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60話: 終末の螺旋
深淵の試練を突破した慧と雫は、終末の螺旋と呼ばれる異次元空間に足を踏み入れた。
ここでは、時間と空間が渦巻き、終末的な力が迷宮全体を押し潰そうとしている。
一歩の誤りが、二人の存在そのものを危険にさらす状況だった。
「……全てが崩壊に向かっている」
慧は分析者として、螺旋状に渦巻く空間と時間のパターンを解析し、最適な進路を導き出す。
「慧、直感で渦の中心を感じ取って」
雫は空間の微細な揺らぎや心理的圧力を感知し、崩壊の中で正しい道を判断する。
終末の螺旋は、心理戦・情報解析・直感判断・極限集中力を統合する極限の試練。
二人の連携が不完全であれば、出口は閉ざされ、迷宮と共に消滅する危険がある。
慧は渦巻きのパターンを統合解析し、雫は直感で揺らぎを読み取り慎重に進む。
「……中心に向かうしかない」
雫が頷き、二人は終末の螺旋の中心へ慎重に進む。
やがて、螺旋の渦が収束し、光点が整列、出口が姿を現す。
「突破……成功」
慧は深く息をつき、雫も微笑む。
終末の螺旋は、分析者と直感派の融合、心理戦、極限判断、情報解析を試す極限の試練だった。
シリーズ1の中盤、異次元情報の核心への戦いは、さらなるクライマックスへと向かう――。




