表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/47

15歳旅立ち

15歳

いよいよ、外の街に行ける年齢だ。

その日、俺は朝から忙しかった。

持って行く物の準備だ。着替え、保存食、金、そして武器。

武器は、銀を使った短剣2本。

そう、二刀流だ。

理由は特に無い。なんとなくカッコ良いからだ。

前世では、銀の長剣、というか、長い刀を使っていたが、こちらの世界に刀が無かった。で、短剣2本使った二刀流にした。まあ、家庭教師の影響かな。


で、旅立ちである。両親と兄に街の門まで見送られ、乗り合い馬車で、隣の国を目指す。隣の街じゃないのは、隣は、鬼人の街で、冒険者の仕事が、無さそうだからだ。

両親から、非常用通信器というか物も渡されている。どちらかが、急用が出来た時、その器械に魔力を流せば、会話が出来るらしい。なかなか便利だ。


馬車は、キョウ帝国を出て、ナニワ国を目指す。ナニワ国は、人族の国だ。冒険者も沢山居るらしいから、仕事もあるだろう。

すでに登録してあるから、ナニワ国でも問題無く使える。

一応、魔獣を倒した時などに、キョウ帝国のギルドに報告などして、金を稼いでいたから、暫く金の心配も無いし。

ちなみにギルドの登録ランクというものがある。貨幣価値になぞって、下から、見習い、鉄級、銅級、銀級、金級、白金級となる。白金級が、数人組んで、魔獣と戦ってやっと勝てる程度らしいが。

で、1人で倒した俺は、もちろん白金級になっている。15歳で白金級は、世界初だと言われたが。


ナニワ国まで、馬車で10日。

この世界、一年は、361日、12の月に分かれていて、一月が30日。それが12と、残り一日は、新年日と言われ、どの月にも属さない。一月は、6週に分けられ、光、風、土、水、火、と言い分ける。10日なら、2週間というわけだ。

ちなみに曜日は、魔法の属性から取られている。なぜか闇が無い。そう、この世界に闇魔法の概念が無いのだ。

まあ、それは置いておこう。俺は使えるし。

2週間長いな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