54 Yes,My master.
やっぱりこの人、苦手だ。
「お兄さん、もう少し離れてくれるかなぁ?」
『白き新星』の皆さんも含めて全員騎馬で依頼の村まで移動中。そして再び、お兄さんがボクの近くを併走しようと寄ってくる。アレクと同様……いやアレク以上に背の大きいお兄さんが、アレクと併走しているボクに寄ってくるわけだ。そうなると2人に挟まれると圧迫感がすごい。まるで谷間にいるような気分。なんとなく、つぶされそうな感じがして……離れてほしい。
ボクとアレクが併走してるのは、いつものことだ。いつもじゃないのはお兄さんの存在だよ。お兄さんだけじゃなく、マグリットさん達『白き新星』も一緒なんだけど……この人は距離感が近すぎるんだよ!
レティシア師匠が居ない間に、他所のパーティを体験してみよう!とアレクが言い出した。それも面白そうだな、と話に乗ったボクがバカだった……。まさか、その最初のパーティがお兄さんの『白き新星』だとは。嫌いじゃないよ?決して好きではないけど。ボクだって、お兄さんを嫌いってわけではない。
お兄さん達が受ける依頼の話を聞いて見直したし、少し感動すらした。この人も意外とちゃんと王子してるんだ……そんな人を避けてたらボクが悪い人みたいじゃない?でもな~……アレクで言うなら、お爺ちゃんみたいなものかな。なんか……苦手。天敵。うん、そんな感じ。
だいたいが、男に言い寄る男って変じゃないか。ボクにはそんな趣味は、無いよ。多分。ボクが男だって言えば済むだって?なんでボクがそんなことわざわざ言わなきゃいけないの?そんなの見りゃわかるでしょうが。仮にお兄さんに言うにしても、それはボク以外の誰かの仕事だよ。ボク以外の皆もそう思ってるかもしれないけど。
「セシルちゃん、本当に嫌だったら私に言うのよ?」
もう何度目かになるが、マグリットさんが心配そうな顔で言ってくれた。ありがとうございます!まだ大丈夫です!そんな優しいマグリットさんは本物のエルフなんだって。ボクはハーフエルフのリリアとも仲良くしてるけど、純粋なエルフの方には初めて会った。なんだか……不思議な感じがする。まるで既知の人に会ったような、懐かしい気持ち。
マグリットさんも同じように感じたのか、「セシルちゃんは、もしかしたら先祖にエルフが居たのかもね。一種の先祖返りの可能性、あると思うなぁ」なんて言ってくれた。
そうなのかな。確かに弓術と精霊魔法とか、ボクのスキルってエルフのようだと言われたことがあった。ふと、マグリットさんの綺麗な長い髪の間から覗く耳を見ると……長くて尖がっている。それに比べてボクの耳は……普通だな………エルフ、かぁ。
「うん、どうしたセシル嬢?耳でも痒いのか?というか耳もかわいいな!素敵だ!」
ありがとう。でも黙れ。
「まさか、マティアス様がおいでになりますとは……ありがとうございます!」
ボク達が到着した村で、依頼人である村長さんは恐縮しまくりだった。無理もないよね、魔物に襲われて大ピンチ!それを退治してくださいと冒険者ギルドに頼んだら、やってきたのは第2王子。まさか王子自らが貴族を引き連れてやってくるなんてね(ボクら除く)。確かに、どんな冗談かと思うよ。村長さんは慌ててお茶とか用意してるけど、その慌てっぷりにさすがのお兄さんも苦笑いだ。しかし、ここでお茶を断るのも後々になって村長さんが気に病みそう。それに被害の状況も聞かなきゃいけない。
そこで、まずは皆で村長さんのお宅訪問なんだけども。……それより実はさっきから気になってることがあるんだよね~♪向こうの大きな木の影に男の子と女の子の2人組がコソコソと、やってきた冒険者を好奇心まるだしの様子で伺っていた。あー、かわいいなぁ~♪まるで、子供の頃のボクとアレクみたいだ。本当はボクも村長さんのお話を聞いた方がいいんだろうけど……ちょっとくらい、いいかな?いいよね?
