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ナンパなんてしてないでクエスト行ってこい!  作者: 星願大聖
火山エリアでの大激戦!
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〜迷走する冒険者を救え!〜

〜迷走する冒険者を救え!〜

 

 最近は蹂躙戦や強力なモンスターの討伐がなさすぎて、非常に平和なため毎日暇を持て余している。

 平和なのはいいことだとは思うが、ぼーっとする時間が長いため一日が長く感じてしまう。

 

 そんな中、昼休みに冒険者協会の中庭を歩いていたら、鏡の前でぶつくさとつぶやいてる冒険者を見つけた。

 顔見知りの冒険者だったため、物陰から様子を伺ってみることにした。

 

 「俺の名前はシュプリム! 天下無敵の冒険者なり! う〜ん、なんか普通すぎんな〜」

 

 一体何をしているのだろうか?

 

 「おいおい、この俺に喧嘩を売る気か? 火傷するぜぇ! これもなんか違うなぁ、しかも俺火属性使えないから火傷ってワードも微妙だなぁ」

 

 鏡の前で一人、意味のわからんポージングしながらつぶやいている。

 彼はシュプリムさん、第三世代冒険者でメル先輩の担当だ。

 少し空気が読めないが、腕は立つし面白い人だ。 私はとりあえず暇なので何してるのか聞いてみることにした。

 

 「俺さぁ、キャラが定まらねぇんだよ! この前も語尾にぴょんをつけようとしてたけどさ、次の日になったら忘れちまっててよ」

 

 確かにこの前の九尾狐ネフクルナルド戦では後半語尾にぴょんをつけると言う奇行をしていて、疑問に思っていたが………

 

 「だからと言って腰にぬいぐるみとかつけてみようと思ったけど、あんたんとこの冒険者と被るだろ? しかも、俺思ったんよ! あいつぬいぐるみにほぼキャラ持ってかれてるだろ? 多分ぬいぐるみつけてなかったら誰も気がつかないだろ! ぬいぐるみに九割キャラ持ってかれてるだろ! 俺はな、そう言うなんちゃってキャラ設定じゃなくて、俺が目立つキャラ設定にしたいんだよ!」

 

 熱く語り始めるシュプリムさん、後ろからとある人物が近づいてることにも気づいていない。

 まぁ、面白いのでそのまま話させてみる。

 

 「なんだっけかあのぬいぐるみ? キャスなんとかって名前だったな! おれあいつの名前知らないけど、ぬいぐるみの名前は少し覚えてるくらいだもんな! あいつのキャラ設定はぬるい!」

 「おい、誰がぬるいだと? 詳しく話を聞かせてもらおうか?」

 

 熱く語っていたシュプリムさんの肩が勢いよく鷲掴みにされた。

 背後からゴゴゴゴゴ! っと聞こえそうなオーラを感じ、恐る恐る振り返るシュプリムさん。

 

 「おっ! お前は! キャスペリンペン!」

 「誰だその意味わからん名の男は! 貴様、この俺をディスるとはいい度胸しているではないか!」

 

 キャラ設定をディスられたぺんぺんさん、もといキャスペリンペンさんはさぞお怒りだった。

 

 

 ☆

 こうして、なぜか私とシュプリムさん、ぺんぺんさんの三人でカフェエリアに移動し、シュプリムさんがこれから『どんなキャラで行こうか問題』について議論することになった。

 

 数分間に及ぶ議論の末、シュプリムさんのキャラ設定は私が提案したものになった。

 私はシュプリムさんの新たなキャラ設定のために少し手伝いをして、準備が整ったのでぺんぺんさんとカフェエリアから様子を見守ることにした。

 新生シュプリムさんが、冒険者協会の扉を勢いよく開けながら中に入ってくる。

 

 「あたしは、メルさん担当の鋼ランク冒険者、シュプリムだよぉ〜ん! みぃ〜んなのハートをぉ〜いただきましゅぷりーむ!♡」

 

 キラーン☆ と聞こえそうな眩しい笑顔とダブルピース。

 可愛くウインクをして、脚は肩幅より狭くて内股。

 金髪に赤い毛束が少々入ったファンキーな髪はサラサラに梳かしてあり、頭のてっぺんに真っ赤なリボンをつけている。

 

 そしてピンクの濃いチークに真っ赤な口紅、瞳がぱっちりと開いて見えるようにまつ毛もつけてカールさせている。

 さらに、いつも男らしい声なのだが頑張って裏声を使い、可愛らしい声を出そうとしている感満載の残念な声。

 可愛くダブルピースをするシュプリムさんの姿を見て、冒険者協会内のありとあらゆる人間が絶句しながら立ち尽くす。

 

