気まぐれ片恋キューピット
※恋の病はどんな天才や偉人でもかかる。
※恋とは一体、どこから生まれるのでしょう?
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気まぐれ片恋キューピット。
気まぐれキュートな悪戯小僧。
ある時、キューピットの闇雲に放った矢が、
わたしの心臓を撃ち抜いた。
とたんに恋に落ちたわたし。
意地悪気まぐれキューピット。
意地悪気まぐれキューピット。
なぜ、わたしの心に矢を射抜いた?
突然、わたしは片思い。
突然、世界があの方色に染まっていった。
悶える、苦しい、恋焦がれる。
意地悪気まぐれキューピット。
意地悪気まぐれキューピット。
どうか、わたしの心臓を元に戻して!
どうせ、矢を放つならあの方にも!
どうか、ハートに矢を射抜いて欲しい。
うーん、どうしようか。
うーん、困ったなあ。
気まぐれ意地悪キューピット。
気まぐれ意地悪キューピット。
わざと片方しか射抜かない。
だって面白いでしょう。
だって人間は滑稽でしょう。
コケティッシュに笑うキューピット。
心をもて遊ぶキュービット。
悪魔のようなキューピット。
今日も今日とて悪戯キューピット。
甘い桃色花びらに息を吹く。
ハラハラハラハラ、風に散りばめながら。
真夏の夜風に銀の矢を放った。
今宵も誰かが恋に落ちて、
今宵も誰かが恋に苦しむ。
気まぐれ片恋キューピット。
気まぐれ片恋キューピット。
※この詩は異世界恋愛「クリソプレーズの瞳」のヒロインの夫、エドワードに対するジュディ嬢の想いを綴ったものです。