ボクはアレクに偉そうに言えるほど真面目でもないんだよね、実は。
「ほら、ヤン!もうちょっと近く行ってみようよぉ~」
「だめだって!冒険者ってのはすごいんだぞ。これ以上近づいたら俺達が見てることなんてすぐバレちゃうんだからな」
「うん、もうバレてるよ」
「ほらな、こっち見てなくてもわか……うわああああ!!!」
そんなに驚くこともないじゃないか。ボクじゃなくても、隙だらけの彼らの背後を取るのは容易かっただろう。お、驚きながらも女の子を庇ってる!ヤン君、男の子してるねぇ~♪かわいいなぁ〜!
「お、お姉さんも冒険者、なの?」
ボクはお姉さんでは、ないけどね。なので彼の質問にちゃんと答えるならばイイエでもあるしハイでもある。しかし正確に説明するにはややこしいし面倒くさい。
「まだ新人だけど、冒険者だよっ」
おお~……!と二人が揃って感動している。なんだか、ボクも偉くなったような気分。オルトレットには冒険者は居なかったけど、あの頃のボク達がこんな感じで冒険者に出会ったなら、きっと同じような反応をしてたんだろうな。そう考えると、なおさら2人ともめちゃくちゃかわいい!
「君達も冒険者になりたいの?」
そう質問すると、途端にヤン君がシュンとなってしまった。あれ?なにか悪いこと聞いちゃったかな?
「俺……武器のスキル、無かったんだ。魔法も使えないし…」
あー、もう水鏡の儀を済ませたのか。もうそんな年頃なのか。そして戦闘系のスキルがなかったんだね。まぁよくある話だよ。ボクは、自分がスキルに恵まれた自覚がある。そんな立場の人間が、望んだスキルを授からなかった人に、なんの気休めが言えるのかな。あの時、ボクはアレクになんて言ったんだっけ……?
「だから、あたしがヤンの将来の面倒みるって言ったじゃない!」
いいね。
ボクは好きだよ、その台詞。
「バ、バカヤロウ!女の世話になんかなれっかよ!」
根拠もなく、吠えるねヤン君。ボクの親友に少しだけ似てるような気がした。それもいいぞ、男の子はそうでなくっちゃね。
「ヤン君。ボクの親友の男の子はね、スキルが一切無かったんだ。戦闘系どころじゃない、本当に何も。何ひとつスキルがなかったんだ」
「うそだぁ……人は誰でも何か一つはスキルを持って生まれてくるんだぜ。知らないの?」
「そうだね。多分、あんなのアレクだけだろうね。でも彼は、ボクと一緒に修行して、冒険者になって……この間、模擬戦だけどA級の冒険者をも負かしたよ」
2人の、ボクを見る目がどんどん醒めていく。そうだよね、こんなの嘘みたいな話だもんね。この上更に、死んでも死なない迷宮で魔神が修行してくれた、なんて話したら可哀相な人を見るような視線を頂くこと間違いないだろうな。御伽噺だったとしても馬鹿馬鹿しい話だもの。
「……もういいや。マノン、行こうぜ」
ああ、行っちゃった。
ごめんね、ヤン君。
君の希望となるような話は出来なかったかなぁ。
でもね。
ボクは最初から最後まで、一言も嘘は言ってないんだよ。
「あれだ、あの岩……もう殆ど山だな、これは」
村長さんの話を聞いたお兄さんを先頭に、ボクたちはアーヴァンクの巣に向かっていた。村の南側の畑の奥の方に流れの穏やかな大きな川があって、そこにアーヴァンクは巣を作ったようだ。魔物を紹介した本によるとアーヴァンクは大岩でもって巣を作ると書いてあったたけど……確かにそこには大きな岩と木で小さな山のような巣が作られていた。
「よくここまで放置したなぁ……」
しかし村人を責められない。世の中には気が付いていたとしてもどうしたら良かったのか、わからないことなんていっぱいあるもん。ボクだって、お兄さんが近づいてきてもどうしていいかわからない時があるもの。これがアレクなら鬱陶しい時は蹴っ飛ばせば良いんだけど。
皆、それぞれのペースで頑張っているんだよ。
それにしても、アーヴァンクってのは基本的に夜行性らしい。今は巣で寝てるそうだ。しかし、ボク達も夜までアーヴァンクが起きてくるのを待つほど暇でもないのでね。叩き起こして出てきてもらうことになったよ。
「セシル嬢が座っていたら出てくるかも知れんぞ」
お兄さんがそう言って笑うのは、アーヴァンクは乙女に弱いという伝説があるから。なんでもアーヴァンクは美しい乙女の膝で眠るらしいよ。いやいや、無理だから。ボクは乙女じゃないし。まぁ、かわいい方だとは思うけどね……ちょっとだけだよ!
