登場人物(土の国まで) かなりのネタバレ
土の国まで読んでからお読みいただくことを、強くお勧めします。
風の国までしか書いていなかった部分を、書き足しました。長いですが、どうぞお楽しみください。
〈主要人物〉
相田 創 ソウダ ハジメ 国籍:日本
高校を卒業し、春からの大学生活を待っていたが、趣味で自分が組み立てていた積み木の世界へと積み木ごと落ちてきてしまう未熟な青年。本作の主人公
人と関わることがあまり好きではなく、必要最低限ですむのならそれが良いと考えているが、人のピンチになると迷わず助けに入ったり、そのピンチを作った原因に対し怒ったりする
その考え方は、水の国や風の国、土の国の住人の生き方や考え方、他人との接し方から変わろうとしている
特に、風の国でマキさんから、「人と接することを忘れるな」と言われ、他人との接し方に大きく変化が出ており、止まっていた心の成長が着実に進んでいる
口に出す前に考え込むことが多く、自分が生きていくことに対し疑問を抱きながらも、積み木の世界で生きていくことの大切さ、人と関わっていくことの楽しさと大切さを身をもって知っていく
ホワイトな心とブラックな心を持ち合わせており、相手によって使い分けているあたり、性格の評価は人によって変わるところがある。突っ込みの要素もそのブラックな心から来ていると推測される
同年代に比べると小さい身長に、コンプレックスを抱いている。特に、マッドから夜の市で10歳と勘違いされたときに、腹が立ったこともあり、彼にアーシィの魔の手が伸びるように促している
本人は自身のことをめんどくさがりの、人付き合いに向いていない性分と思っているので気づいていないが、基本的に人当たりの良い性格で、女性に好かれやすい(一応、顔は整っている)
男性であっても、余計な気をつかわなくていい人には優しいが、同性であるために、女性よりは本音を出していることが多い(リド・ガイ・マッドが例として挙げられる)
この世界の人間ではないことを、「記憶喪失」として、アリアとリド、タイニーには誤魔化しているが、3人以外にそのことを説明しているわけではないので、いろんな意味で誤解、そして無知扱いされやすい(例えば、積み木の世界の住人は馬に乗れることが当たり前なのに主人公は乗れないことや、力の意味をタイニーにきいたこと)
ただ、その「記憶喪失」状態では有り得ないはずの知識を披露すると、アリアが訝しむ様子を見せるため、心の中ではいつその嘘がばれるかで、常にハラハラドキドキ状態
本人は、日本では当たり前である知識の披露時(海を渡る交通手段として船)や風の国で襲われた後のファイとの連携時、土の国での加護者を一人ではなく仕事による分担制にすることをすすめた発想時など、その世界では有り得なかったことを有り得るように周囲を誘導、提案し、丸く収めることのできる、たぐいまれなる話術を持つ(本人無自覚、そして天然で発動していることが多々ある)
その代わり、体力は紙。彼が自覚している以外にも欠点、弱点はかなりある
その欠点の一つとして、自己犠牲的な一面があり、他の人に相談せず行動を起こすことがある
土の国では、話術と性格の裏表があることをアーシィに見抜かれ、同行者となるよう言われる
その彼女から、土の国の手前の海の上、船内の風呂にて痴漢と勘違いされているが、本人は日本で女性と関わる機会が全くと言っていいほどなかったため、うぶであり、女性と手をつなぐなど言語道断と言っている。恥ずかしい時は赤面し、奇声をあげる(ただし、アリアには何故か気を許している)
周りからは一目置かれていることが多いが、本人は当たり前のことを当たり前のようにしているつもりなので、自身を凄いとは思っていない
好きなものはクルミパンで、クルミパンがあればそれだけを夢中になって食べてしまう。また、スープをパンのお供にすることが多く、どの国の食堂であっても、主菜、副菜でなくスープを選ぶことが多い。そのためなのか、栄養がバランスよくなく、身長が伸び悩む原因となっていることに、やはり本人は気づいていない
クルミパン以外のパンも好きで、ありったけのパンを紙袋に詰めてもらい、遠出するも、時々持ってきていたこと自体を忘れる辺り、少し抜けている部分もある
主人公を動物に例えるのならば、パンをむさぼる様からリスと形容したいという声が、どこからか聞こえないこともない
泳ぐことがとても苦手で、溺れても困らないよう、現在進行形でアリアに泳ぎを教えてもらっているが、土の国では積み木でソウゾウしたビート板により、ゆっくりではあるが確実に泳げるようになってきている
ビート板が無ければ、浮くのがやっとであるということは内緒にしたいと言う本人の希望は、今のところ作者によって無視されている
孤島状態のレストランを船にしたり、突如穴を開けたり、ダミーの鍵を作ったり、壁を作ってからその後、包み込める布のように積み木を自由自在に操り、積み木の世界で起こる様々な出来事を切り開いていくその姿から、
