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76話: 閉ざされた次元

連鎖する幻影を突破した慧と雫は、閉ざされた次元と呼ばれる異次元空間に足を踏み入れた。

ここでは、外界からの全ての情報が遮断され、空間も時間も閉じられているため、存在の感覚だけが頼りになる。

一歩誤れば、永遠に閉ざされた次元に囚われる危険があった。


「……何も届かない」

慧は分析者として、残された微細な情報やパターンを解析し、進むべき道を導き出す。


「慧、直感で閉ざされた次元の揺らぎを感じ取って」

雫は心理的圧力や空間の微弱な振動を感知し、出口への正しい道を判断する。


閉ざされた次元は、心理戦・情報解析・直感判断・極限集中力を統合する極限の試練。

二人の連携が不完全であれば、出口は閉ざされ、永遠に孤立する。


慧は空間パターンを統合解析し、雫は直感で揺らぎを読み取り慎重に進む。

「……感覚を信じるしかない」

雫が頷き、二人は慎重に閉ざされた次元を進む。


やがて、閉ざされた次元の圧力が収束し、光点が整列、出口が姿を現す。

「突破……成功」

慧は深く息をつき、雫も微笑む。


閉ざされた次元は、分析者と直感派の融合、心理戦、極限判断、情報解析を試す試練だった。

シリーズ1の終盤、異次元情報の核心への道は、さらに緊迫感を増す――。


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