No.51 冒険者パーティVS犯罪組織のボス
「所で、誰からの依頼?やっぱり国?」
僕は、冒険者に問う。
「あぁそうだ。国が冒険者ギルドに依頼したから、俺達が来た。」
「へーえ。因みに依頼の危険度?みたいな奴は、どれくらいなの?」
「測定不能だ。国は、お前らを超危険視している。」
「いろいろ教えてくれて、ありがとう。」
何故かペラペラ喋ってくれた勇者。よく見ると、仲間達とアイコンタクトをとっている様だ。
そして、不意打ち的に投げナイフを勇者?の眼球を狙って投げた。
勇者?は反応したが、眼球の上に深々とナイフが刺さり、まるで血涙を流している様だ。これで、片側の視界が潰せた。
そして、一気に勇者?の塞がれた視界の方から、ナイフで斬りかかろうしたら、何といつの間にか血涙が止まっていた。よく見たら、後ろの魔女?の杖が光っていた。ならほど、回復魔法でも掛けたのだろう。
そして、少し角度を変えて後ろにバックステップした。勇者?に向けて、ゆっくりと拳銃の銃口を向けた。勇者?は、生命の危機を感じたのか、射線からズレた。だが勇者がズレた事によって、魔女?に照準が合う。
僕がいる位置は、勇者?と魔女?が一直線になってる場所だ。その為、勇者?がズレる事によって、魔女が簡単に狙える。
「バン、バン、バン。」
3発の銃声が響く。
その弾丸は、魔女?の杖と体に当たっていた。
そして、魔女?は銃弾が致命の部位の近くに被弾した為、前のめりに倒れてしまった。やっぱり、ヒーラーは先に潰さないと。
『ソフィア!!』
残りの2人が叫ぶ。
エルフ?は、急いでポーションらしき物を持って、ソフィアと呼ばれた魔女?に近寄る。
それは見逃せないな〜
「バン」
また銃声が鳴り響いた。弾丸が貫いていたのは、何とポーションのボトルだった。そこから、液が止めどなく漏れ出す。
「チッ、お前何するんだ!」
エルフ?は、怒りを露わにして僕目掛けて弓矢を放って来た。だが、それを避けずに、弓矢を手で掴む。僕は、敵の弾丸を掻い潜らないと いけないから、弓矢など簡単に見抜ける。
お返しとして、弓矢を力一杯エルフ?に投げ付けた。
ただ投げただけの弓矢は、異常の速度でエルフ?の肩に刺さった。
「チッ、化け物め。」
化け物?練習すれば、これくらい出来るでしょ。と思っていたら、勇者?が剣を振り上げて近づいて来た。
その剣を避けて、カウンターの横薙ぎを放つ。
反応が良く、首の皮一枚切れただけですんだ。
ヒーラーがいないのに、どう戦うのかな?勇者達は。