「積み木の世界に愛されし者(英語でかっこよく言ってみると、“The person who is loved in the world of the building block”)」
と表の世界で呼ばれることになるのを、彼はまだ知らない
さらに、リンネの支配する世界、裏の世界では、「表の世界の創造者」と呼ばれている
土の国から火の国に向けて出発する前日に、誕生日サプライズをアリアの主導のもとにされてしまうが、本人の誕生日はいまだ不明(というよりも、いつを誕生日にすればよいのか、作者が決めていないことが原因)
寝言で誕生日だと言っていた所を、アリアが聞いてしまうことによって起きた
所持品として、
表の世界の積み木・裏の世界の積み木(夢とリンネより)・真実の硝子(ファイ製)・ムキの風鳥の羽・ソウゾウしたビート板・水色のイヤーカフ(アリア製)・各国の書状(水・風・土の国の加護者らより)・黒のリュック(ノア製)・服類と履物(リリーとパンジー製)・従業員用メモとペンのセット(宿り木製)
などがある
年齢は18歳→19歳(サプライズ後)、身長は164㎝、髪の色、瞳の色ともに黒で、普通の日本人そのもの。男子にしては身長が低いため、見た目より若く見られることを悩んでいる姿がよく見受けられる
アリア・M・ジェーン 国籍:水の国
積み木の世界にあるレストラン・宿り木で働く従業員で、水の中に落ちてきた創を救った命の恩人。明るく元気な女性で、レストランでの接客を担当している
主人公に接客の仕方を教えたり、レストランの名が風の国で知れ渡るよう、ひそかに広告を作っていたりと、努力を怠らない姿から、周りの人から好かれているが、主人公からはちゃっかりした性格とも言われている
泳ぐことが得意で、潜水は3分以上可能(どこまで潜水できるかは、本人も不明)。毎朝泳ぎに行っているということで体力もあり、重いものも自分専用のリュックに積めて何も入っていないかのように軽々と背負っている
そのリュックに入りきれないほど詰め込んでしまうのがブルーベリーで、彼女の大好物であるそれが夢の中に出てくると、食べようとしたことがある(主人公をまちがえて食べようとしていた時がある)
早食い、そして大食いであるため、皆が食べ始める頃にはもう食べ終わっていることがほとんど。食いしん坊でもある
主人公に癒しを求めると同時に、少し恋心を抱いていたりする
水の国の加護者と知り合いで、今では彼女しか会いに行くことができないということで、水の書状は彼女が取ってきた
誰にもいえない秘密を所持している(主人公は彼女の過去に何かしら悲しい出来事があったのではと、推測している)
主人公の泳ぎ上達のための訓練時、溺れ、水の中に引きずり込まれていく主人公の様子に取り乱していることから、それに関係することだと思われる
年齢は17歳、身長は179㎝、髪の色はエメラルドグリーン、瞳の色は夜色の瞳をしている。主人公は彼女よりも明らかに小さい
リド・S・トロイア 国籍:火の国
レストラン宿り木のマスターで、創が積み木の世界に落ちてきたときに料理を作ってくれた人。料理に関しては完璧すぎる超人コック。無口なようで、無口でないときがある、気まぐれ屋
和洋中華、その他なんでもござれの腕の持ち主で、オーダー、持ってこられた食材によっては、それまでに考えたことのない料理を作り出したりする。味は、ほっぺが落ちルどころではすまないほどのもの。主人公は「幸せの味」と言っている
そして、アリアは彼の料理を「世界一!」というように、だれもリドには敵わないということを言い、そのことでタイニーと彼女の仲が一時期悪くなることが起こっていた
カウンターの料理スペースに他人が入ってくるのを嫌い、料理に対して一切の妥協を許さないというこだわりがある
そのこだわりの為に、火の国で働いていたレストランを辞め、水の国にあるこのレストランまで来てしまったという経緯の持ち主だ
こだわりに関してアリアはマスターの癖と言っている
しかし、風の国でのタイニーとのハーブティー対決によって、料理する楽しさを思い出した彼はその後、タイニーの厨房出入りを許可している
料理に関しては完璧な人だが、基本的にのほほんとした性格で、いまいちしっかりしていないということがあるが、悩んでいる主人公を見たりすると適切に話しかけてきたり、諭したりしてくれる大人な一面もある
やる時にはやるが、やらないときにはとことんやらない、そんな性格をしている為にアリアには時々怒られている
好きなこと、ものは料理すること、火の国の機械類で、火の国から土、風の国に飛んでくる時に使った機械が使えなくなってしまったことに、肩を落としている
年齢は若く34歳。身長は185㎝、髪の色は赤褐色で、瞳の色はウーロン茶のような色をしている