結局、お兄さんの合図でルネさんが巣に向けて魔法を放つ事になった。
「―……――《炎槍》!」
巣穴の中に、大きな炎の槍が突き刺さって、中で燃え広がった。ずいぶん過激な目覚ましだねっ。巣の中から不気味で耳障りな悲鳴のような鳴き声が聞こえた。夜行性であっても魔物だ。こうやって人の存在を認めたら襲ってくる。ましてや今回はこちらから襲っているからね。
今回の配置はこんな感じ。
前衛、お兄さんとアレクにアンドレさん。
後衛、ルネさんにマグリッドさんとボクだ。
見えた。
少なくとも3体。大きいね……いつだったか戦ったラージアントの女王蟻と同じくらい大きいかも。その大きさはそれだけで脅威ではあるけれど、的が大きいってことでもある。そして、この距離ならボクは的を外さないよ。マグリットさんと並んで、立て続けに弓を射る。
――。
あぁ、まただ。
ボクの頭の中に雑音が走る。
あの不死の王を名乗った少年と戦って以来、稀に起こる症状。もしかしたら、これは不死の王の呪いなのかな……そんなバカな、まさかね。今は忙しいんだ、そんなものを相手してる場合じゃないんだよ。
「さぁ、来い!俺の後ろの誰一人として傷つけることは許さないぞ!」
そう言って奮い立つお兄さんの背中が、大きくて頼もしい。なんだか悔しいなぁ。お兄さんのくせに…!その戦士はアーヴァンクの大きな爪にも怯まない。牛や馬を水中に引きずり込むという怪力にも揺るがない。普通の人なら、あの気味の悪い鳴き声にすら怯みそうになるのに。お兄さんは退かない。折れない。一歩も譲らない。これがこれこそがルシアス王国の大盾、と呼ばれた男。
いかなる魔物であろうと、その攻撃力をこうも無効化されたなら倒すのは容易い。ただの大きな的だもんね。3体のアーヴァンクが沈黙するのも時間の問題だった。
「よぉ~し、アンディ!念の為に巣の中も確認してくれ!」
アーヴァンクが恐ろしく強い魔物、というわけでもないけど今回はお兄さん達が強すぎた。こうなると討伐というか、駆除だね。ボクの気配察知でも、巣の中に気配は無さそう。巣の中を確認すれば、後は倒した3体の解体だ。本日のお仕事は終わりかな……ん?
ボク達の背後の畑の方に小さな2人の気配を発見した。これは……さっきのヤンとマノンだな。また冒険者を見に来たのかな。ダメだよ、もう終わったけど……それでも討伐ってのは危ないんだよ。
「どうだ!?セシル嬢は怪我ないか?」
「一番後方で弓を射っていただけなのに、怪我するわけないでしょ…」
怪我をするとしたら、アナタでしょうに。真っ先に寄って来て言うことがボクの心配って……やっぱりこの人もバカなのかもしれない。ボクのよく知ってる、一番大切にしたいバカに少しだけ似ていた。泥だらけの顔をクシャクシャにして笑うこの人は……本当に悔しいけど少しだけカッコ良かった。全く!お兄さんのくせに!
