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〜鋼ランククエスト・鱗粉蛾蹂躙戦〜

〜鋼ランククエスト・鱗粉蛾蹂躙戦〜

 

 現在、冒険者協会には騒がしい声が響いている。

 

 「おっ! 落ち着いて下さい! あなたはまだ銅ランクなんですから!」

 「そうだぜ落ち着けっぽい! 金ランクの援軍が来るまでもう少しだからっぽい!」

 

 赤髪の冒険者が三人がかりで押さえつけられている。

 

 「あなたは少し我慢を覚えたほうがいい! カルシウムが足りなさすぎるぞ! もっと煮干しを食え!」

 

 その冒険者を押さえているのは、メル先輩とシュプリムさん、虞離瀬凛グリセリンさんの三人がかりだ。 ちなみに今日のシュプリムさんのキャラ設定的に、語尾は『〜っぽい』になっているらしい。

 なにやら私の知っているキャラとだだ被りな気がするが、まぁ今はどうでもいいっぽい。

 三人が全員で体重をかけて思い切り引っ張っているにもかかわらず、赤髪の冒険者はずかずかと入り口へ歩いて行く。

 

 「おい離せ、虫どもを野放しにはできん。 とっとと駆除しに行かねばならんのだ」

 「きんちょるそんさん! 何度も言ってますが森林エリアには銅ランクだけでは入れないんです! ですからあなただけ先行してもダメですってば!」

 

 きんちょるそんさんは私が命名した第五世代冒険者。

 かなりせっかちで虫系モンスターの討伐しかしない変わり者。

 

 「ぬをぉ! なんだこいつ! 全員で押さえてんのに止まらないっぽい!」

 「ちくしょう! この私でも彼の歩みを止められんのか! 昨日は確かにタンパク質を九十グラムしか摂取していなかった! タンパク質が足りないと言うのか!」

 

 きんちょるそんさんはおそらく虫系モンスターにただならぬ恨みがあるのだろう、彼にしがみついている三人を引きずってずかずかと歩き続けている。

 それにしてもあのパワー自慢の虞離瀬凛さんですら彼の歩みを止められないとは………

 一体どんな足腰しているんだ?

 

 「だぁから! メルさんが果ての荒野に援軍を頼んでて、それがもうすぐ着く予定っぽい! だから後少しだけ待てって言ってるっぽい!」

 「ぽいぽいとうるさいぞ金髪。 虫どもは見つけたらすぐに駆除するべきだ。 放置していてもいいことはない。 文句があるのならお前も着いて来い、鋼ランクのこいつがいれば文句はないはずだ!」

 

 ………きんちょるそんさんは頭が硬すぎる。

 すぐに駆除するためにメル先輩は援軍の到着を待っているのだ。

 入念に打ち合わせをして速攻で討伐するための作戦を立てると言うのは基本中の基本だ。 モンスターを発見したからといって無茶な特攻をすればまさかの事態に対応できない。

 

 怪我人が増えるだけではなく、場合によってはその特効が原因で強くなってしまうモンスターもいるのだ。

 相手の死骸を食して強くなるモンスターや、見たものに変身できるモンスターなど上げればキリがない。 にも関わらずきんちょるそんさんは虫の事になると猪のように突っ走ることしか出来ないようだ、あれはいい加減どうにかしないと命がいくつあっても足りないと思うのだが………

 

 「おい! 誰かワイヤーと煮干しを持ってこい! こいつをどこかに繋いでカルシウムを摂取させておかなければ森林エリアに突っ走っていってしまいそうだ!」

 

 煮干しはいらないだろう? とは思いつつも、私はワイヤーを持って三人の援軍に向かった。

 

 

 ※

 「で? なんで私も参加させられたんです?」

 

 現在、ワイヤーでぐるぐる巻きにされたきんちょるそんさん含め、五人でカフェエリアに移動している。

 

 「だって、セリナも暇そうにしてたから、どうせなら知恵を借りようと思って………」

 「久しいな、セ………セイヤ? とりあえず早くこれを解け、俺は今すぐ虫どもを………」

 「セ・リ・ナです! なんですかセイヤって、聖闘士セイントじゃないんですから! っていうかさっきメル先輩が私の名前言ってたのになんで速攻で名前間違えることができるんですか! バカなんですか?」

 

 開口一番名前を間違えられた私はぶつぶつと文句を言ってやった。

 

 「うむ、そんなことはどうでもいい、おれは一刻も早く虫どもを………」

 「ぬぁぁぁぁ! 話通じねぇぇぇぇぇ! NPCかお前は!」

 

 ついつい机を叩きながら憤ってしまう私。

 

 「なぁセリナさん。 NPCってなんだ?」

 

 ひと段落ついたからだろうか? 早速キャラ設定を忘れてしまっているシュプリムさん。

 

 「『っぽい』って言い忘れてるっぽいですよシュプリムさん。 あとNPCと言うワードは忘れて下さい、口が滑りましたっぽい」

 「NPC………なにかの栄養素かなんかですかね?」

 

 虞離瀬凛さんも大概頭が硬い人だ、この人は知らないワードを聞くとすぐ栄養素だと勘違いしてしまう。

 メル先輩の担当冒険者はバカか頑固者しかいないのだろうか?