〈水の国の住人〉
ノア・J・タブロフ 国籍:土の国
水の国の都市ヴァレンシアでカバン屋を営んでいる女性。アリアの行きつけの店の主人である彼女は、お客さんに合ったカバンをばっちり提供してくれる
豪快な性格で、アリアと気が合いすぎているところが話している限り見受けられ、酒好きデニーの親。デニーを追って土の国から水の国まで移動してきた、執念をもつ
デニーと嫁との仲がうまくいっているのかどうか心配する、いい意味での親ばか
年齢は50歳、身長は160㎝、髪の色は茶色がかったオレンジ色、瞳の色は薄茶色をしている
デニー・H・アスタロック 国籍:土の国
リドの親友で、水の国で酒屋を営んでいた男性だが、現在船の旅に同行後、嫁のために土の国に落ち着く。情報屋でもある彼が、リドに水の国のレストラン(主人公が来るまで、アリア以外に会えない孤島)の存在を教えていた
お酒が好きで、朝だろうが、昼だろうが、そして夜だろうが飲み明かすどうしようもない人であるが、お客さんに提供するお酒は良い品で、信念を持っている(リドと似た者同士)
その酒の扱いから、調理に使う酒をリドに提供している
先ほど、ノアが親で、彼女から逃げるようにして、土の国にちょうど来ていたリドと仲が良くなり、一緒に水の国へやってきた。が、他の理由として妻に良いお酒を送ろうという目的で国を渡った後に、逆移動ができないということに後か気づいた模様
結婚しており、嫁が土の国にいる(土の国の加護長、ウィズさんがそう)
嫁の暴走時に、周りが動けないでいるところを気にせず(というよりも気づかず)、諭すように声をかけることから、彼女限定でまっとうな人になるようだ
ビール好きではあるが、実はブランデーが一番好き。
年齢は33歳、身長は183㎝、髪の色、瞳の色ともにノアさんと同じく、茶色がかったオレンジ色をしている
ロウ・A・コルト 国籍:土の国
花屋を営んでいる青年で、山登りをして花を調達している為、筋肉がつき肌が黒いのが特徴。山登り大好きヤロウ、その山にある花大好きヤロウである
アリアに好意を抱いているが、彼女には気づかれていない様子で、その好意は報われないと思う
言葉が時々雑で、主人公の怒りを買っていたりもするが、根はやさしいので本当の意味で嫌われることはない
言葉の使い方でしばしば、アリアに注意されることがある
年齢は19歳、身長は180㎝、髪の色は金色、瞳の色は銅のような色の瞳をしている
リリー・R・アティ 国籍:風の国
風の服屋の主人の一人で、双子の姉。風の力を使い、お客さんに一番あった服を作る職人。普段はほんわかしているが、仕事になると性格、口調が変わる。
ワンピースを好む傾向にある
パンジー・R・アティ 国籍:風の国
風の服屋のもう一人の主人で、双子の妹。姉同様に風の力を使い、性格も変わる。口調もほぼ同じなため、発言したときの言葉が被る。
カーディガンとジーパンを好む傾向にある
年齢は二人とも15歳で、身長は155㎝、髪の色は銀髪、瞳の色はライムグリーン色をしている
髪の長さと服装以外は、黙っていれば全く同じように見える(主人公談)
ジェル・F・クラウディ 国籍:土の国
レストラン・フルの支配人であり、土の国の元加護者。創とアリアがレストランに訪れ、ウェイターの振る舞いの詫びにでてきた責任者で、口調は穏やか、眼鏡をかけており、無駄のない洗練された動きをする
だが、土の国にいた頃はかなりの問題児で、加護者になるのに必要なインクの入ったペンダントを持ち去ったり、やめるときに籠長のウィズさんに何も言わずに出て行ったりしている
土の国から水の国へ行く途中で改心したのか、レストランの支配人になってからは落ち着いたようだ。主人公が各国を船で渡るときいた時に、お守りとしてインクの入ったペンダントを、役に立つものとしてウィズさん宛ての手紙を渡してきた
アリア並の接客力で、一度アリアをレストランにスカウトするも、働いていることを理由に断られてしまう
レストラン従業員の優秀な人材確保に奔走するスカウトマン状態になっているが、なかなかいい人材を見つけられず困っている
年齢は25歳、身長は182㎝、髪の色は茶色がかった赤い髪、瞳の色は以前、琥珀色の瞳であったが、加護者をやめた今は薄茶色の瞳をしている
(風の国の住人)
ファイ・N・フローラル 国籍:風の国
水の国で硝子細工を売る店を営んでいたところ、雨宿りしに来た主人公に会い、故郷である風の国に船で同行するようになった女性。後に、風の国の加護者となる
気さくな性格で、口調、行動ともに男っぽいところがある。気さくで、アリアとは会ったときから打ち解ける。今のところ、このものがたりで一番体術に長けている人物であり、風の国の加護長にいる衛兵たちに一目置かれている
主人公と盗賊を陥れるときに話した会話の限り、頭の回転も速く、木の上に上り、自ら諜報活動・隠密行動を行うこともあり、周囲はその行動を頼もしく思う時が多いが、お守りのクロウとその孫であるリリーとパンジーは、頭を悩ませている
