「だってさ、どうする?」


「「「帰ろっか(帰りましょう)」」」


相変わらずのシンクロ、社会の扉解放は戦う気満々だったのか後ろで え? と困惑している様子


「な、に、逃げるのか貴様ら!

我を打ち倒せば多大なる報酬が貰えるのだぞ」


バカその発言は良くない!!!

魔王幹部様の発言と同時にノアさんが杖に魔力を込めた、まずいこの魔力量は確実にアレだ


「それっ!」


僕が慌ててひっぱたこうとした時、既にノアさんは魔力を放出させていた


ふざけんな!!


「イスコートドヴェント・フィリオ!」


反射的に放ったこの魔法はエイリリアに教わった冷風防御魔法、近くにエイリリアがいる時は風魔法が何故か上手くいく、それのおかげかかなり熱い筈の爆風を少し温かいくらいの少し強いくらいの風になっていた。


なんとか爆裂魔法の余韻を防ぎきって舞った土埃も収まって視界が戻ってきた、


そして先程のスケルトンナイトさんは…


「我の…負け……だ…………」


勝ってしまったらしい。


「本当ですか?

まだ魔力の流れをビンビン感じるんですけど」


「あ、気付いちゃった?」


ノアさんには魔力を感じれるらしい、それって便利なのだろうか、いや、もしかしたら誰にでもできるのかもしれない


「さて、我はそろそろ帰ろうかな」


ふざけんな!!!!!!!


スケルトンナイトは平然と立ち上がって近くの暗がりに入ると溶けるように消えていった


ふざけんな!!!!!!!


「帰ろう、帰ってギルドに今回のことを報告しよう、そうすればきっと報酬が少しは貰えると思う」


「そうですね、もう帰りましょう」


これで1リリスももらえなかったらもう1回ダンジョンに潜らなくてはならない、憂鬱だ…




無事にダンジョンからでれた、

外は既に暗くなっていたがギルドはまだ活気がある、

流石はギルドと言ったところだろうか、

エイリリアがギルド内の食堂(酒場ではない(筈))で僕らの晩御飯を注文しに行った時にナンパされたそうな、流石は僕らのエイリリア。



とりあえず晩御飯を食べてからギルドに報告することにした。



ノアさんがまだ食べているがとりあえず報告しに行こう、ちなみにノアさんがまだ食べ終わっていないのは食べるのが遅いからではなく沢山食べようとしているからだ。

食いしん坊め


「すいませーん、報告が…」


ギルド職員に話し掛けようとしたその時、


「緊急、緊急、魔王軍幹部と思しきスケルトンナイトがダンジョン内から出現!

戦える者はどんぐりの木前に集合!

繰り返します

緊急、緊急、魔王軍幹部と思しきスケルトンナイトがダンジョン内から出現!

戦える者はどんぐりの木前に集合!」


出てきちゃったよ


「行きますか…」


「ほへははへおはっははいひはふ」


なんて言ってんだ、


「これ食べたら行きます って言ってるよ」


流石はエイリリアだ

微笑みながら頭を撫でてやった、

エイリリアは物凄く嬉しそうに笑顔になった、

可愛い。


とりあえず可愛いエイリリアとギャップが凄かった社会の扉解放(変態じゃない時は いのと と呼んで欲しいと言っていた気がする)を連れてどんぐりの木の前の広場へ向かった




褒めてください2日で書き終えましたよ!!

モチベーションまみれです!

読者の方々が評価してくれると更に嬉しいんですよ

皆さん是非良い方でも悪い方でも評価をくださいっ!


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