 

 「ねぇセリナ? あなた今すごく失礼なこと考えてない?」

 

 なぜ私の顔を見ただけで考えている事が分かるのだろうか?

 眉間にシワをよせながら視線を向けてくるメル先輩から逃れるように、私はわざとらしく咳払いをする。

 

 「そんなことよりはやく俺を解放しろ。 俺は早く虫どもを………」

 「だれか粘着テープ持ってきて下さい! この人の口を塞ぎます!」

 

 私が大きめの声で呼びかけると、私の目の前に粘着テープが突き出された。

 

 「はいでやんす」

 「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」

 

 例によって突然現れた鬼羅姫螺星きらきらぼしさんにおどろいてイスに座ったままのけぞってしまう。

 

 「なんで俺が出てくるとセリナさんはいつも叫ぶんでやすか? そんなに俺のことが嫌いでやんすか?」

 「いやいや! 急に出てくるからビックリしちゃうんですよ。 そんな事よりその粘着テープできんちょるそんさんの口を塞ぎましょう、話が進みません」

 

 こうしてワイヤーでぐるぐる巻きのきんちょるそんさんの口を塞ぐことに成功した私たちはこんな騒ぎになった理由をようやく聞くことができた。

 

 

 

 なんでもメル先輩は現在、鱗粉蛾(プドゥルニューイ)蹂躙戦の準備をしているらしい。

 ご察しの通り鱗粉蛾は巨大な蛾だ、文句なしに虫系モンスター。

 虫系モンスターの蹂躙戦を準備をしていることがきんちょるそんさんにバレると、非常に面倒なため黙っていたらしいのだが………

 

 「シュプリムさんが、今朝口を滑らせちゃってね。 それがきんちょるそんさんに聞こえちゃったみたいで………」

 「それでああなったんですね?」

 

 困った顔でうなづくメル先輩と、シュンと肩を窄ませるシュプリムさん。

 隣では口を塞がれて、真顔で唸り続けるきんちょるそんさん。

 まったく、シュプリムさんがバカなのは知っていたが、救いようもないおバカちんだったとは………

 

 「それにしても、鱗粉蛾とはまた厄介なモンスターでやんすね」

 

 きんちょるそんさんの口を塞ぐのに協力してくれた鬼羅姫螺星さんも話を聞いてもらっていて、鱗粉蛾と聞いて嫌そうな顔をしている。

 鱗粉蛾自体は下級モンスターで討伐難易度はそんなに高くない。

 ただこのモンスターが散布する鱗粉には神経毒や睡眠作用があると同時に、周囲にいる他のモンスターを凶暴化させる作用がある。

 

 下級モンスターの蹂躙戦にも関わらず難易度が鋼になるのはそう言った理由がある。 つまり鱗粉蛾を蹂躙すると言うことは、必然的に凶暴化した周囲のモンスターとの戦闘にもなってしまうのだ。

 むしろ蹂躙戦よりも凶暴化した周囲のモンスターとの戦闘の方が厄介だ

 その上今回のクエストで最も厄介なのは、メル先輩が今から向かう予定の森林エリアで流れている噂だ。

 

 「吸血蟲ヴァンペクトが出現した可能性があるの。 全身の血が抜かれて、しおれた両断蟷螂コプマット女王蜂アベイユレーヌが発見されたらしいから………」

 「宝石ランクモンスターだもんな。 念のため金ランクもいたほうがいい。 そう判断したメルさんはすぐに果ての荒野にいる金ランクに支援要請を出したんだ。 ………あ、っぽい!」

 

 もう遅いわ! 設定ガバガバすぎるわ! と言いたいところだが、もはやシュプリムさんの場合はお約束みたいなものなのでスルー。

 話を聞く限り、メル先輩の判断は全くもって申し分ないほど的確だ。

 

 なんせ吸血蟲【ヴァンペクト】は宝石ランクモンスターで、今まで討伐報告は一件しかない。

 能力の詳細は詳しく分かっておらず、今の時点で分かっているのはモンスターの血を吸い、血を吸ったモンスターの能力を使うと言う事くらいだ。

 これは果ての荒野にいる金ランクが応援に来たとしても対応できるか微妙なところだ。

 