水の国ではファイ・Z・フローラルと名乗っていたが、風の国で風の加護者という、風に完全に愛された者となったため、名前をZからN、ネリアのNへと変えた
一つ結びの長い三つ編みが特徴的で、ゆるく編まれた髪はよく風に煽られている
主人公のことをふざけているときやからかっているときは「ハジメ坊」と呼び、度々からかっているが、真剣な時は真摯な対応する
また、タイニーに関しても同じ理由で、「タイニー坊」と呼ぶことがあり、そのことを度々アリアは話の種として、タイニーに対してのからかいの要素として使っていることがある
ハジメと最初に出会った時に、「真実の硝子」という風の力でつくられた硝子の置物を渡した
それは見える人には見えるが見えない人は見えないという代物で、正しい考え、人の理から外れた行動をしていない人には見え、正しくない考え、人の理から外れ、嘘をついていると全く見えない(いわゆる嘘発見器)
それだけでなく、硝子を作った本人を通して、持ち主が話したいと思った場合は、硝子に触れさせた者との会話ができる(風はどこにでも吹いているという理由から)
時々、他の人の存在に気づかずに、自由気ままに行動していることがあるため、周りの理解を促すことが必要ということだ(リリーとパンジー談)
好物はハーブティーで、自分で淹れられるが淹れてもらうことを好む。タイニーのはちみつハーブティーに虜なのは言うまでもない。ちなみに一人称は「あたし」が基本で、必要な時だけ「私」となる
年齢は23歳、身長は175㎝、髪の色は抹茶色で、瞳の色は新緑色をしている
ミリ・D・ケリー 国籍:風の国
主人公たちが風の国に着いたと同時に襲った集団の女頭。兄が大好きであるが、後にファイと主人公の策略により、兄ともども囚われの身となる
タグ・D・ケリー 国籍:風の国
ミリ・D・ケリーの兄で盗賊の男頭。妹を溺愛しているが、その妹と一緒に風の国に捕まることになる
今後、二人が出てくる予定は一切ない
兄妹ともに、瞳の色は濁った深緑色。兄は身長179㎝、妹は169㎝。紙の色は枯葉色。
クロウ・R・アティ 国籍:風の国
風の国の籠長。と同時に、風の服屋の店主であるリリーとパンジーの祖父で、2年間見つけることができなかった風の加護者をずっと探していた
知識人で、主人公に様々なこと(特に歴史)を教えてくれる理想のおじいさんだが、親戚の行動とファイの行動に頭を悩ませているという点もあり、基本的に苦労人である
白く長い髭が特徴的で、よく撫でつけている姿が見受けられる
年齢は79歳、身長は160㎝、髪の色は老いの為白く、瞳の色はリリーやパンジーと同じ、ライムグリーン色をしている
タイニー・V・ウェイン 国籍:風の国
ハーブ園で働いている少年で、ハーブを守るためなら身長さのある大人にでも向かっていく勇気の持ち主。マナーのなっていない大人に、ハーブ園で絡まれているところを主人公に助けてもらい、主人公をかなり慕っている
その慕い様が主人公から(同時に作者からも)見ると子犬に見えるらしく、困っているようだが、本人の意識とは全く関係のないところで主人公がそう思っているだけなので、実際は子犬になったりはしていない
番外編では、作者の見苦しいざんげ聞き役としてゲスト出演する。今後、番外編がある場合は彼中心に行うつもりである(作者の本心)
ハーブの研究をしており、ハーブティを淹れることに熱を注いでいるが、リドとの対決でただ自身の良いように淹れるだけではだめなのだと言うことに気づかされた
ファイの風の正式な加護者になるためのお披露目船旅に同行し、ハーブティを淹れる臨時従業員と化していたが、その後、土の国へ行きたいと主人公に言ったため、主人公たちの旅に同行することとなる
ついていくのは、ハーブの品種改良に使える土の確保という名目があったが、実際には大好きな主人公と別れたくないという一心だった
土の国で、アーシィに出会った時にホの字だったが、彼女の性格の様変わりを見て、ホの現実を知る
しかし、土の国で市場長をしているポルカに出会い、彼女から土の扱い方、植物の扱い方を伝授され、彼女の畑の扱い方を一日でマスターしてしまう
発言や見た目により子どもに見られる(実際、年齢的には子ども)ことが多いが、研究に関しての情熱はかなりのものをもつことが上記と風の国にあるハーブ園の小屋の中によって分かる
そのことの評価と主人公からの口添えで、代わりに土の国にいることをポルカが帰ってくるまでの間、頼まれる
現在は、土の国の3大都市、ディアの夜の市場長代理をしているが、本心では主人公との船旅についていきたくてたまらない、寂しがり屋で、度の過ぎる甘えん坊
年齢は13歳、身長は148㎝、髪の色、瞳の色ともに緑がかったはちみつ色をしている
ガイ・B・ポール 国籍:風の国
