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ナンパなんてしてないでクエスト行ってこい!  作者: 星願大聖
果ての荒野での異常現象
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〜モンスターの大群掃討戦・黒炎が示す先〜

〜モンスターの大群掃討戦・黒炎が示す先〜

 

 果ての荒野の見張り地点は山側と海側の二種類存在する。 今大規模な混戦が行われているのは山側。

 果ての荒野に立てられた拠点から近いエリアでの戦いになっている。

 

 そして海側から迫って来るつぎはぎの水神龍(レアウディーユ)帝王烏賊(グランカルマル)の対応に向かったシャエムー・グードゥとラオホークは、海を眺めながら戦闘準備をしていた。

 超高熱の水蒸気を発生させ、円形に作り出した障壁魔法の中に詰める作業をしているラオホーク。

 そんな彼女に、シャエムー・グードゥ本人が歩み寄る。

 

 「ラオホーク様、共に戦うのは約三十日ぶりですね!」

 「ああ」

 

 ラオホークは歩み寄ってきたシャエムー・グードゥを一瞥し、すぐ作業に戻った。

 彼女のそっけない仕草に、少し悲しそうな顔をするシャエムー・グードゥ。

 

 「ラオホーク様は………その、魔族はお嫌いなのですか?」

 「………? なぜそうなる?」

 

 首を傾げながら問いを返すラオホーク。

 

 「ラオホーク様はその、なんというか………私とお話しする時はあまり笑顔を見せませんし、少しそっけないというかなんというか———」

 「ちょちょちょちょっと待て、私はただ話すのが苦手なだけで! コッココココココミュ症! コミュ症なだけだ!」

 

 手をふるふると振りながら慌て出したラオホークは、せっかく作り出した障壁魔法を破損させ、そこらじゅうで高熱の蒸気が漂い始める。

 

 「お前のことを嫌っているだなんて! そんなわけないだろうこんな可愛らしい幼子を! あっ! 違っ! べっべべべべべ別に君を子供扱いしているわけではない! そのっ、あれだ! 私は小さくて可愛いものが好きで………あっ、違っ! 今のは無しだ! 忘れろ!下さい」

 

 動揺しすぎて普段ではありえないほど舌が回っているラオホーク。

 まさかの慌てぶりを見せたラオホークを、鳩が豆鉄砲を食ったような顔で見つめるシャエムー・グードゥ。

 

 「その、どうすれば嫌ってないと証明できるというのだ? 抱っこして高い高いでもすればいいのか? 別に私がそうしたいわけではないぞ? 断じて違うぞ? ううむ、会話とはなぜこんなに難しいのだ?」

 

 顔を真っ赤にし、そっぽを向きながらモジモジし始めたラオホークを見たシャエムー・グードゥは、堪えきれなくなったかのように笑い出す。

 

 「ふふっ、よかった。 あたしは、ラオホーク様に嫌われているわけではないのですね!」

 「むっ無論だ! むしろこんな可愛らしい娘を嫌うわけが………あっ、違う。 うむ、嫌ってなどいないぞ!」

 

 動揺するラオホークは以外とペラペラ喋る、そのことを知ったシャエムー・グードゥは楽しそうな事を考える子供のような顔で、迫ってくる水神龍に視線を送った。

 

 「抱っこや高い高いは恥ずかしいですが、これからはラオホーク様とたくさんお話ししたいです!」

 「だ、だめか………。 あぁいや、残念だなどとは思っていない! しまった! 折角作り溜めしていた蒸気爆弾が全て壊れている!」

 

 ラオホークはようやく蒸気の爆弾が全て破裂していることに今頃気づき、肩を落とす。

 

 「ごめんなさいラオホーク様! あたしが余計な事を言ってしまったせいですよね?」

 「いや構わん、私の注意不足だ。 この程度何個でも作れる。 あの帝王烏賊の大きさからすると、せいぜい五十センチ大の物が五十〜六十あれば足りるだろう」

 

 ラオホークは黙々と障壁魔法で作った球体に水蒸気を詰めて行く。

 その姿を横目にながらシャエムー・グードゥはゆっくりと深呼吸をした。

 

 「あたしたちが回収し損ねた水神龍の後始末、ここで済ませてしまいましょう!」

 

 シャエムー・グードゥから溢れんばかりの魔力が放出される。

 隣にいたラオホークは、恐ろしいほどの魔力量に鳥肌を立てた。

 

 「ぜんまいファミリー! お仕置きの時間です! 遠慮は要りません! やっつけてきて下さい!」

 

 腰から取り出した九つのぜんまいを天高く投げ、指を弾いてすこっ! っと、残念な音を鳴らす。

 すると天になげたぜんまいの形が変形し始め、色とりどりの鎧をつけた騎士が現れた。

 

