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今日漫画家の私が恋をしました。  作者: 崎川 由依可
3/6

第1話 初恋はまだです。

初恋…

まだ先ですね~。

って言うか、恋ってどんなん?

「ねー。梓?」

私はアシスタントでそして、私の親友の梓に

問いかけた。

梓はもうリア充してるし、恋のこと知ってるよね?

私はそれを信じながら梓に問いかけたのだ。

「何~?

トーンるの?それともベタ?それとも~」

梓はすぐに問いに答えてくれた。

でも…

『それとも~』の次は何だ!!!

すごい気になるわ!!!!

また、『わ・た・し』とでも言うのか?

「梓。そのネタきた。」

私が覚めた口調で言うと後ろから『マジ?』

と聞こえた。私は即座ソクザに『マジ。』と答えた。

「うっわ!マジかぁー!!!

そろそろ私もネタがきてきたコロなのに!

由依にきたと言われるとわ…

梓、悲しいわ。」

梓は泣いた振替フリをした。

「ハイハイ。

そーいえば梓に話があったんだ。

てかそのために呼んだんだけど?」

梓は『そーいえば!』みたいな顔で私見る。

“恋をしてみたい”って

望んでもいいよね?

初恋はまだでもリア充になりたいって

思ってもいいよね?

思うだけはただだよね?

人に聞かなきゃ分からない。

本当私って…

何なんだろ。

梓だったら答えてくれるよね?

恋のこと。

恋愛のこと。

「梓。恋のこと…教えてくれない?」

「え!こっ恋のこと!」

梓は驚き私をガン見した。

まぁそりゃそうだよね。

ずっとまえまでこいとか興味ないとか言ってた奴が

きなり恋を教えてくださいなんて…

普通はあり得ないもん!

でも恋が知りたいって思った。

『漫画には自分での経験も必要』って

編集さんに言われた。

何で恋も愛も知らない奴が少女漫画家なんてやってんだろ~。

今になって不思議に思った。

ほんとバカな女だなぁ。私って…

「由依。恋してんの!!!」

「いや。してない。」

私は即答ソクトウした。

てか、恋を教えてくださいっていってる奴が

恋してるわけないじゃん!!!

梓はアホなの?バカなの?

「そーなんだ!」

何気テンション高い。

なぜだ。なぜなのだ。

「恋はね~!楽しいよ♪」

たの…しい?

「それで苦しいの。」

苦しい…?

何で…?苦しいのにたのしいの?

何で何だろ。

もッもしかして…!!!

梓はマゾ!!!!

うわー…

じゃなくて!!

「どうして苦しいのに楽しいの?」

私は聞いた。

「苦しいよ…

恋は…苦しいよ…。好きな人と一緒にいると

とっても楽しいの。でも…人それぞれだとは思うけど私は、好きな人と離れるとき、好きな人が

他の女の子と話してる時凄く辛いよ。」

梓は暗い顔をしてそう言った。



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