 メル先輩もかなり慎重にこのクエストを進めたいようで、シュプリムさんと虞離瀬凛さんもそれに協力的だったのだ。 しかしそこに話を聞きつけたきんちょるそんさんが、「虫か、駆除しに行く。 案内しろ!」と言い出してああなってしまったらしい。

 

 「しかしそうなると探知系の能力を持った冒険者もいて欲しいですよね? 欲を言えば回復士や遠距離攻撃主体の冒険者も欲しいです」

 「回復士なら今準備のため町に買い出しに行ってる神怒狼夢シンドロームさんがいるんから大丈夫! それにガルシアさんのパーティーも一緒だから遠距離攻撃に関しても問題ないと思うんだけど、探知系の魔法はシュプリムさんの風でなんとかするしか………」

 

 メル先輩は困った顔でちらちらとシュプリムさんを見ているが、シュプリムさんは誇らしげな顔で腕を組んでいる。

 そんな彼のドヤ顔を見てため息をつくメル先輩。

 

 「シュプリムさんは敵を探知しても意味不明なことばっかり言うから、なにを言いたいのかまったく理解不能なの」

 

 死んだ魚のような目で、言いたい事を口早に呟くメル先輩。

 

 「え? メルさんそれって俺を遠回しに馬鹿にしてる風に聞こえるっぽい!」

 

 いや、普通に馬鹿にしてるんだよ馬鹿たれめ。 とは本人に言えず、ド直球で言いづらいことを言ってしまうメル先輩に感心する私。

 

 「つまりメル先輩は探知系の能力者が欲しいわけですね?」

 「え? 俺いるっぽい! 俺じゃダメ? ダメなのメルさん? なんか俺傷ついたっぽい!」

 

 思わず呆れた表情で肩を窄める虞離瀬凛さん。

 私は仕方がなく、隣にいた鬼羅姫螺星さんをチラリと伺う。

 

 「鬼羅姫螺星さん、暇ですよね?」

 「俺はものすごく忙しいでやんす」

 

 有無を言わさず嘘をつき始める鬼羅姫螺星さんに、私はニンマリと笑いかける。

 

 「おやおや〜? 私のお願いを断っちゃっていいんですか〜? 断られたらショックでこの前の事、口が滑っちゃうかもしれないんですけどね〜?」

 

 そう、私はこの前鬼羅姫螺星さんにハメられて一緒にお出かけすることになったのだが、その時に弱みを握ることに成功したのだ。 ぐへへ。

 

 「う、メルさん。 俺もついて行くでやんす………」

 

 ものすごく嫌そうな顔でそんな事を言い始める鬼羅姫螺星さん。

 これで探知は魔力目が使える鬼羅姫螺星さん、回復は神怒狼夢さん、遠距離攻撃はガルシアさんの四人パーティーでどうにかなるだろう。

 

 神怒狼夢さんは闘技大会でぬらぬらさんに瞬殺されていた兎科の獣人。

 ぶっちゃけ一緒に仕事したことないから実力はよくわからないが、殴るヒーラーと言う通り名があるほど有名な冒険者だ。

 火山龍ヴォルカディーユ討伐戦の際も彼のおかげで死者が出なかったと言っても過言ではないと言われる活躍だったらしいし文句なしだろう。

 

 ガルシアさんたちは月光熊討伐戦で一緒になったからよく分かる。

 基本的にレミスさんのようにじっと構えて狙撃するタイプではなく、動きながら射撃するタイプの人たちだ。

 銅ランクではあるが、狙い撃ちもできるし機動力にも優れている。 はっきり言ってかなり万能!

 メル先輩が集めたメンバーの分析を一人でしていると、協会の入り口が勢いよく開かれた。

 

 「うわ〜! 冒険者協会なんてひっさしぶりだなぁ! おじいちゃん! 例のメルさんってどこにいんの?」

 「少し黙らんか道化小僧め、メル殿は濃いグレーの髪でショートカットの可愛らしいお嬢さんだわい。 可愛いらしい容姿をしておるからすぐ見つかるはずじゃ! お主も黙って探さんか!」

 

 入り口から入ってくる二人組の冒険者がメル先輩を探しているようだ。

 会話が丸聞こえだったメル先輩は少し頬を赤らめながら立ち上がり、勢いよく手をあげる。

 

 「朧三日月さん! こちらです! お待ちしていました!」

 

 入り口から入ってきたのは金ランクの朧三日月さん。

 闘技大会ではぺろぺろめろんさんと戦って堂々とずるしたが、火山龍ヴォルカディーユ討伐戦ではブレスを空に空振りさせるという大役をになった壮年の男性冒険者だ。

 隣にいるのは………え? うそでしょ?

