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49話: 絶対零度の迷宮
連鎖する決断を突破した慧と雫は、絶対零度の迷宮と呼ばれる空間に足を踏み入れた。
ここでは、温度だけでなく時間や感覚も凍りついたかのように停止している。
一歩でも誤れば、意識や感覚が凍結し、迷宮から脱出できなくなる危険がある。
「……全てが凍りついている」
慧は分析者として、極低温環境での微細な変化や情報パターンを解析し、安全な進路を導く。
「慧、直感で揺らぎを感じ取って」
雫は空間の微細な振動や心理的圧力のわずかな変化を感知し、凍りつく前に次の一歩を判断する。
絶対零度の迷宮は、心理戦・情報解析・直感判断・極限集中力を統合する試練。
連携が不完全なら、出口は閉ざされ、凍りついた時間に囚われる。
慧は情報を統合解析し、雫は直感で微細な揺らぎを読み取り慎重に進む。
「……このタイミングで行く」
雫が頷き、二人は凍りつく空間を慎重に進む。
やがて、絶対零度の迷宮の中心に到達すると、空間が徐々に温まり、光点が整列して出口が現れる。
「突破……成功」
慧は深く息をつき、雫も安堵の笑みを浮かべる。
絶対零度の迷宮は、分析者と直感派の融合、心理戦、極限判断、情報解析を試す極限の試練だった。
シリーズ1の最終局面に向け、異次元情報の核心への道はますます緊迫する――。




