どんぐりと光
担当
大体半分くらいれんも
投稿遅れて申し訳ない。
れんも曰くネタが無かったのだとか、
許してやってくれ
第1章 3話
僕は今、短い人生で最も勢いが付いています。
勿論、物理的にですが
「 うわぁぁぁあぁぁあぁぁあ?! 」
僕もノアさんも流石に叫ぶ。
こうなったからには勿論理由が ある、
まだ未開封と思われた宝箱にノアさんが食いついたと思えば、まさかのトラップ宝箱だった。
「 見えざる風よ!我が盾となれ!」
全力でイスコートドヴェントの詠唱を終え、
「「 イスコートドヴェント!!!」」
ノアさんと同時に魔法を発動させて僕達はなんとか地面に打ち付けられて死ぬのは逃れられた
しかしなんという事だろう、
着地した目の前、見たこともない苔の様なモンスターが居た
「見た事の無いモンスターです…」
「そんな事言ってる場合じゃありませんよ!一刻も早く逃げないとっ!」
こんな状況下で平然と喋ってられるノアさんが1番怖い。
流石にダンジョンの奥深く、取り敢えずは逃げよう
僕はノアさんに手招きして走る、流石にあのモンスターは今の実力じゃ倒せないのは目に分かっているからだ。
そしてしばらく走った後、背後を確認したが、そのモンスターはいなかった
「運が良いのか悪いのか…、取り敢えずは殺されずに済みましたね」
僕は安堵の息を吐く
と言っても、此処は一体どれくらいの深さなのだろうか
「すみません…私があんな宝箱にさえ食いつかなければ……」
もし僕がリリスをほぼ全て使い切ってたら、多分ノアさんと同じ様に開けてただろう
「大丈夫です、人は危機的状況に陥った時は正確な判断が出来ないらしいので」
嫌味にしか聞こえないだろうが、僕なりの精一杯の慰めなんだ。
*
しばらくダンジョン奥深くの安全地帯で休んだ後、取り敢えず早く帰ろうとなり、現在敵から逃げつつ上ら辺まで上がってこれたのだが
ぐぅ~うぅうぅぅっ
2人の中の1人が、お腹からハーモニーを奏でた。
そう、ノアさん…と見せかけて僕だ。
「すみません…動き回ってたらお腹が空きました」
僕は頭を掻きながらそう言う
自然現象なのに、知り合いに聞かれると恥ずかしいものだ
そう思っていると、ノアさんが自分用に買っていたのであろうクッキーが大量に入った袋を出した。
「これ、たべますか?」
そう言って僕にその袋を差し出す、
なんというか、色んな意味で重そうだが、
生きて帰る為に貰おうと思って無言で頷いた。
「どうやったら帰れますかね……」
クッキーをある程度食べ、満腹になった頃にノアさんに質問してみた。
「分かりませんが…とりあえず上に穴でも空ければ帰れるんじゃないでしょうか」
ノアさん、怖い。
「それだと上に住んでいる人に被害が及んでしまいます、正規ルートを辿って地上に行くしか…」
ほぼ詰みじゃん…と考えていると何処からか、
透き通った少女の声が聞こえた。
「ウマムース」
そして僕らから少し離れた場所に小さな光の弾が現れた。
そして更にその奥にもひとつ、
そして連鎖するようにポツポツと現れた。
「ノアさん、武器を持って、あの光を辿りましょう」
「は、はい!」
クッキーを必死で食べていたノアさんにそう声をかける、どうやらノアさんはこう見えて食いしん坊な様だ。
周りを警戒しながら灯された光の方へ歩く。
数分歩いた所に上と下に続く階段があった。
そして上側の階段の踊り場に僕より少し小さめな少女が居た。
しかし暗くてよく見えない。
「また、どこかで会おうね!」
そう言い残してその少女は階段を駆け上がっで行った。そしてその後を大型犬のような何かが着いて行った。
「あの人に見覚えありますか?」
僕はすかさずノアさんに聞いた
「いえ、私は友達と言える人なんて1人も居なかったので……」
ノアさんはぼっちだったらしい。
とりあえず助けてくれたあの少女に感謝しながらノアさんと共に階段を登った。
そして何故か久しぶりに見るような気がする空と喧騒が聞こえた。
とにかく、脱出出来て良かった。
「ノアさん、またあの女の子に出会ったら、
仲間にしませんか?」
「そうですね!」
僕は何故か視線を感じて斜め後ろを向いた。
そしてその先の物陰から誰かがこっちを見ていた。僕の視線に気付くて慌てて顔を引っ込めた。
「また、会おうね」
僕はそう呟いた。
「エイダートさん、今何か言いました?」
「なんでもない。行こう」
僕達は仮拠点のうるさい宿へ歩き出した。
まさか、あの宿で予想外の再会をするとは一切思わずに
皆さん、こんにちは おはよう おやすみ こんばんは 初めまして 。
今回の小説担当れんもです
投稿めちゃ遅れてすみません、サボってました
今度からはフルスピードで書けるよう努力します。
初心者だから許してください!!