 海岸にセットされていた十個のサーフボードに全てのぜんまいファミリーが着地し、ほぼ同時に水飛沫を上げながら水神龍に迫って行く。

 水神龍と帝王烏賊はシャエムー・グードゥの魔力に反応し、方向転換して一直線に向かってくる。

 

 「帝王烏賊は私がる」

 「お願いいたします! この戦いが終わったら、一緒に遊んで下さいね!」

 

 にっこりと微笑むシャエムー・グードゥを見たラオホークは、ほんの少しだけ口角を上げながらこくりと頷いた。

 

 

 

 水神龍は体の周りに無数の水滴を作り、それを弾丸のようなスピードで射出してきている。

 水弾の豪雨の中、全身に穴を開けながら動き回るぜんまいファミリー。

 ぜんまいファミリーはシャエムー・グードゥが直接調合した金属によってできているため、破壊されても恐ろしいほどのスピードで再生する。

 遠隔操作によってほぼ不死身のぜんまいファミリーは、水神龍が放つ水弾をもろともしない。 しかしぜんまいファミリーの攻撃も、水神龍の硬い鱗に弾かれる。

 

 シャエムー・グードゥはぜんまいファミリーの中心となっている黒い鎧、通称オジ様に出す指示を変えた。

 するとオジ様はサーフボードを乗り捨て、高くジャンプする。

 水神龍は反射的に飛び込んできたオジ様を高水圧の水ブレスでなぎ払おうとした。 それを見計らい赤い鎧の騎士、通称マゴ様が水神龍の頬を思い切り蹴り飛ばす。

 

 十体ものぜんまいファミリーを相手している水神龍は、全体の動きについていけず、さまざまな角度から攻撃されているが、硬い鱗のおかげでダメージが出ていない。 しかし最も力が強いマゴ様の蹴りをまともに食らい、思い切りのけぞったせいでブレスは外してしまう。

 

 その隙を見計らいオジ様は水神龍の背に着地し、顔面に向けてものすごい勢いで走り出す。

 背に乗られたオジ様にブレスを放てば自分もろとも貫いてしまうため、水神龍は水弾で走って来るオジ様を迎撃していた。 しかしオジ様に水弾が当たったところで、再生が早すぎて全く意味をなさない。

 

 一息に水神龍の顔面まで駆けて行ったオジ様は恐るべき行動をとる。

 大きく開いた水神龍の口内に頭から飛び込んだのだ。

 口内に二メーター大の鉄の塊が入ったことで、水神龍は口をぱくぱくと開きながら身をよじる。

 数秒後、水神龍は大量の血を吐いた。

 遠隔操作していたシャエムー・グードゥはその様子を見てニヤリと笑う。

 

 「いくら鱗が硬かろうと、体内は柔らかいに決まっていますからね?」

 

 身を捩っている水神龍に、散らばっていた九体のぜんまいファミリーが同時に襲い掛かる。

 次々と水神龍の体に飛び込んだぜんまいファミリーは、激しく体を揺する水神龍に振り落とされまいと、鱗の隙間に剣を突き立てた。 鱗の隙間は肉質が非常に柔らかくなる。

 

 三十日前(一月前)の戦いで龍雅が実証したことをシャエムー・グードゥはしっかりと記憶していた。

 鱗の隙間に剣を突き刺したぜんまいファミリーたちは、そのまま突き刺した剣をグリグリと動かし始める。

 そうしてできた鱗と皮膚の隙間に手を突っ込み、鱗を剥がし始めた。

 

 鱗を剥がした衝撃で、水神龍から放り出されていくぜんまいファミリー。

 しかしすぐさまサーフボードに乗り、再度水神龍に飛び掛かっては鱗を力ずくで剥がして行く。

 体内で暴れ回るオジ様と体の外で鱗を剥がし始める残りの九体。

 

 水神龍は迷わず外に展開する九体に水ブレスを放とうとした、しかし体内で暴れるオジ様のせいで水のブレスは放てなくなる。

 体内を切り刻むオジ様はおそらく、水ブレスを放つために水を溜めている臓器を破壊してしまったのだろう。

 たまらず体周辺に竜巻を作り出す水神龍。

 

 「その攻撃はもう見ましたよ? 今回は凍らせることができないので、オジ様に体の内部から破壊してもらうことにいたしました! そして残りのぜんまいファミリーの能力を解き、オジ様の操作に全魔力をつぎ込めば………」

 

