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始め
戦い疲れ、血だまりのなかで倒れた。
「・・・俺もここまでか」青年はいった。
青年は戦いに明け暮れていた。魔族と人の戦いに、はじめは仲良くしてた。少年のころはよく遊んでいた、しかし大人になっていくにつれ差がでた、青年は子供だったけど遊んでいた人間の子はおじいさんになっていた。それから、魔族と人のなかでいざこざにより戦争が起きた。
「まだまだ生きるつもりだったのにな。あいつ、また怒るよな」
青年は最後に思うのは遠くの故郷に待つ家族のことだった。
「この世界に幸福を・・・」
青年は祈った自分がいなくなる世界に平和がおとずれることを。