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61話: 漆黒の迷宮
終末の螺旋を突破した慧と雫は、漆黒の迷宮と呼ばれる異次元空間に足を踏み入れた。
ここでは、光がほとんど届かず、感覚は鋭敏になりすぎて錯覚が現実を侵食する。
誤った判断をすれば、出口を見失い永遠に迷宮に囚われる危険がある。
「……光が全くない」
慧は分析者として、空間の微細なパターンや音の反響を解析し、最適な進路を計算する。
「慧、直感で道を感じるわ」
雫は闇の中のわずかな揺らぎや心理的圧力を感知し、錯覚に惑わされず進む道を選ぶ。
漆黒の迷宮は、心理戦・情報解析・直感判断・極限集中力を統合する極限の試練。
二人の連携が不完全であれば、出口は閉ざされ、迷宮に囚われ続ける。
慧は空間パターンを統合解析し、雫は直感で揺らぎを読み取り慎重に進む。
「……この感覚を信じる」
雫が頷き、二人は漆黒の迷宮を慎重に進む。
やがて、闇の迷宮が収束し、光点が整列、出口が姿を現す。
「突破……成功」
慧は深く息をつき、雫も安堵の笑みを浮かべる。
漆黒の迷宮は、分析者と直感派の融合、心理戦、極限判断、情報解析を試す試練だった。
シリーズ1の終盤、異次元情報の核心への道は、さらに緊迫感を増す――。