鳥使いで、ファイと幼馴染の青年。風の国から水の国に向けてのお客移動を生業としており、火の国からやってきたリドとは知り合いだったようだ(本人たちはあまりおぼえていない)
職業柄か、山の上にある家の中は地図でほとんどが埋め尽くされている状態。足の踏み場もない状態だったようなと言っていた(主人公談)
風の国にしか生息しない白い大きな鳥、「風鳥」7羽と仲が良く、その鳥たちと一緒に飛ぶために風の力を使う
風の国の加護者のお披露目船旅に一役買った人物で、7羽を使い、風の国にある7都市の長、都長にララ手製の手紙を送り、海近くに人々を呼んだ
ちなみに、仲の良い風鳥の名前は、虹の色でつけており、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫をアカ、ダイ、オウ、リョク、アオ、アイ、ムキが鳥たちの呼び名と関係しており、ムキはムラサキから、ダイはダイダイから、そして黄はオウということだ。それぞれ、その名前の色にちなんだ首輪をしている
ちなみに、主人公はムキと仲が良く、ムキのせいで(おかげで?)危険な目に合うも、ガイと出会うことができている
風の国から土の国へ向けて出るときに、自分の羽を渡すほどに、主人公をムキは好いている
彼は鳥たちと会話できるために、人間の嘘を軽々と見抜ける。そして、その力を使い、風鳥に紛れ込んでいた主人公が嘘をついていないかを見抜こうとしたが、風鳥に悪い人ではないと言われて、主人公に気を許す
少し悪い感じに見えるほど目つきが悪いがそれだけで、困っている人がいた時は助けてくれる
さばさばとした性格で、ファイ属性といえば、きっとわかりやすいことだろう
幼馴染のララに思いを寄せているが、気づかれていない模様。果たして報われるのかは、今後の2人次第
また、風の国で加護者お披露目の旅をしていた時に、ムキが以前、主人公を遥か空中で放ってしまったことを知り、ムキにその危険性について忠告するも、主人公がワイングラスを割ったことで、主人公の性格がよく分からないということを言っていることがある
命の大切さを知る、暑苦しくない程度に心の熱い人で、主人公が土の国へ旅立つときに、風鳥に乗って見送りに来ていた
年齢は23歳、身長は178㎝、髪の色はタオルで隠れているため不明、瞳の色は茶褐色
ララ・K・ダリア 国籍:風の国
風の手紙屋の女主人で、ファイとガイの幼馴染。幼馴染の3人の中では頭がよく、仕事も丁寧
風の力を使い、書いた手紙を送りたい人のもとへと届けたり、時には馬に乗って直に届けに行ったりしている。大の馬好き
一見何も問題を持っていないように思えるが、小学校の時のファイとガイに、試験勉強を教えることが原因で、分からないと言う表情をしたときに視界に入っていた人すべてを正座させ、自己流の講座を開く癖ができてしまった
しかし、彼女自体はその講座を開いたことを一切覚えていないという、何とも厄介この上ない癖(いや、特技?)をお持ち
そのため、正座が苦手な人は絶対、彼女に分からないという表情を向けてはならないということが、知り合いの中の暗黙のルールとなっている
それ以外は至って普通なお方であるが、ガイの好意に全く気付かない、鈍感の中の鈍感でもある
年齢は23歳、身長は176㎝、髪の色は透き通るラベンダー色で、瞳の色は爽やかな若草色をしている。帽子がトレードマーク
マキ・U・アタイア 国籍:風の国
風の国の小学校の保健室の先生で、生物学も受け持っている女性。ファイやガイ、ララ、孫のタイニーに義務教育を施している
的確な治療ができ、かつ簡単なカウンセリングもできるという小学校に通う児童の体、心の面のサポートと、生物学による頭脳面でのサポートを行う、年老いた今もなお現役の、優しき養護教諭
ちなみに、教師になるにはどの国でもそうらしいが、力を2つ以上使えることが条件としてあげられている。国ごとに一校しかなく、国中の児童を相手にするために、仕事に携われる人は最難関の採用試験を受けている。その中でも、養護教諭は一校ごとに一人しかいない。つまり、彼女はかなり頭の出来がよく、性格も教師として申し分ないことが言える
主人公が風鳥から落ちてきたときに助けてくれた人物で、少し意地悪そうな表情をするときがあるが、人の悪いところや良いところに気づき、的確にアドバイスしてくれる
少なからず主人公に影響を与えたひとりで、主人公が尊敬の念を抱いている人物でもある
タイニーの母方の祖母ということだ(タイニー談)
年齢は77歳、身長は147㎝、髪の色は老いたために白、瞳はタイニーと同じはちみつ色をしている
(土の国の住人)
アーシィ・G・ニルギリ 国籍:土の国
土の国の真の加護者候補の一人で、騒動が収まった今は正式な加護者として職務を全うする者。主に、表向きな仕事と書類整理を行うことが多い
