表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/42

夢から覚めて

 目が開いた。頭が回転をし始めた。俺の顔をチワワが舐めていた。

「あぁ、ごめんなさい」チワワの飼い主が謝ってきた。

 チワワは赤い首輪をして、ダウンジャケットのようなものも羽織っている。

「贅沢だな」

「何か言いました?」

「いや、何でもない」

 冬の寒い日にもかかわらず、公園の噴水の縁に座って寝ていたようだった。夢が長く感じたが、公園の時計はまだ十三時の少し前だった。

 依頼され、父親の敵を討ち、鵜飼と別れ、ラーメンを食べて、公園で寝ていた。まだテレビの電源を入れれば、マイクを片手にサングラスを掛けた人がいるというのに、今日一日がものすごく長く感じた。

 公園を出て、目的もなくふらふらと歩く。目の前に、挙動不審な男がいた。何かに怯えているように見える。路地裏のネコに驚いていた。

 今、あの男にナイフを向けただけで倒れそうだな。と、思った。だからと言って、向けるつもりは全くない。

 そういえば、と、思い出した。あの時拾った名刺を取り出した。


『朧月事務所 所長 朧月潤』


 ここに行けば、何か分かるかもしれない………あれ?

 何かって、何だ?

 俺は何を知りたいんだ?

 自問をする。自答はしない。自分自身、何を考えているのか分からない。狂ってる。自分そう思い、可笑しく感じた。

とりあえず〝朧月事務所〟に行くことにしよう。そう思った時だった…。

「烏山君?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