 すでに笑いを必死に堪えている私とぺんぺんさん。

 シュプリムさんは、集められた視線に困ったのだろう。

 ダブルピースのまま石化している。

 

 「いただき………ましゅぷりーむ?♡」

 

 ぼそりと決めゼリフをもう一度言ったところで、受付からメル先輩がゆっくりと出てきた。

 メル先輩は心配そうな顔で自分の額に手を当て、反対の手でシュプリムさんのおでこに触れる。

 

 「熱は………ないですね。 シュプリムさん、すぐに病院行きましょう?」

 「いや、違うんですメルさん。 これには深いわけが………」

 

 動揺したシュプリムさんの声は地声に戻ってしまった。

 ぺんぺんさんは堪えきれずに「プフッ!」っとか言って吹き出す。

 

 「大丈夫ですシュプリムさん、頭の検査をしてもらいましょう。 きっと、大丈夫ですから!」

 

 憐れむような視線でシュプリムさんの腕を優しく掴むメル先輩。 心なしか涙目だ。

 ここで私は必死に笑いを堪えているぺんぺんさんにとどめを刺しに行く。

 

 「悲報、シュプリムさん、頭がおかしくなったと勘違いされた件」

 「ぶわっ! ぶわっひゃひゃひゃ! あたっあたっあたっ! あたまっ、ふひゃっ! ぶわっひゃっひゃっひゃっ!」

 

 ぺんぺんさん、腹筋崩壊しました。

 足をバタバタさせながら腹を抱えて泣いている。

 

 「おいコラ! 何笑ってんだキャスペリンペン! おい! セリナさん! あんたがやれって言ったんだろーが! 笑うな! 笑うなって言ってんだろぉぉぉ!」

 

 メル先輩に腕を引かれているシュプリムさんが、入り口から私たちに向けて怒鳴りかけてくる。

 メル先輩は頭を傾げながら私たちに視線を向けた。

 

 「まさか、セリナがシュプリムさんに変なこと教えたの?」

 

 勢いよく頷くシュプリムさん。

 まずい予感がしたので、私は笑いを堪えながら机の下に身を隠す。

 

 「コラっ! セリナ! シュプリムさんは純粋な子だからすぐ影響されちゃうの! これ以上お馬鹿さんになったらどうするの! 変なこと教えないでよ! こんな可愛いお化粧までさせて! 癖になっちゃったら変態さんになっちゃうでしょ!」

 

 怒りながら私たちのところにずかずかと歩いてくるメル先輩は、シュプリムさんのお母さんにしか見えなかった。

 

 

 ☆

 結局女装キャラは失敗したため、別のキャラ設定を考えた。

 今日はシュプリムさんが新たなキャラ設定で、パーティーメンバーの虞離瀬凛グリセリンさんとクエストに向かったらしい。

 

 そして夕方頃帰ってきたシュプリムさんたち。

 すると、なぜかものすごい勢いで私の元に駆け寄ってくる虞離瀬凛さん。

 私の目の前に来た虞離瀬凛さんは、鼻息を荒げながらカウンターを挟んで身を乗り出してきた。

 

 「セリナさん! 腹筋を見せてください!」

 「衛兵さ〜ん、ここに変態不審者さんがいます!」

 

 開口一番、腹筋見せてなどと言われた。 何を言ってるんだこの変態は?

 すかさず叫ぶ私、すると無言で虞離瀬凛さんの腕をがっしり掴んで裏に運んで行く双子さん。

 

 「ちょっ! ちがう! 私はただセリナさんのムキムキでバッキバキな腹筋を少しみたかっただけだ! まだ触ってない! 私は変態じゃなぁぁぁい!」

 

 この変態は何を言っているのだろうか?

 私の腹筋はほんの少しぷにぷにしてても、パッと見はすらりとした可愛いお腹だと言うのに。 しかし、入り口でモジモジしているシュプリムさんを見つけた私は、なんとなく事情を察知した。

 と、言うことでシュプリムさんを応接室に連行して尋問することにした。

 

 腕を組んでどっしりと立つ私の後ろに、双子さんが並んでいる。

 目の前では肩を窄めながらシュンとしているシュプリムさん。

 

 「で? 何があったんです?」

 「それがその〜、昨日セリナさんに言われたキャラ設定でクエストに行ったんですけど〜………」

 

 

 ☆

 クエストに向かう最中の馬車の中、シュプリムは早速セリナに言われたキャラを演じることにした。

 

