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21話: 深淵の核心

異次元の門を越えた慧と雫は、ついに深淵の核心へと到達した。

ここでは、過去・未来・他者の思考・異次元情報が全て渦巻き、視覚も聴覚も混濁する極限空間となっていた。


「……すべての情報が交錯している」

慧は膨大なデータを瞬時に解析しようと試みるが、情報量は桁外れで、通常の思考だけでは整理できない。


「慧、直感を頼りに」

雫は光や空気、空間の微細な揺らぎから、正しい進路の兆しを瞬時に感知する。

核心では、心理的圧力も極限に達し、判断の一瞬のブレが致命的な結果を招く。


二人は呼吸を合わせ、分析と直感を完全に融合させる。

慧は複雑な情報パターンを整理し、雫は瞬間的な感覚で迷宮の変化を読み取る。


核心に近づくにつれ、情報の渦はさらに激しくなり、他の参加者の意図や行動も影響する。

「情報と心理、両方を制御する……これが突破の条件だ」

慧の言葉に、雫は鋭く頷き、次の一手を導く。


やがて、光の収束点が現れ、深淵の核心は静まり返る。

「……突破だ」

慧は深く息をつき、雫も安堵の表情を見せる。


深淵の核心は、異次元情報、心理戦、直感と解析の融合を極限まで試す試練だった。

ここを越えた先に、シリーズ1の真のクライマックス――ゲートキーパーズの目的に迫る最終局面が待ち受けている。



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