 自分を中心に竜巻を作り始めていた水神龍は、次第に力が弱まり竜巻自体の勢いが衰えていく。

 そして力なくよろよろと動く水神龍の腹部から、返り血で真っ赤に染まったオジ様が勢いよく飛び出してきた。

 

 「お仕置き終了ですね! 心なしか、以前戦った時よりあっけない気がします。 なぜなのでしょうか?」

 

 首をかしげるシャエムー・グードゥ。

 彼女たちはセリナ達が戦う山側とかなり離れているため、操作されている死体が弱体化している事は伝えられていないのだ。

 そして彼女は水神龍が海に沈んでいくのを見送り、帝王烏賊と戦闘中のラオホークの方に視線を向ける。

 

 視線の先に映ったのは、海の中に黙々と上がる大量の湯気。

 そして茹でられたように赤くなった帝王烏賊の上で平然とした顔をしているラオホークが映った。

 

 「もう終わったか? すまん、私はこれから解体し始めるところだ」

 

 ラオホークのそっけない一言に苦笑いするシャエムー・グードゥ。

 

 「もしかして、海を暖めたのですか?」

 「違う。 高熱の水蒸気爆弾を大量に浴びせた後、煙の縄で吊し上げて蒸しただけだ」

 

 呆れて声も出せないシャエムー・グードゥに首を傾げながら視線を向けるラオホーク。

 

 「思ったのだが、こいつらは少々手応えがない。 なにやら弱体化されている気がする。 水神龍討伐の際も煙の縄で吊るすつもりだったが防がれた。 だがこいつは容易く吊るせた、この違いはなんだ?」

 「それはあたしも疑問に思っていました。 能力に関しては異論なく発揮できていますが、使い方が下手すぎます。 おそらく知能が欠如しているのでしょう。 同時に多くのモンスターを操っているため簡単な指示しか出せないからだと思います」

 

 シャエムー・グードゥは自らが魔法で作り出した騎士を遠隔操作する能力だ。

 死体を操作する能力と聞いて、今回討伐しようとしているモンスターがおそらく似たような性質を持った能力だと推測している。

 

 「おそらくこんなにも多くの魔物を操っているのです、そんなに遠くにはいけないはず。 けれどセリナ様がお連れしたレミス様という冒険者様は、大変お目目がいいと言う事でした! そのお方でも見つけられないとなると、一体どこに潜んでいるのでしょう?」

 

 帝王烏賊を圧縮した空気で爆散させながらシャエムー・グードゥに近づいていったラオホークは訝しげな顔で顎をさする。

 

 「ふむ、海側のモンスターも操作しているとなると、ちょうど真ん中の地点が怪しいか? 水神龍も爆散させてすぐセリナさんに報告しよう」

 

 ラオホークの背後で爆散する帝王烏賊をドン引きしながら見ていたシャエムー・グードゥは苦笑いしつつ、セリナが戦う山側エリアに視線を送った。

 

 「あちらはどう言った状況でしょうか? この分なら心配する必要はなさそうですが………」

 

 

 ☆

 今、目の前では世界の終わりのような光景が広がっている。

 数秒前、八頭蛇ユイルクセルパが無謀にも紅焔さんに向かって突進していった。

 するとそれを見た紅焔さんは、群青色の炎で作った剣を思い切り振り抜き、辺り一体を焼け野原にしてしまった。

 

 たった一振りでとんでもない火力だ。

 その後、開いた方の手の上に炎の塊を作り出し、それをその焼け野原に投げた。

 するとドーム状の爆炎が辺り一体を吹き飛ばしてしまう。

 ものすごい熱風が私たちがいるところまで吹き荒れてきて、私は呆れた目をしながらその爆炎の様子を見ていた。

 

 紅焔さんの近くに私がいたなら、『焼き払え!』と言ってみたい。

 あれ? 『薙ぎ払え!』だっけ? どっちでもいいんだっけ?

 まあ別に、紅焔さんが腐ってやがる訳ではないが、あんな光景を見たら一度は言ってみたいと思ってしまう。

 

 「いやぁ、紅焔さんはとんでもねぇな!」

 

 私の隣で、高熱でオレンジ色に染まった荒野を眺めながら呆れた顔で肩を窄める凪燕さん。

 

 「相変わらず星ランクはとんでもないわね。 セリナさんの生捕りっていう指示、絶対忘れてるじゃない? あれじゃあ灰も残らないわ?」

 

 熱風に当てられ、喉が渇いてしまったのだろう。

 マイ水筒でチュウチュウと水を飲み始める華嘉亜天火さん。

 あ、あの水筒………色が変わってる。

 もしかして私がリバースした後くれた水筒、こっそり口洗ってたくせに他の水筒にチェンジしたのかな?

