No.55 冒険者ギルド
橘は、conqueror親衛隊の下っ端の2人を連れて、冒険者ギルドにやって来た。
冒険者ギルドの中には、掲示板や受付などの想像通りの感じだ。
なかなかの広さで、受付に行こうとしたら橘は、知らない3人組に絡まれた。
「おい、見ない顔だな。執事服を着ているから、貴族に仕えている人間か?」
絡んで来た人達は、全員ボロボロの服装で、見るからに生活に余裕がない人間だ。
「・・・・・・はぁ〜。」
溜め息する橘。
次の瞬間。ならず者のリーダー格の体が吹き飛んだ。
そのリーダー格は、面白いくらい吹き飛んで、激しく壁に叩き付けられた。そして、気を失ってしまった。
他のならず者は、リーダー格が何をされたのか、見えていなかった。殴られたのか、それとも蹴られたのか。
そして、蜘蛛の子を散らす様に逃げて行った。
橘達は、冒険者ギルド内で一気に注目を浴びてしまった。
そんなのお構いなく、歩いて受付嬢にこう言う。
「ここの冒険者ギルド長に用がある。今いいかな?」
「は、は、はい。確認します。少しお待ち下さい。」
受付嬢は、少し怯えて裏に確認を取りに行った。
〜〜〜数分後〜〜〜
「執事服の方〜執事服の方〜」
そう受付嬢に呼ばれ橘達は、かなり広い応接室に通された。
「初めまして。私は、レオノールと申す者です。冒険者ギルド アトリア支部のギルド長を務めています。」
そこには、褐色肌で綺麗な銀色の髪をした、美人なお姉さんがいた。
「これは、ご丁寧にどうも。私は、【conqueror】の関係者です。訳あって、これ以上話せませんが、ご了承下さい。」
【conqueror】と言う単語を聞いた瞬間、レオノールの顔色が変わった。
執事服を着ている橘を、貴族の使者だと勘違いしたのだろう。
レオノールは、短剣を素早く抜き。橘の喉を掻っ切ろうとするが、避けられてしまった。
conqueror親衛隊の下っ端は、少し遅れながらも反応して、複数の照準がレオノールに合う。
そして、複数の銃声が響いた。
見慣れない武器に戸惑いつつ、複数の弾丸が掠りながら、ソファーの影に隠れた。
橘は、下っ端達を静止させた。
「急に驚かせて、すみません。今日は、交渉に来たのですが。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ちなみにですがそのソファー、弾を貫通しますよ。 」
「・・・・・・・・・・・・・・・わかった。交渉内容は、何だ?」
そして、ずっとソファーの後ろに隠れるギルド長のレオノールと、ずっと下っ端と共に立っているconqueror親衛隊長 橘孝一の交渉が始まった。
〜〜〜conqueror事務所〜〜〜
「死神君、UNOって言って無くね?」
「あっ、確かに。」
「・・・・・・・・・・上がりは、上がりです。」
坂下と義兄の大葉 浩二と死神で暇を潰しているのであった。