「よーし、ボクも解体を手伝ってきまー……!!」
いきなり、強力な気配の出現を感じた。
場所は後ろ!……後ろ!?
え!?後ろには……あの子達が!!
同時に今までにない、鋭い頭痛のような雑音も走る。
邪魔するな!ええい、構っていられるか!
慌てて振り返ると……そこには巨大な黒いアーヴァンクがいた。その赤く光る眼までがよく見えた。なんで!?どこにいた?!それにさっきまでのアーヴァンクとは全然違う……上位種?希少種!?気配を消せる魔物?なんでもいい、そのすぐ近くにはヤンとマノンが居るんだぞ!?
考えるより早く、カール爺ちゃんの弓を射る。さっきまでの通常のアーヴァンクと比較しても一際大きな爪だ。ボク程度なら一撃でバラバラにされるかも。だからって引けないね、ここは。
「お兄さん、お願い護って――」
ボクの声が届くと同時に……いや届く前にお兄さんは走り出していた。それを合図にしたかのように黒いアーヴァンクが狂ったように叫ぶ。アレは危険だ。今すぐアレを倒すしかない。
ボクが…?ああ、ボクが!
ボクが、あの2人を護るんだ!
《緊急介入致します。宿主セシルに確認致します。優先事項はヤン・マノン両名の安全確保で宜しいでしょうか?》
はぁ!?ボクの頭の中に……声が?誰か居る!?
この忙しいのに誰だよ!?そうだよ!ボクがあの子達を護らなきゃ!
《目的完遂のためにアーヴァンク希少種の排除を推奨します。事態が急迫しておりますため、宿主セシルの身体制御許可をお願い致します》
誰が何を言ってるのかサッパリわからないよ!ああ、なんでもいいし誰でもいいからあの黒いアーヴァンクを倒して!あの子達を助けたいんだよ!
《Yes,My master.》
そう聞こえた次の瞬間、ボクの身体に信じられないくらいの魔力が……とてつもない力が溢れ出した。それに驚く間も無く、ボクの身体は勝手に動き出していた。信じられない程に力強くそして素早く、しかし極めて正確に3本の矢を黒いアーヴァンクの左右の目と、五月蝿く叫び続けている喉に射る。
こう見えてもね、ボクは結構弓の名手になりつつあると思うんだよ……自分で言うのもおこがましいけど。そのボクから見ても完璧としか言えない技だった。信じられない……これは今のボクの遥か先をゆく、まさに神の為せる業だ。矢の速さ、威力、正確さ………ボクがアレを射た?まるでレティシア師匠が射たかのような矢だった。え?本当にボクが?
急所を射抜かれた黒いアーヴァンクは苦しみ悶えて、その大きな身体を捩じらせている。ボクの身体は、暴れて続けている黒いアーヴァンクの鳩尾……おそらくは心臓に正確に矢を射ち込んだ。その結果、断末魔の悲鳴を上げる事もなく黒いアーヴァンクは倒れ込んだ。
多分この間、僅か数秒。
たった数秒で、でももうボクは全身に力が入らない。立っていられない。目もよく見えない。とりあえず事態は収束したようだけど、何が起こったのかは最初から最後までわからない。
《Auto modeを終了致します》
おい、雑音。
いや、脳内の声。
意味が全くわからない。
少しは説明しろ。
《私はあなたの導き。私は宿主セシルの翼。あなたがシルフと呼ぶ存在です》
シルフ……精霊って喋るの!?
《Yes》
それはどういう意味…?精霊の言語なの?まぁいいや。そうか、君はシルフだったのか。君は……ボクの味方なんだね?導きってボクを何に導いてくれるの?
《あなたが望むところへ》
ボクの望み、ね。
奇跡を起こす神様の元へでも導いてくれるんだ?