 「なぁ知ってるか虞離瀬凛! 馬車ってのはな、走ってる時バシャバシャ音がするから馬車って言うんだぜ!」

 「そうなのか、それは初耳だ」

 

 真顔で返事をする虞離瀬凛を見て、シュプリムは困った顔でモジモジし始める。

 

 「う、ウソやで〜?」

 「うむ、知っているぞ。 お前はもっと魚を食え。 ドコサヘキサエン酸が足りなすぎる、流石に今の発言は知性の欠片も感じられなかったぞ?」

 

 シュプリムは新しいキャラを演じようとしたのだが、あまり興味を示さない虞離瀬凛。

 キャラがコロコロ変わるのはいつものことなため、虞離瀬凛も対応に慣れてしまっているのだ。

 

 シュプリムは虞離瀬凛が信じそうな事を考えて熟考する。

 そして思いついた新たなホラを吹くため、満面の笑みで口を開いた。

 

 「なぁ知ってるか虞離瀬凛! セリナさんって元冒険者なんだぜ!」

 「あぁ、それは有名な事だから知ってるぞ? それがどうしたんだ?」

 

 早速食いついたと直感したシュプリムはニンマリと笑う。

 

 「それでな、セリナさんは冒険者引退してからも筋トレは続けててな、腹筋は六つに割れててムキムキのバッキバキなんだぜ! 毎日タンパク質も百二十グラム摂ってんだってよ!」

 「なぁにぃぃぃ! セリナさんも筋トレが好きなのか! 女性なのに腹筋が割れているとは! 見せてもらいたい! 可能なら触らせてもらいたいくらいだ! こうしちゃいられん、クエストをとっとと終わらせるぞシュプリム!」

 

 虞離瀬凛が思った以上にくいついてしまったため、困った顔でおどおどしてしまうシュプリム。

 

 「あ、いや! 待て待て! う、ウソや………」

 「何をしている早くしろ! 馬車は遅すぎるから走るぞ! ほら立て! 早く行くぞ!」

 

 虞離瀬凛は馬車を置き去りにして走って行ってしまった。

 

 

 ☆

 「………と、言うわけでして。 新しいキャラ設定はうまくいかなくて———」

 「よし、首を出せぃ!」

 

 私は双子さんが無言で差し出した刀を受け取り、どっしりと構える。

 

 「ちょっと待って! ごめんっ! ごめんって! そもそも、キャラ設定とはいい、ウソは良くないと思ってたんだ俺! 違うキャラにしよう! あと、虞離瀬凛はなんとかしておくからその怖い顔やめてくれぇ!」

 

 こうして、ホラ吹きキャラもうまく決まらず次のキャラ設定を考えることになった。

 と言うか、虞離瀬凛さんはまともな人だと思っていたが、筋肉フェチの変態な上に結構バカだったとは驚きだ。

 

 

 ☆

 その後、無口キャラを提案したが………

 

 「おやおや? 空気の読めない坊や。 久しぶりだねぇ? 今日はあの可愛い格好はしないのかい? この前はお化粧だけだったからねぇ? 坊やに似合いそうなかわいい服を持ってきてあげたのだけど?」

 「………」

 

 何も話そうとしないシュプリムさんに、ぴりからさんはニンマリと笑いながらフリフリの可愛らしい服を取り出した。

 

 「無言と言うことは、嬉しすぎて感極まってるってことかな?」

 「んなわけねぇだろ! アホかお前は!」

 

 始まって数十秒で失敗。

 

 

 ☆

 次はメガネキャラをお勧めした。

 自信満々にメガネをかけてクエストに向かったシュプリムさんが帰ってくると、すでにメガネはかけていなかった。

 

 「あれ? シュプリムさんメガネは?」

 「ん? 戦ってる最中邪魔だったからぶん投げた。 そんで戦い終わった後探したんだけど見つからなかった」

 

 もうお話にならない。

 

 

 ☆

 こうしてありとあらゆるキャラ設定を考えたのだが………

 すでにネタ切れしてしまった私はカフェエリアでシュプリムさんと二人で黄昏ていた。

 

 「なあ、次はどんなキャラすればいいんだ?」

 「もうネタ切れです。 カフェエリアの真ん中で逆立ちしながら『はっちゃけはっちゃけ〜、はっちゃけた!』っとでも言ってればはっちゃけますよ?」

 

 トボトボとカフェエリアの真ん中に歩いていくシュプリムさん。

 すると本当にカフェエリアの真ん中で逆立ちし始める。

 

 「はっちゃけはっちゃけ〜! って! はっちゃけねぇよ! バカかあんたは!」

 

