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炎が織り成す仕返しのダントファング  作者: れんも と くろぱん
第1章 ダントファング ~ 始まり~
6/10

変態と下ネタ

担当はれんも氏、

新キャラのおかげでやる気マシマシです…


第1章 第4話からは下ネタが増えると思われます、

指と指の隙間からチラチラご覧下さいませ

第1章 第4話



現在、過去最高のピンチです


それは勿論、ダンジョンに閉じ込められたこと


ではなく、このダンジョンに閉じ込められたのが僕、ノアさん、エイリリア、この3人だけということです、


まずは食料と水、

水は魔法でなんとか…もしかしたらみんな使えないかもしれない


「エイリリア、水魔法使える?」


僕が質問してみるとすぐに首を振られた、

ノアさんは…


「す、少しなら使えますよ」


最高だ


「「ははー」」


エイリリアと同時にノアさんを拝んだ。


「ちょ、拝まないでください、拝んだって何も…え、えへへ」


調子に乗った様だ。

とりあえず水問題は解決した


だが食料はどうしようか、

まずエイリリアがチョコレートという物を持っていた筈だ

ただそれだけではすぐに死んでしまうだろう


「みんな、とりあえず今の所持品の確認をしよう」


「えっと、私は特に何も…」


ノアさんは杖しか持ってきていない、ダンジョン舐めてんのか

まぁそんな僕も簡易野営キットしかもってきていないのだけれど


「わ、私はち、チョコレートと野営キットの一部を…」


流石はエイリリア、ただ食料が壊滅的に少ない


「エイダートさん、少し深い所に行けば食べれる部位を持つモンスターがいます、そこで食料を確保するのはどうでしょうか」

それだ!!!!!


「そうしましょう!ところでそこは何階ですか?」


「えっとたしか17階ですね」


え?

たしか17階は過去最高記録だったはず…


「ノアさん、流石にその深さは…」


「ねぇエイダート、この木って上は雑貨屋だったり人が住んでたりしてるよね」


エイリリアが申し訳ないようなオドオドしたような様子で話しかけてきた

あら可愛い、ってそうじゃない、今なんて言った?

この上に人が…?

なら窓もある筈…


さっきまでの話し合いは無駄だったらしい

なんだか物凄く虚しい


「じゃ、いこっか」


二人共頷いて僕らは並んで上に続く階段を登った。

二階(上)には普通に人もいたし窓もあった、

住人からの承諾を得て窓からダンジョンを出た


「いやぁ~、一時期はどうなるかと思いましたよ~」


「ハハハーソーデスネー」


おっと棒読みになってしまった


そんなことはさておきさっさとギルドなる場所へ向かおう、見た目に反して重たい水晶のような物体を売り払ってやりたい、


「ノアさん、これ、持ちます?」


「無理です☆」


な、懐かしい

いや、まだ最近のことだっただろうか


確か、僕が旅に出て少しの時に、ゴブリン達に向かって放った言葉だったはず…


まぁ今はそんな前の事は忘れよう、取り敢えずはこの魔石を売らないと


「ヒョッヒョッヒョッヒョ、ワテクシの名前はシャカ・イノ=トビラ・カイホ=ウでごわすよ♡」


うわなんか来た


屈強な体に茶色い肌、そして厚い化粧、きっしょ


「「「きっつ」」」


見事にシンクロ、そしてその不審者は少しずつ近付いて来て___


「あらぁん、そこの漢…ケケケッ、可愛い顔してるでごわすねぇ…ワテクシと1夜、過ごして見ては?」


そのきっしょい人は、足をクロスしながらクネクネと僕に近付いてきた


来んな気持ち悪い。


「エイダートさんにそういう趣味は無いので、それでは。」


ノアさんが何故かフォローに入りつつ、皆で社会の扉解放……?さんから離れる


すると……


「可愛い漢は、逃がさないわよォん!!でごわぁす!!」


何だよごわすって、焼き殺すぞ。


その人は、何故か高速で足クロスクネクネ歩きで走ってきた


「えっ、えええエイダートさん逃げましょう!この人ヤバいです!!」


そこで運良く?警報が流れた


「緊急、緊急!!1町内に正体不明のモンスターが出没!!

住人はただちに避難、戦える者はダンジョン前の広場に集合!!!

繰り返します!!!

1町内に正体不明のモンスターが出没!!

住人はただちに避難、戦える者はダンジョン前の広場に集合!!!


え?あぁ、えぇ、女性の方は戦わない方が良いとのことです」



女性は戦わない方が良い…?

社会の扉解放…?さんの方を見てみると…


「あら、せっかくこの漢ちゃんをぶち○せるかと思ったのに、残念でごわすね…」


ふざけんな灰にすんぞ

さて、僕らはどうしようか

ノアさん達の方を見ると


「わ、私は勿論行くよ、え、エイダートのため…」


最後が聞こえなかったが行くということで良いだろう

ノアさんは……


「嫌です!!!!」


物凄く即答だった。


「じゃあノアさんは宿に戻ってください」


「私だけ仲間外れにするんですか…?」


お前が言ったんだよ!!!!