土の国の教会で探し物をしていた時に何者かに襲われ(後述)、気を失い、海に流されて来たところを、泳いでいたアリアたちに助けられる
助けられ、目を覚ました後に、主人公がお湯の温度を確認するために湯の中に手を突っ込んでいた所を、痴漢だと勘違い。主人公は理不尽にもビンタをお見舞いされるはめになる(ちなみに、彼女は服にタオルを巻きつけられ、そのまま風呂に入れられていたため、裸ではない)
当初は、恥ずかしがり屋で早とちりの礼儀正しいどこぞのお嬢さんという感じを全面に出していた。が、それは演技であり、素は高飛車で口の悪いお嬢様。このものがたりでの、差が激しいツンデレ担当だと思われる(作者がツンデレの意味をよく分かっておりません)
その性格差は、主人公と互角と言えるが、クレイの言葉に踊らされるなど、騙されやすい一面もある
ただ、出会った時と、素を出した時の差があまりにも激しかったために、主人公・アリア・タイニーは盛大に引いていたが、船に乗っていたデニー(彼女から見ると、彼は叔父様らしい)により、「性悪女」という看板をぶら下げずにすんでいた
お嬢様な部分は口調にも反映され、「~ですわ」や「~かしら」、「~の」という口調で会話する。そのため、時々威圧的に感じられるが、それは女だからと言って周囲に舐められないがために行っていることだと、本人は言う
土の国の加護者であることを誇りに思う反面、その誇りを重視しすぎて、その誇りに反するような行動をさせられた場合と気に食わないことが起こった場合に、その視線を針と化して、周囲を容赦なく突き刺す
主人公を真の加護者選別で優位に進めるための同行者として、土の国の織り籠まで連れて行く。その時に、土の力によって大陸中にいる早馬を数頭、口笛を介して呼ぶ。土の精霊をこよなく愛する、精霊の踊り子
彼女の早とちりは、基本焦っている時や予想だにしない出来事が起こったときに限定される。基本的には冷静沈着で、できないと思う時は人に任せる潔さもあり、国を背負って立つ加護者としての気質を十二分に持つ
細かい作業(諜報活動等の裏でこそこそするイメージを彼女は持つ)とトンネルを使っての移動が苦手であるため、もう一人の真の加護者であるマッドにそれらのことは任せている
動物たちと一緒に、広い陸を移動することを好む
トンネル移動が苦手な理由として、地面にポッカリとあいた黒い穴の黒い部分が気に入らないことが主人公の思考内で出てきている
破天荒な部分もあるが、頑張った人や迷惑をかけた人には何かしらで返す、義理がたい一面もある
主人公と年齢は同じであるが、酒はザルで、デニーのお酒自慢に潰れずに付き合えるリドとはそれなりに仲良しだったりする
ジェルを義理の兄とする彼女は、彼のことを尊敬し、同時に消えてしまった理由について心配している
年齢、身長ともにハジメと同じく、18歳、160㎝。瞳の色は琥珀色をしている
クレイ・G・ロゴス 国籍:土の国
アーシィと同じ加護者候補の一人である男性。物腰が柔らかく、一見争いを好まないように見えるが、実際はアーシィを教会で襲い、海に流すことを示唆した張本人(何者かの後述内容)で、臆病者。忘れられがちだが、一次通過者
お付きのワグマがいないと、偉ぶることができない、心の在り方の時点で、未熟な主人公に比べ明らかに劣る部分をもつ、不出来な大人の見本
主人公をサイで洞窟へ運び、土のトンネルの穴に放り込んだり、土の織り籠にて、アリアの背後にトンネルの穴を呼び出すなど、力は凄いのに精神的にへタレである
どうしてこの人が加護者として選ばれたのか、今となっては謎であるが、お付きのワグマが言うには、昔はたいそう土の精霊たちに愛されており、その名残で今まで力が使えていた
また、3人の加護者が土の織り籠に来たときに、マッドにアーシィにけしかけるように言ったものの、それを聞いたマッドが加護者として織り籠に行くのをめんどくさがり、行かなかったため、自身の力を使い、マッドそっくりの土人形をつくりあげる(声はなんでもできるワグマがあてた)
自分は加護者の競争何て全く興味がなく、敵となるものはこのマッドであるというように、アーシィに思い込ませようとした
しかし、主人公が洞窟のトンネルに吸い込まれてから出会った時に、アリアから取り出された真実の硝子によって、マッドが悪者ではないことがアーシィにばれる事態になる
それ以降、破滅の穴を掘っては、自ら墓穴にはまっていくという、へタレの至りである
現在、お付きとともに土の国で囚われの身。土の力と土の加護者の証となる目の色を、ウィズさんによって変えられている模様
年齢は22歳で、身長181㎝。瞳の色は囚われる以前は、アーシィ、マッドと同じく琥珀色の瞳をしていた。現在は不明
ワグマ・O・デュロイ 国籍:土の国
どうしようもないへタレ、クレイのお付きの執事。小さいころのまっすぐで、ひたむきだったクレイになおそうと努力していたが、どうしようもないへタレをなおすことができないでいた
