正式な領土
まず、沖縄は昔は一つの国だったことを知っているう人はどのくらいいるだろうか
で、その国はいろいろあって中国か日本に吸収合併されることになって、日本を選んだというところまではいいだろうか?
国際法では「侵略・占領統治か賠償・割譲統治かを問わず、戦争によって手に入れた土地は正式な国土とは認めない」となっているが、沖縄は戦争によって日本の統治下に入ったわけではないので、国際的に正式な日本の領土と認められている
沖縄本島よりは少し経緯が特殊かもしれないが、尖閣諸島も沖縄に含まれている
北に目を向けてみると、北海道というのは元々はどこの国にも所属していない土地だった
樺太や千島列島もそうだが、原住民が各々の価値観の中で生きているだけで村以上の組織はなかった
そんな中北海道に日本の手が伸び、その後千島列島と樺太にはそれぞれ南からは日本の手が、北からはロシアの手が伸びていった
お互いの手がぶつかってからはいろいろとあったが、千島列島に関しては択捉・国後・色丹・歯舞は北海道の一部として日本領、それ以外は北海道とは関係ないとしてロシア領に落ち着き、樺太に関しては共同統治として線引きをせずに落ち着いた
その後は戦争によって統治範囲が変わっているが、上記の通り国際法では戦争による領地の変化は正式なものとは認められていない
ただ、最終的には日本は千島列島と樺太の領有権を放棄してることは知っておかなければならない
しかし、日本が主張する千島列島には北海道の一部は含まれていないので、択捉・国後・色丹・歯舞の領有権は放棄していないことになることも併せて知っておかなければならない
上二つに比べて関心が薄いように感じられる竹島については、韓国の主張が法的根拠に乏しいことと、かたくなに裁判を避けていることを考えれば、まぁ、関心が薄いのも仕方がないのかもしれない
しかし、韓国が竹島周辺で日本人を何十人も殺したことと、何千人も不当に拘束していることは知っておかなければならない
また、竹島以上に危機意識が薄い対馬についても関心を持ってもらいたい
対馬には竹島と同じように武力をもって実効支配される危険があり、古くから対馬に住んでいる人たちは自衛隊の増強を求めている
現在対馬に展開している自衛隊は危機意識が薄く防衛戦力として頼りにならない、また、仮に意識改革ができたとしても規模が小さすぎるとのことである
その辺は尖閣諸島にちょっかいを出されていながら武力排除に勤しんでいる沖縄の住民と大きく違うようで、非常にありがたい
沖縄から武力がなくなったとき、一体誰が中国のちょっかいに立ち向かうというのか、ちょっかいでは済まなくなった時にどうするつもりなのか、そのあたりをよく考えてもらいたい
ここで書かれていることは明確な根拠の示されていない個人の意見です
絶対に鵜呑みにしてはいけません
少しでも興味を持ったのなら自分で調べてみてください