「貴方が言ったんですよ、戦いたくないなら戻ってください、まぁ…戦ったらきっと懸賞金が出るでしょうね……」


僕がそう匂わせぶり発言をするとノアさんが目を輝かせて


「やります!やらせてください!!」


金に目が無いなこの人


「じゃあ行きましょうか」


「そこの可愛い漢が行くと言うのなら、ワテクシも行くでごわすよッ!!」


「貴方は付いて来ないで下さいよ!!!!」


「お黙り、強制的にお口チャックしちゃうでごわすよぉん♡」




さて、とりあえず広場に来てみたが…


なんだろう、男の僕すら見たくないような物が


強そうな騎士の人達を軽々とねじ伏せてたまに間違えてる踏んでいる、そしてそのモンスターの見た目がこれまた強烈的で、どんな見た目かと言うと…その、○○○丸出しの雄猿だ、


社会の扉解放…?さんがなんだかときめいている気がするのは気の所為だろうか


「ハァ…ハァッ、嫌ダメよ…流石にあのデカさでも、モンスターはモンスター…ワテクシの敵には変わりないのでごわすからッ……」


気の所為じゃなかった。

何なんだこの人、本当に


「貴方、もし人間に生まれてきたのなら、もっと平和な生活が出来たかもしれないでごわすね…、でも敵は敵。」


そうすると社会の扉解放 さんは 猫背に なりつつ こう言い放った


「……そのでか○○○抉り取って家宝にしてやるでごわすよ!」


何故だろう、この後ろ姿はすごく頼りになるのだが…


言っていることがなぁ…

そんな事を思っていると社会の扉解放 さんが謎の足クロスステップをしだして



「公衆の場でオープンのメンタルは潔く認めてあげるでごわすよ!ヒョッヒョォォォォォ!!!」


さっきまではまだかっこよかったのになぁ…

本当に発言が変態だ


そう思っていると今度は物凄いクネクネしながら高速で猿の方に走っていって


「ワテクシの聖なる愛を喰らいなでごわす! ドォラァ!!」


凄い、何故かこの人の 愛 という言葉には恐怖しか感じない、凄い。


そんな単純な感想を抱いていると

両方ともデカい猿よりも高く軽々と跳躍して

まさにクネクネという言葉が似合っている動きをして


「さよなら、ビッグなマグナムちゃん…貴方は、ワテクシの心の中で永遠に残り続けるでごわす。」


「「「す、すごい……」」」


なんだあの変態地味た強さ、本当に変態じゃないか……


「…さて、前言撤回は出来ないでごわすからね、さっさともぎ取って家宝にしないとでごわす…」


「「「前言撤回しようあの人は凄くない」」」


3度目のシンクロ、

僕らは物凄く考えてることが同じ…

いや、この人の前じゃ皆こうなのかもしれない


僕らがあの変態を遠目に見ていると

後ろからなんとか生き延びたと思しき兵士の人がやってきて


「助かりました、あの方はあなた方のお仲間で?」


「「「いいえ違います」」」


「そんな貴方達に提案、今からでもワテクシをその仲間に入れるのはおかしくないと思うでごわすよ?別の意味で"入れる"のも…ね??」


かなり酷い


この変態のせいで兵士の人まで混乱してるし思いっきり引いてる、こんな人を仲間に入れたらかなり不味いことになる、そう、物凄く


「…ジョークジョーク、まぁ仲間に入れて欲しいのは本当でごわすけど、貴方達の判断に任せるでごわすよ。」


「あはは…ならもう少しまともな格好でまともな口調でいて欲しいなぁ…」


まずい、どうやら僕まで混乱しているらしい。

即答で断れば良かったァァァァ(綺麗な高音)


「…服装はともかく、口調でごわすか…」


社会の扉解放さんは、そんな事を口にしては


「じゃあ、これでなら問題はありませんか?貴方様方…。」


なぬ!?!?

これはちょっと…


「えっと、とりあえず後で見た目なんとかしてからその口調にしましょうか…」


「変えたら変えたで引かれるんでごわす?!」


僕はもう気が気じゃないのかもしれない、

宿に戻ったら良く休もう




そんなこんなでやばい変態が仲間になってしまった。いや、まだ仮入団…そう…多分


そういえばノアさんとエイリリアがヤケに静かな気がする、


一体どうしたのだろう と思って見てみると…

いつの間にか隣に立ってなくて猿の魔石だとか高値で売れる(多分)部位をえぐっていた


そしてこれは後から知ったのだが、社会の扉解放さんが抉りとったあの部位は病を治す薬に使えるとかなんとかで とんでもない高値で売れるらしい、なんとももったいない


流石に金に目がないノアさんでも、その部位だけは欲しいとは思わなさそうだ。


だってそれ聞いた時の目死んでたもの。



まぁその後、なんやかんやあって あの爆音店主の居る宿に戻ってきた。


「らっしゃッ!!… って……なんだその …なんだ、うん。」


どうやらこの宿主ですら少しは引いちゃうらしい


そりゃそうだ、だって今現在社会の扉解放さんは……


「あら、このお方…意外とアリかもしれないでごわすね」


ヨダレ垂らしながら宿主見てるもん。


「ま、まぁいい…、今夜も泊まってくかい?」


宿主さんは思考を切り替えたのか、僕に視線を向け


「あら、夜の泊まりならワテクシに任せなさいでごわすよ!」


もういい加減黙ってくれないかなこの変質者。


「ま、まぁ泊まりはしますよ…普通の意味でね!」


僕は下手な笑みを作って、宿主の質問に返答する


「そ、そうか…、ゆっくり休むんだぞ!!!」


結局爆音店主に切り替わった。

そして無事にクレーマーの大群に呑まれて物凄く疲れることになってしまった。


時々男性の悲鳴が聞こえたが、それはもう気にしない方がいいのかもしれない


結局、仮入団とは言え、僕達はヤバいやつを仲間にしてしまった。


これから普通の暮らしを過ごす事は出来るのだろうか____




どうもれんもです。

まぁた小説めっちゃ遅れましたすみません。

まぁ普通の小説家もこれくらいのスピードだよね思考がたまにあるのでお許しを


是非今後とも炎が織り成す仕返しのダントファングをよろしくお願いします!!


外伝の方もよろしくね

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