表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/47

呼び出し

ある日の朝、魔道具が音を立てた。

それは家族から渡された連絡用魔道具。


「エリック!帝から呼び出しだぞ。お前、エリー様に会いに行ってないだろ?エリー様カンカンらしいぞ。」

笑いながら兄貴が言う。

「あ、しまった。半年に一度は遊びに来いと言われてたんだっけ。ヤバイ。」

「みたいだな。とにかく早く戻って来い。」

「わかった。なるべく急ぐよ。」

そう言って連絡を終わらせる。

「エリー様って誰?帝って、キョウ帝国の帝?」

ティスティアが聞く。

「帝は、その通り。エリー様は、帝の娘の第2皇女。俺の遠い親戚だな。1つ年下で、なぜか俺に懐いていてね。半年に一度は顔出す決まりになっちゃっててね。」

「帝と遠い親戚って、あんたどこのお貴族様??」

「もちろんキョウ帝国の伯爵家次男だけど?」

「マジ?」

「マジ!」

「なんで冒険者してんの?」

「家督は兄貴が継ぐから。とりあえず実家帰るけど、ティスティアはどうする?ここで稼いどく?」

「魔道具壊れたら怖いから、邪魔じゃないなら、帝国についていっていい?」

「別に問題は無いよ。」

「じゃあ決定!」


帝国に戻ることになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