そのへタレ具合による疲労から、30代で杉の木の色の髪色が白と化してしまう
それでも、坊ちゃん(クレイ)を放ってはおけず、土の織り籠でウィズさんに捕まるまでに至ってしまう
ある意味、クレイのへタレ犠牲者で、可哀想な人である
また、元土の加護者であるジェルに、支配人としての仕事を教えたのは彼で、支配人としてはかなり有能だが、クレイの重りとして果てしなく低能だったりする
年齢は主人公の見立てに反し、49歳。決して、老人ではない。へタレからの疲労によるものだ。身長はその疲労により、減る一方だが、囚われた現在は身長が安定した。身長149㎝、髪は白髪で、瞳の色は本来の色のまま、杉の木の色である
マッド・G・アルタ 国籍:土の国
アーシィ、クレイと同じく真の加護者候補の一人で、現在、アーシィとともに二人いる加護者の一人として、諜報活動を行う男性。アーシィのことをアーシィ嬢と呼び、会った当初からアーシィに惚れている
主人公が、クレイたちの思惑によりサイのいる洞窟の前にいる主人公を除いた土の国の船員の目の前に姿を現す。その洞窟を根城としており、人と関わるよりも、その洞窟の中にあるトンネルを探検する方が何倍も良いという、洞窟好き。
本人曰く、「どこに繋がっているか分からないところに行けたら楽しいじゃないか」と、いうことだ
ちなみに、土に愛されている者すべて、迷路のようになっているトンネルを使って、国の端から端へと行き来することが可能であるが、アーシィはそれを嫌う。そのため、トンネルの点検などの仕事が来た場合には、彼に全てを任せていることが多い
人間観察と尾行が得意でそのおかげでトンネルに落ちた主人公を助けに行くことができた
しかし、下手したら変態扱いされかねない力であり、一歩間違えば衛兵に連れて行かれそうなのだが、本人は色目を使うことがなく、必要な時以外に使うことは無いために、そうなってはいない
土の国の夜市のパトロール中、ポルカの手を借りて、女性を助けた時に言い寄られたときも、色香に酔っていたとの記述があるが、それは女性の態度があまりにも過ぎたために、たじろいでしまった結果である
その後、さらなる結果として、アーシィの拳を受けるという事態になったのは、目を瞑ってもらいたいことだが、事実である
ちなみに、彼女からの拳を彼は3回ほど頬と眉間に受けとめているが、丈夫であるため、寝たらすぐ回復している
もし、積み木の世界に電車があれば、どこでも寝られるタイプと言える
拳を受けていても、彼女のことを嫌いになれず、好きであるとも言えず、周りをうろうろしているため、大変じれったいことこの上ない
ついでに言うと彼女は、自分より小さなものの項垂れている姿を大変苦手としている(タイニーがマッドの摘発によってなくなってしまった本屋を見て、項垂れているときがそう)
主人公の土の国でのよきお兄さんであり、アーシィの早とちりと勘違いを不十分ながらも防ぐ手綱を握る騎手でもある(そう考えるとアーシィはじゃじゃ馬となる)
年齢は、23歳。身長183㎝で、瞳の色はもちろん、琥珀色。
ウィズ・H・アスタロック 国籍:土の国
土の国の加護長であり、デニーの嫁。普段は大人しい性格で、加護者に仕事をさせる良き指導者なのだが、加護者が仕事から逃げ出そうとしたり、デニーが目の前に現れたりすると、一変する
前任の加護者であるジェルがまったく仕事をしなかったために、今度こそはそんな加護者にさせまいと、現加護者であるアーシィとマッドを追い詰めるごとく指導する
それについていけないと思ったマッドと主人公は、積み木の力でソウゾウされた落とし穴に入れて、彼女を気絶させてしまうが、執念で一時間程度で起き上がる
その後、気絶させられたことにより、食堂に集まっていた全員に熱く、そして冷たい氷の刃という名の怒りをぶつけようとしたが、後からやっきてたデニーが出て行く前に好きだと彼女が言っていた酒を手土産に渡されて落ち着くという暴走ハニー(死後かもしれないがこれがしっくりくるので使っている)
感情が高ぶっているときは、デニーをダーリン(これも多分死語だが、以下略)と呼ぶ。その時だけ夫婦間での立場が逆転し、デニーの方がしっかりしているように見えないこともない
デニーの嫁と言うことで、ザルを通り越してワクであり、お酒の注ぎ方にうるさく、厨房の人たちからは怖がられている。そして、デニーもその注ぎ方の注文に辟易している
新人は基本的に彼女による酒注ぎの洗礼を受けていることがほとんどで、さまざまな方面から恐れられている
年齢は35歳。身長は177㎝。狐色の髪に、オレンジ色の瞳をしている。
リンネ・Q・リバース 国籍:不明
主人公が土の国において、クレイからトンネルに入れられてしまった時に、積み木の世界の裏側にあるという裏の世界へと、主人公を導いた、「裏の世界の創造者」。主人公と同じ特技を持っており、積み木を使って裏の世界を支配する女性。