 逆立ちして途中まで馬鹿っぽいセリフを口ずさんだかと思ったら、腕力だけで勢いよく飛び上がって華麗に着地。

 なんと言う身体能力、そしてなんと言うノリツッコミ! しかしシュプリムさんの突然の奇行を目撃したメル先輩がまた走ってきた。

 

 「こら! セリナぁ! シュプリムさんに変な入れ知恵しないでって言ったでしょ! シュプリムさんもホイホイ信じちゃダメよ! それでなくても今のあなたは冒険者協会のおバカチャンピオンとか言われちゃってるんだから!」

 

 シュプリムさんはメル先輩の言葉を聞いてポンと手を打つ。

 

 「おバカチャンピオン! 俺のキャラはすでに決まっていたのか!」

 「いや、あなたディスられてるんですよ? 何喜んでるんですか?」

 

 私はすかさずツッコミを入れたが、メル先輩に頭を『ペチン』と可愛く叩かれた。

 

 「セリナのせいでディスられちゃってるんでしょう!」

 

 シュプリムさんは頭を抱えながら「俺を最初に馬鹿呼ばわりしたのはどこのどいつだぁ!」などと言っている。

 もはや彼のキャラ設定を考えるのも飽きてきたので、早々になんとかしてあげたいが………

 

 「って言うか、シュプリムさんはもうキャラ設定しっかりして来てるじゃないですか?」

 

 私の呟きに、嬉しそうな顔で振り向くシュプリムさん。 しかしメル先輩は頬をぷくりと膨らませる。

 

 「もしかしてまたお馬鹿なことさせるつもりでしょ!」

 「いやいや、もう十分笑ったので何もさせないですよ?」

 

 私の答えにメル先輩は首をかしげる。 しかしシュプリムさんは一拍遅れてから私に疑いの視線を向けた。

 

 「………ん? 今十分笑ったって言わなかったか? 俺もしかして遊ばれて———」

 「シュプリムさんは、キャラが定まっていないキャラですよ!」

 

 シュプリムさんが突っかかってきそうだったので、すかさずシュプリムさんが今回獲得したキャラを説明してあげた。

 私は人差し指を立てながら席を立ち、大学の講師のようにテーブルの周りをゆっくりと歩き始める。

 

 「このキャラ設定はなかなか獲得できない高度な設定。 つまりシュプリムさんは高次元のキャラ設定を獲得したのです!」

 

 ぽかんと口を開けるシュプリムさん。 しかし頭のいいメル先輩はちょこんと首を傾げた。

 

 「もしかしてセリナ、面倒臭くなったから適当に言いくるめようとして………」

 「つーまーりー! シュプリムさんは今、誰も到達できなかった未知のキャラ設定を獲得したんですよ! よっ! さっすがシュプリムさん! 高次元のキャラ設定! わっしょい!」

 

 メル先輩は嘘をつけない人で、思ったことをズバズバ言ってしまう。

 せっかくシュプリムさんが納得しかけているのでここは黙っていてもらいたい。

 私がシュプリムさんをわっしょいしまくっていると、シュプリムさんは徐々に口角が上がっていく。

 

 「高次元のキャラ設定………キャラが、定まっていないキャラ?」

 「そうですその通りです! いやぁ! う〜らや〜まし〜いな〜! そんな高度なキャラ設定を獲得しちゃうなんて〜! シュプリムさんにしかきっとできないですよ〜? そーれわっしょいわっしょい!」

 

 メル先輩はすでに呆れた瞳で私たちを見ている。

 だがシュプリムさんは徐々に嬉しそうな笑みを浮かべ始めている。

 

 「つまり! 俺はキャラ設定をしっかり考えようとして、高次元の設定を生み出したってことか! 俺はキャラ設定を考える天才だったってことか!」

 「そうです! 天才的にキャラが定まってない、キャラ設定が迷走したキャラなんです! もひとつわっしょい!」

 

 嬉しそうにガッツポーズをするシュプリムさん。

 だがここで、メル先輩がため息をつきながら口を開く。

 

 「つまり、たくさんキャラ設定考えたにも関わらず、自分がどの設定かわからなくなったお馬鹿さんってことでしょう?」

 

 メル先輩の毒舌で、私とシュプリムさんは固まってしまった。

 その後、設定が迷走するシュプリムさんは、キャラ設定を考えても三歩歩けば忘れてしまう鶏男と言われることになった。

 

 これを聞いて………確かに赤い毛束がトサカに見えなくもない、と私は思ってしまった。 大草原不可避w

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