 

 「ぬあぁ! となりにいるあの男! あれはまさか! ………っぽい!」

 「こ、これは驚いた! あんな大物が来てくださるとは! いったいどんな栄養を摂取しているのか是非とも伺いたい!」

 

 驚き目を見開いた私同様、きんちょるそんさん以外全員が驚愕の表情をしている。

 

 「おぉ! ひっさしぶりじゃんセリナちゃん! それにそこの金髪の君は火山龍の腕をぶった斬ったシュプリムくんだね? 僕のこと覚えてるかなぁ?」

 

 にこにこしながら首を傾げる黒髪の男性冒険者。

 声をかけられたシュプリムさんは、私の正面でごくりと喉を鳴らす。

 

 「覚えてるも何も、宝石ランク最強の冒険者を忘れるわけないだろ? 凪燕!」

 

 凪燕さん、見た能力の仕組みを瞬時に理解し、そしてその能力を封印する上にあらゆる能力を見ただけで真似できる。

 三人しかいない宝石ランクの中でも最強と言われる冒険者。

 

 「へへへ! そんな褒めるなよ〜。 照れちゃうだろ〜?」

 

 にまにましながら私たちのテーブルに歩み寄ってくる凪燕さん。 その後ろを朧三日月さんがついてくる。

 

 「遅くなって悪かったのう? して、なぜそこの小僧は拘束されておるのじゃ?」

 

 来たばかりの凪燕さんと朧三日月さんは、ワイヤーでぐるぐる巻きな上に粘着テープで口を塞がれているきんちょるそんさんに疑惑の目を向けた。

 

 

 ※

 きんちょるそんが拘束された経緯と今回のクエストの詳細を聞きながら、買い出しに行っていた神怒狼夢やガルシアと合流して馬車に乗り込む冒険者たち。

 今回のメンバーは宝石ランクの凪燕、金ランクの朧三日月。

 銀ランクの神怒狼夢に鬼羅姫螺星、鋼ランクのシュプリムと虞離瀬凛。

 銅ランクがきんちょるそんとガルシアのパーティー四人。

 合計十一人の大所帯になった。

 

 現在馬車の外の見張りはガルシアのパーティー四人ときんちょるそん、合計五人が行なっている。

 馬車の中で、シクシクと嗚咽を漏らす神怒狼夢。

 

 「私は悲しい、なんだか一人だけ除け者にされた気分だ………」

 「その、別に除け者にしたかったわけではないですよ? あなたが直前で準備なんてしてないで、昨日の時点で買い出しに行ってればこんな事にはならなかったんですから」

 

 メルはこんな時でもズバッと正論をぶつけてしまう。

 そのせいで神怒狼夢は、兎の長い耳をへたり込ませながらしくしくと泣き始めてしまう。

 

 「私は兎科だからさみしがりやなのです、ああ悲しい………」

 「自分でさみしがりやとか言うなでやんす。 お前も相変わらずめんどくさい男でやんすね?」

 

 鬼羅姫螺星はぶつぶつとつぶやいている神怒狼夢にダメ出しをしながらため息をつく。

 すると正面に座っていたシュプリムは、ジーッと鬼羅姫螺星を見つめ始めた。

 

 「なぁ、おまえの語尾………いいな!」

 

 突然の意味不明な発言に眉根を寄せる鬼羅姫螺星。

 

 「は? 一体何が言いたいでやんすか?」

 「おれ! 今日は語尾『〜っぽい』って言うのやめるわ! あれ言いずらいし、疑問系なのか現在進行形なのか分かんなくなって、自分でも頭しっちゃかめっちゃかになっちまうんだ!」

 

 シュプリムの発言を聞いて、たまらず笑い始める凪燕。

 

 「君さ! もしかしなくても超頭悪いでしょう? めっちゃ面白いよ! ねえおじいちゃん!」

 

 肩をバシバシと叩かれてれいる朧三日月は眉を歪めながら文句を言った。

 

 「おい道化小僧、わしは今精神統一をしてるんじゃ。 肩をバシバシ叩くでない」

 「いやいや! ぶっちゃけ寝てただけでしょ! ねえ! なんで精神統一なんて言ってカッコつけたの! おじいちゃん!」

 

 朧三日月は、騒ぐ凪燕をシカトして目をつむりはじめた。

 するとそんな冒険者たちの空気を壊すように馬車の扉が勢いよく開かれる。

 

 「おい! 馬車はのろくてすかん! 俺だけ走ってもいいか?」

 「ダメに決まってるだろうが! おまえはなんでいつもそうやってみんなを急かすんだ!」

 

 ガルシアの怒鳴り声が外から響いてくる。

 その光景を見ていたメルは、ため息をつきながら馬車の外を眺めた。

 

 「本当にこのメンバーで大丈夫なのかなぁ?」

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