14歳まで
10歳から14歳
ひたすら森の奥に行き、魔法と剣で、魔物を倒す日々。
たまに魔獣の下位、デカイ狼型の魔獣が出てきたが、問題無しだった。
俺は普通より強いみたいだ。
魔獣ならば、吸血鬼族が、チームを組んで倒す相手だ。
が、1人で余裕だった。
そうそう、魔物や魔獣と、獣の違いは、体内に魔石が有るか無いかだ。
魔石は、色々使えるので、金になる。
例えば明かりを灯すのも、魔石を燃料にしたり、魔道具という物を動かす動力にしたりと、この世界には必要な物である。
魔道具、魔石を使って、魔法を起こす道具。
そのままだが、用途は様々。
明かりを灯すだけの道具から始まり、火お起こす道具、まあこれが必要なのは、魔力の無い種族だけだが、魔力車と言われる、馬車の様な物を、馬無しで動かす移動手段だが、これも魔石で動いている。
あとは武器に組み込む、という使い方もある。
普通の武器では、魔力を纏わせたりすると、武器がもたないのだ。劣化して折れたり砕けたり。
が、武器に魔石を組み込むと、なぜか劣化しなくなる。とは言っても、ゴブリンの魔石程度では、たいして耐久性は上がらないのだが。
強い魔物の魔石ほど、強い魔法に耐えられるようになる。
だから、魔石にも値段に差がでる。
冒険者は、強い魔物を倒す事を目標にするし、それを売ることで、金を得るのである。
あ、金の事を少し
この世界の通貨は、鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨である。
鉄貨、地球でいう10円程度、
銅貨、地球でいう100円、
銀貨、地球でいう千円
金貨、地球でいう十万円
白金貨、地球でいう一千万円
まあ、白金貨は、庶民は使わないというか、見た事もない人が、ほとんどだろう。主に行政や国で使う通貨だ。
銅貨一枚を、1ゴルドと呼ぶ、
鉄貨1枚を、1セル、10セルで1ゴルドだ。
1ゴルドで、食堂で、一杯の果実水を飲める。定食なら、6ゴルドほどだ。
ほとんどの人は、銀貨と銅貨と鉄貨を使っている。一万円くらいの物なら、銀貨10枚でいいけど、五万円程度の物を買う時は、銀貨50枚だ、数えるのが大変だ笑
それだけ、この世界、銀は多く取れるが、金や白金は貴重ということだ。