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クソテンプレとクソ読者とクソ作者と

ふとエッセイランキングを見たら面白そうなのが並んでいたので読み比べてみた


1つは文句垂れるだけで何もしない読者はクソだという話


1つは面白い話が書けない作者はクソだという話


どっちも言ってることは正しいと思うが、後者は前者への当て付けのために書かれている割には、前者がクソだと定義している範囲の読者に触れていないのは何なんだろうか?


1つの主張としてはいいと思うが、反対意見というには焦点がずれている


まぁ、一個人の感想だからどうでもいいと言われればそれまでだが




ここからは俺個人の見解


まず、俺がクソだと思うテンプレは主に次の三要素から成る

1、主人公が特殊な能力(戦闘力上昇系)に目覚める

2、主人公が積極的に既存の枠組みを破壊する

3、既存の枠組みを破壊された結果起こるはずの問題が起こらない


え?一要素じゃないかって?

そう思うならたぶん思考が毒されてるよ


何故これ等がクソだと思うのか、と言えば、単純に言って話が面白くならないからだ

主人公が特殊な能力に目覚めるだけなら問題ないが、奴隷なんてダメだとか、貴族なんてクソだとか言って暴れるのは現代日本で生活援助はダメだとか議員はクソだとか言って武力で改革を迫るのと同じことだ


例えば、奴隷制度があれば、不作の年に農村の子供が売られる

これは言葉面だけ見ると酷いことのように感じるかもしれないが、実際は村から餓死者が出ないようにできるという大きな利点がある

また、犯罪者を奴隷として重労働や危険環境労働に使えば、牢屋で無駄に飯を食うだけの存在を減らし、税金の消費を抑えることができる

当然、奴隷制度がなくなれば不作の年に農村で餓死者が出ないように新しい制度を普及させる必要があるし、犯罪者の数に合わせて牢屋を増やし、これまで犯罪奴隷にやらせていた仕事は危険手当てを付けるなどして正規の労働者を雇わなければならない

つまり、莫大な金と時間が掛かるわけだ


また、貴族なんてクソだから民衆の選挙をやるんだとか言い出すバカには歴史の勉強が必要だろう

日本は昔から識字率が高かったが、世界の常識としては昔は識字率?何それ食べられるの?状態だ

第二次世界大戦直前でも識字率10%以下の国は多かったのに、よく使われる中世レベルで識字率など期待する方がどうかしている

そして、文字が読めないということは勉強が出来ないということで、貴族がやっている仕事の内容がわかる一般人など殆んど居ないということだ

仕事の内容がわからなければ誰に投票すればいいかなんてわかるはずもなく、よくわからないまま投票すれば無能が当選して行政を引っ掻き回し、行政を破綻させる危険がある


そういうことを無視して制度だけぶち壊し、あとは知らん顔をするという無責任極まりないバカを何故支持してやらねばならんのか



次に、俺がクソだと思う作者だが、これは単純に自分の作品の設定を自分でぶち壊す奴だ


よくわからないという人はライトじゃないノベルを幾つか読んで、どうぞ


わかりやすい設定ぶち壊しは、このキャラはこんなことしないだろとか、あれ?これ前に出てた制限に引っ掛からないか?だろう

他に、上で書いてあるような起きるはずの問題が起こらないというのもわかりやすい

これは展開を決めてから、特にストーリーを考えることなく展開通りに話を進めようとするから起こることで、言い換えれば作者が思考放棄してるか根本的にオツムが足りてないかのどちらかだ

これでも、読書から指摘されて自分なりに消化しようとしていればいいのだが、無視したりそんなことはどうでもいいと切り捨てたりする奴はもうどうしようもない




最後に、俺がクソだと思う読者についてだが、これはまぁ、何もしない奴だな


作品に対して思ったことがあるなら良いことであれ悪いことであれ感想欄に書けよ

関係ないところで書いたって何の意味も無いだろ


評価点については俺は一切付ける気はないから何も言わんが、ブラウザのブクマにつけてる奴はアカウントのブクマにしてやれよ


時々悪い感想に強く反発する人がいるけど、クレームは宝だよ

クレームは、それを改善すれば客が増えるっていう凄くわかりやすい指標なんだよ

だから、クレームに対応するかその客層を切り捨てるかは作者が考えることであって部外者が口を挟むことではないんだよね




何かごちゃごちゃしたけど、クソな作者も居ればクソな読者も居るよねっていうごく当たり前な話

今回は主観全開です

根拠もクソもないです

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