 

 ちくしょう、別の水筒持ってたんならこっそり口洗わなくてもいいじゃあねえか!

 二重で傷ついたよ私!

 

 「セリナさんすごい顔してるね」「そんなことより兄が死体燃やし終わりました」

 

 私は気を取り直して黒炎で燃やされた死体を観察する。

 しかし私の予想に反して炎はすぐに消えてしまった。

 

 「ダメそうじゃな、遠隔操作しているなら黒炎が操作しているモンスターの方に伸びていくと予想したセリナさんの予想はハズレじゃったか?」

 

 腕を組みながら消えた炎を眺める朧三日月さん。

 

 「だったら姉貴がとっ捕まえた月光熊を燃やそう、姉貴! この水は姉貴の魔力で作った水だろ? だったら黒炎で燃えるはずだ!」

 「気安く姉貴と呼ぶなって言ったはずよ? このクソガキ」

 

 華嘉亜天火さんに睨まれ、困った顔で頭をポリポリと掻く凪燕さん。

 

 「いやいや、年齢的には俺の方が八十才くらい上だからね?」

 「は? 何を言っているの? とりあえず戯言はそこまでにして早く燃やしてみなさいよ」

 

 今凪燕さんが非常に意味深なことを呟いていたが、今はとりあえず閻魔鴉さんにお願いして水塊の中でゴボゴボと苦しんでいる月光熊を燃やしてもらうことにした。

 すると閻魔鴉さんの黒炎は、水塊ごと勢いよく燃やしていく。

 

 そして月光熊の後継部あたりから細い糸を燃やすように黒炎が伸びていく。

 全員同時に驚いたような顔でその炎を目で追った。

 

 「セリナさん!」「弟と後を追う!」「護衛は」「他に任せる!」

 

 慌てて炎を追いかけ始める双子さん、すると凪燕さんが慌てて朧三日月さんに視線を送った。

 

 「おじいちゃん! 念のため二人について行ってくれ!」

 「御意!」

 

 投げられたボールを追う犬のように走り去って行った双子を、朧三日月さんがすぐさま追って行った。

 しかし炎が伸びて行った方角が気になる、私はすぐに地図を広げた。

 

 「レミスさん、周辺の監視はいいので双子さんと伸びていった黒炎を追って下さい! あの方角だと、海側の監視地点? いや、角度的に少し違う?」

 「ちょうど中間地点を目指してるのかな?」

 

 凪燕さんが隣から地図を覗き込んできた、確かに言われてみればその辺りを向かっているが………

 

 「そこは平地ですし、レミスさんは何度も見ているはずですよ?」

 

 なぜそんな何もないところを目指しているのだろうか?

 おそらく海側から来ているモンスターも操るためにちょうど中間地点に陣取ったのだろう、だがそんなこと最初から予想している。

 

 だから私はレミスさんに頼んでその辺りは何度も監視したし、不可視の能力もあるかもしれないと疑い、怪しい地点をいくつか狙撃もしてもらった。 しかし何もいなかったのだ、文字通りただ見晴らしのいい荒野だ。

 頭を抱える私と凪燕さん。

 するとフェアエルデさんとくりんこんさんが戻ってきたのだが、何やら浮かない顔をしている。

 

 「なあ、_M__C_セリナ! この辺の地形なんかおかしいぜ(♫♫♫♫♫)? この境界線(♫♫♫♫♫)。 まるで穴がいっぱい(♪♪♪♪♪♪)開いてらぁ。 ここらは臭うぜ犯罪者(♪♪♪♪♪♪)!」

 「はぁ? 穴なら自分で開けたんでしょう? 何言ってんのさ(♫♫♫♫♫♫♫)? 望むのはハッピーエンドさ(♫♫♫♫♫♫♫)。 ボケんのなら老後にしろよな(♩♩♩♩♩♩♩) 頭の悪さ想像以上(♩♩♩♩♩♩♩)

 

 私の流れるような反撃に片膝をつくフェアエルデさん。

 突然のラップバトルにも動じない私は、したり顔でフェアエルデさんをみているとくりんこん鬼軍曹に頭をこずかれた。

 

 「何ふざけてんですか! 先輩はこれでも真面目な話してるんですよ!」

 

 頭をさすりながら首をかしげる私。

 

 「え? 真面目な話の割には何げにいいリリックでしたけど?」

 「ほっ! 本当か_M__C_セリナ! 俺の実力は上がったのか!」

 

 フェアエルデさんはそれはもう嬉しそうに顔を上げたのだが、後ろには鬼の形相をしたくりんこんさんがいる。

 私は思わず口をつぐんだが、またラップを考えようとしていたフェアエルデさんの脳天にゲンコツが落とされた。

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