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18話: 不可視の壁
歪んだ意識を突破した慧と雫の前に現れたのは、不可視の壁が連なる空間だった。
目には何も見えないが、空間全体が強烈な抵抗を放ち、足を踏み入れるたびに圧力や振動が体に伝わる。
「……目に見えない障害か」
慧は足元の光点や空間の微細な揺れから、壁の位置と動きを解析しようとする。
「慧、直感で感覚を頼りに進むしかない」
雫は微細な空気の流れや重力の揺れを感じ取り、安全なルートを判断する。
不可視の壁は、一歩でも間違えば進行方向を阻み、心理的圧力も増す。
二人は互いに呼吸を合わせ、分析と直感を組み合わせる。
慧は光点や振動のパターンを分析し、雫は直感で壁の存在を感知する。
進むごとに、不可視の壁は微妙に動き、心理戦と空間認識の両方を試す。
他の参加者の動きも影響し、正しいルートを導き出すには完全な連携が必要だ。
「分析と直感、両方が揃えば突破できる」
慧は冷静に判断し、雫は微細な揺れを読み取り、二人は慎重に歩みを進める。
やがて、光点が収束し、不可視の壁は消え、空間が安定する。
「突破……成功だな」
慧は深く息をつき、雫も微笑む。
不可視の壁は、見えない情報と心理戦を融合させた極限の試練だった。
しかし、この先には、シリーズ1の最終局面へと続く、さらなる課題が待ち受けている――。




