ぜ~んぶ作者の妄想
*小説の書き方とかわかんないのでとりあえず他の小説を真似るところから始めています。あかんかったら言って下さい。消します。
「お・・・おかえりなさい」
白髪で肌は色白でちょっと不安げな表情を浮かべた少年のような少女のようなそんな子どもがこちらの方に話しかける。
「・・・た、ただい・・・ま??」
話しかけられた人間―高野蓮は少し困惑した様子でそう挨拶を返した。
高野蓮はいつも通り仕事を終えマンションの自分の部屋に行ったら見知らぬ子どもが部屋にいたのだ。
「・・・。」
「・・・。」
二人は目を合わせ互いに無言のまましばらく時間が過ぎる。
「え、えっと、私の名前は高野蓮・・・です。多分・・・人間です。」
蓮は目線を少し下げソファーに佇んでいた子どもに話しかけた。
「・・・。」
子どもからの応答はない。
応答はないのだが口を動かしているのからすると恐らく何かをしゃべろうとしているのは見て取れる。
「・・・。」
その様子を読み取って蓮はその子どもの言葉を待つことにした。
「わた、わたしは、ターバです。きっと人間のはず・・・です。」
ソファーに佇んでいた子ども、ターバはそう答えた。
「ぁ・・・」
蓮は突然何かを思い出したように小さく声を上げた。
その声に反応して蓮の方を見上げるターバ。
「はじめましてって言うの忘れたなって・・・」
その言葉を聞きターバは小さく笑って、それまで前かがみになっていた身体を戻した。
「なんか、安心した・・・さっきから面白いこと言うなって」
ターバは蓮の目を見てそう言った。
蓮は困惑した表情を浮かべながら
「安心してくれたならよかったです・・・とりあえず何があって今ここにいるのか教えてもらうことはできますか??嫌だったら教えなくても大丈夫です。」
とターバに問う。
「ごめんなさい、内緒で」
「そうですか、謝らなくていいです、しゃべりたくないことは誰にだってあるのですから」
「ありがとう」
「はい・・・うーん・・・どうしよ」
正直なところ蓮はターバになぜここにいるのか知りたかった、ただ人に無理強いをするのは嫌いな人間でもあった。
「ターバさんでしたっけ、これからの生活に何かあてはあります?」
「ターバで合ってる、あてはあなたしかない」
「わかりました、私に頼ってください。 ところで・・・部屋を片づけて・・・いい?」
そう蓮の部屋はゴミがそこらじゅうに散乱している汚部屋であったのだ。
☆★
「なんていうか・・・すごく散らかってるね、掃除手伝うよ?」
「一人でやるので大丈夫。漫画でもみててもらっていい?」
「二人でやった方が早く終わると思うけど」
「あまり触られたくないものもあるから一人でさせて!」
「そっか、わかった」
そんな感じに蓮が掃除を始めてから3時間後
「ふぅ~~やっと終わった」
「お疲れ様」
「ありがとう、その漫画どう?面白い?」
「面白い」
「よかった・・・ってそれ私渡したっけ?」
「タイトルがよかったから蓮がお風呂場掃除しているときに棚にあったのを取った・・・」
「そっか・・・うん・・・それをね・・・」
ターバが読んでるその漫画は「紅」という主人公リンが好きな人の前で恥ずかしいハプニングが何度も何度も続くという中々にエロい漫画であった。