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害虫駆除の話

 血が、吹き出した。


「どうよ、サブちゃんヤれた?」

「ああ」

「よくやった、これ報酬な」

 手渡されたのは現金の束が二つ。二百万だ。もちろん単位は円。この仕事の相場は分からないが、たぶんこの金額は少ない方なのかもしれない。


 今、路地裏ではうつ伏せで倒れている人物がいる。名前は南条(なんじょう)三郎(さぶろう)

 南条は芸能活動しながら、裏では怪しい組織と繋がっている。という、噂が流れている。この噂を流し、俺に依頼したのは、ある女性。正確に言うと、俺に直接依頼したわけではない。仲介業者を介して俺に依頼をした。依頼人の顔は一度だけ見たことがある。名前は分からないが、その女性もまた芸能活動していそうな感じがした。

 どうせ、依頼人も怪しい組織と繋がってんだろ。そう思いながら、目の前で倒れている南条を眺めた。

 四肢が所々痙攣し、瞳孔は開いたまま、切れた首から血が流れ出ている。口からは吐瀉物に近い泡が溢れている。


 そのうち誰かが、依頼人を駆除するよ。南条を眺めながら、心の中でつぶやいた。


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