白と黒に染まっている世界の中で、積み木色のテーブルとイスに座り、主人公が行う表の世界の改革の行く末を静かに見守る
口調は完全な丁寧語を徹底しているが、感情などを声音にのせているため、相手をした主人公がその怖さを一番わかるものと思われる
また、現実の世界、日本で積み木をしていた小さなころ(8歳、つまり日本でいう10年前)の主人公が壊した表の世界の安定を保つために、裏の世界の操作をして、何とか10年間、主人公が同じように積み木の世界を積み立てるその時まで、世界が壊れないように持ち堪えていたことから、主人公よりも積み木の力を扱うことに長けている模様
彼女の怒りは、食べ物には悪いが、クッキーを粉々に砕くことで発散されるが、これは脅しとしても効果的である
土の国ではトンネルに、火の国では溶岩の中に、水の国では遥か海底に、そして
風の国では空の切れ目に、それぞれ裏の世界と繫がっている入口があるということだった
また、主人公の夢の中に入り込むことも可能で、唯一主人公のことを外部から来た人間だと認識している人物
主人公が困ったときは、その入り口や夢を通じてアドバイスをくれたり、実際に導いたりする。どら焼きが好きなあのキャラクター並みに凄い人
年齢は不明。身長は主人公と同じ164㎝で、銀髪に灰色の目をしている。
ポルカ・T・クオーツ 国籍:火の国
土の国の3大都市、ディアの夜の市場長で、種屋の主人で、さすらいの女商人。一人称は「あたし」で、タイニーのことを主人公、作者同様に子犬と思っている。主人公のことをハジメくん、タイニーのことをタイニーちゃん、そして、主人公の前でのタイニーの呼び名として、「子犬ちゃん」を使うことがある
命の恩人、マッドのことを尊敬と感謝の念を込めて、「マッドの旦那」、もしくは、「旦那」と呼ぶ
幼い時のアーシィに土の力、精霊とのふれあい方を教えていることから、異国の地出身でありながらも、土の精霊に愛された稀有な存在で、何かと指導役・まとめ役にまわることが多いのは、彼女の性格がそれに適したものであるからだろう
その性格は、仕事熱心な真面目さと儲けるという商人魂からなのか、不正を許さず、お客に対しては手作りの整理券と持ち前のプライスレスな笑顔によって、品物が売り切れてしまった後も優しく対応、売れるチャンスを逃さない市場のカリスマ
マッドには、火の国からやってきた母親が他界した後に、さまざまな土地で商売をしていた彼女が倒れているところを発見され、マッドの口添えによってこの市場に店を構えることができたという経緯を持つ
商人であると同時に発明家でもある彼女は、火の国から持ってきていた父の設計図を見て、自分なりに工夫し、この世界には未だにない、「車(日本の車に比べれば、スピードと安全性、快適性においてかなり劣る部分がある)もどき」を設計
それを乗りこなすことは市場では多々あることなので、市場長の特権として周囲からは納得されているが、アリアとタイニー、そして自動車を毎日のように見ていた日本出身の主人公はその姿に呆然としていた
登場人物の中で、もっとも主人公の考えと知識、発想を理解できうる人物であるため、やはり希少
タイニーがポルカの土の改良術を学びたいと言うのをアーシィから聞き、快く引き受ける(若干、誘拐まがい同然で)
その時に、タイニーの研究者魂が炸裂し、彼女はますますタイニーのことを気に入ることになる
火の国にいるはずの父親に会いに行きたいという理由から、主人公のすすめもあり、気に入ったタイニーに、気に入っている仕事である市場長の代理と言う地位を、火の国に帰ってくるまでの間、譲る
足がとても速く、主人公が目に入れようとする度に忽然と姿を消している
本作の体力があり、身長の高い女性人たちは、いつの間にか瞬間移動をしていたり、姿を消していたりすることがあるため、読者の方々は展開について行けるかどうか、不安要素として作者はあげている
年齢は、25歳。身長180㎝で、髪の色はスカーレット色、瞳の色は濁った茶色のような色をしている
(風の国までの登場人物投稿時)
そういえば登場人物たちのプロフィール的なものを作っていなかったなと思い、今回書きました。書きはじめてみると、何これ、人物設定てこんなに大変なものなの?と思いました。
休み休み、確認しつつ書いていたらかなりに時間が経っていたので、そろそろ土の国の話に力を注いでいきたいと思います。
(土の国までの登場人物書き足し時)
土の国編は水の国・風の国を合わせた分ぐらいあったため、まとめるのにものすごく時間がかかってしまいました。私の中で考えていることも含まれているので、え?こんな記述あったというようなのがあったら、これで、キャラクターのことをより分かってもらえるのではないかと思います。ここまで、お読みくださり、ありがとうございます。作者は感激しております。