《あなたがそれを望むなら》
ありがたいね。是非お願いしたいよ。それで君には望みはないの?ボクはお返しに何をすればいいの?あと、宿主セシルは止めて欲しいかな……なんか寄生されてるみたいじゃないか。
《私の望みはMy masterの幸せ。しかし、もしも叶うのならば……私に名を授けて頂きたい》
名前……確かに今迄もシルフとしか呼んでこなかったね。君がボクの翼だというならば………そうだな、エールと呼ぼうか。よろしく、エール。それで……自己紹介はありがたいんだけど、結局ボクに何が起こったの?全然、全く理解できないんですケド!?少しは説明してよね!
《Sorry,My master.緊急介入の結果、活動時間の限界を迎えました。強制終了致します。終了まで3秒前。2、1…》
ちょっとぉ!結局ほどんど何の説明も聞いてないよぉ!?
………納得のいかないまま、ボクは気を失った。
「おい、セシルー!起きたか?」
目の前には見慣れたアレクの顔だ。ボクが心底信頼して無条件に安心出来る顔だ。一瞬、アレクに飛びつきそうになったけど我慢だ。状況はわからないけどアレクが一緒ならボクは大丈夫なんだろう。
ボクはどのくらい気を失ってた?
「そんなに長い時間じゃないぞ。ちょうど今アーヴァンクの解体が全部終わったトコだ」
そうなの?なんかまだ少し頭が重い気がしてる……ってうわああ!
「あら、もう大丈夫なの?セシルちゃん。どうやら、魔力切れを起こしたみたいね」
魔力切れ……エールが緊急介入とやらをしたから?それよりボクはマグリッドさんに膝枕してもらっていたよ。すみませんでした!
「構わないわよ。セシルちゃん、かわいいし。それに子供達も無事よ。ちゃんとマットが護ってくれたわ」
「お姉さん、すっごく強いんだね!俺、なんかもう……すっげかったよ!」
ああ、ヤンとマノン。興奮してるのか、ヤンが何を言ってるのかわかんないけど無事だったんだね。良かった……。ちなみにマグリッドさんがマットと呼ぶのはマティアス兄さんの事だ。ボクらがクリスと呼ぶようなモノだね。それはどうでもいいか。
「ヤン君。ボクはそんなに強かった?でもね、さっき話したボクの親友、アイツはボクよりもずっと強いんだよ。ボクの言う事、嘘だと思うかな?」
「信じられないけど……でも、お姉さんの言うことは信じるよ!」
素直なかわいい子達だね。
まぁ、ボクはお姉さんではないけれども。
そしてお兄さん。この子達を護ってくれて、ありがとう。
「すまんな、セシル嬢。この子達が居たので君を護るのが後回しになってしまった。まぁすぐに君がアーヴァンクを倒してくれたわけだが……」
「ありがとう、それで良かったんだよ。もし、お兄さんがこの子達を放ってボクの所へ来るような大バカ野郎なら……ボクはきっと、お兄さんを心底軽蔑して2度と口も利かなかったよ」
お兄さんは正確にボクの願いを聞いてくれた。
護って、としか言ってないのにね。
苦手だけど、嫌いじゃない。
断じて口にはしないけど確かにほんの少し。
本当にほんの少しだけ、お兄さんを好きになったよ。
「俺達はやはり以心伝心だな!やはり運命の2人なんだなっ!!」
そういって、ボクに抱きついてくるお兄さん。
「調子に……乗るなァ!!!」
ボクの蹴りがタイミング良く顎に入った。王子相手に蹴りは初めてだけど、今回は許されるだろう。嫌だけど……凄く嫌だけど、多分今後もこんなことがありそうな予感がする。
なんで蹴られてそんなに嬉しそうな顔してるんだよ、お兄さん。ちょっと怖いよ。ああ。やっぱりボクはこの人、苦手だ。
拙い小説ですが読んでくださり、ありがとうございます。
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