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40話: 境界線の迷宮
虚無の回廊を突破した慧と雫は、境界線の迷宮と呼ばれる空間に足を踏み入れた。
ここでは、現実と異次元、過去と未来、心理と物理の境界が曖昧に交錯している。
歩くたびに空間は変化し、どの道が出口へ通じるかを見極めることは極めて困難だ。
「……境界線が揺れている」
慧は分析者として、空間の変化と情報の矛盾を整理し、最適な進路を導き出す。
「慧、直感で境界の揺れを感じ取って」
雫は微細な空間の波動や心理的圧力を読み取り、正しい方向を瞬時に判断する。
境界線の迷宮は、心理戦・情報解析・未来予測・直感判断の融合を試す極限の試練。
互いの力が完全でなければ、迷宮に閉じ込められ、出口は永遠に見えなくなる。
慧は情報パターンを統合し、雫は直感で揺らぎを読み取りながら慎重に進む。
「……ここを進むしかない」
雫が頷き、二人は境界線の迷宮を歩み続ける。
やがて、境界線の迷宮の中心に到達すると、空間は収束し、光点が整列して出口が現れる。
「突破……成功」
慧は深く息をつき、雫も安堵の笑みを浮かべる。
境界線の迷宮は、分析者と直感派の融合、心理戦、情報統合能力、極限判断を試す試練だった。
シリーズ1の終盤、異次元情報の核心に迫る戦いは、さらに緊迫感を増す――。




