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99話: 核心への一歩
異次元の扉を越えた先、二人の前には核心そのものが存在する空間が広がる。情報は渦巻き、光と影が交錯し、全てが一瞬で変化する。
「……これが、核心か」
慧は膨大な情報の流れを解析し、次に取るべき行動を瞬時に判断する。情報の一部を誤れば、迷宮は即座に崩れ、二人を取り残すだろう。
雫は直感で、光の揺らぎや空間の微細な波動を読み取り、安全な踏み出しを瞬時に決める。解析と直感が完全に一致する瞬間、核心への道が開かれる。
二人は息を合わせ、一歩を踏み出す。光の渦が瞬時に収束し、核心の空間が安定する。慧は微かに息をつき、雫も穏やかに微笑む。
核心への一歩は、心理戦・解析・直感の総合力を試す最後の試練の序章であり、二人の連携は最高潮に達していた。




