らゔほ
あだむ、
北極に死する。
氷に、
コンドォムに、
下半身の華に、
粘膜のさみだれに、
ジャッカルのされこうべに。
いとおしまれつつ
あんぐり
すべて
なべて
の
穴を
孔を
ひらいて
死す。
ゆりかごの
たどりつく、
ここは、
はかば。
ならば、
なかば、
ふりかえるならば、
りりす
の
蛇腹なす肉にて
巴、
卍、
阿弥陀籤、
頭陀襤褸、
に、
糊塗されし、
くすしき、
かばね。
それは、
実際には
わたくしの
埋づめられた
未来であるし、
やがて
きたる、
logic bomb、
さきほど
部屋の
きぃ
を
受け取ったおりに、
つづらおりに、
貴女の手を取ったときに、
くれぐれに、
夜をくぐりぬけたさきに、
うすきグレイに、
つれづれに、
ジャム色に、
あまい、
あまい、
あまい、
あわい、
くらい、
死の糸口を、
ひもといた、
おろかな、
わたくしで、
ござあした。
ドアに挿す鍵。
くゆる
けむり
の
ごと
とびら
が
開けば、
そこに
幸福に
よこたう、
あだむ
の
むくろ。
泪。
氷。
時。
蛇。
了。