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始まりとなったもの




 かつてこの世には、異世界へと通じる次元の扉があった。


 (ゲート)を通って人間たちの世界に現れた闇の魔族は、我が物顔で世界を支配。

 人々は圧倒的な力を持つ魔族の前になす(すべ)もなく、家畜同然の扱いを受けていた。


 各地で繰り返される魔族による略奪、蹂躙、目を覆いたくなるほどの残虐行為。

 人々は誰にともなく助けを(こいねが)う。


 そんな人々を憐れんだ竜の神は一筋の涙を流し、その涙は魔を祓う光の剣となった。


 竜の神から光の剣を託された一人の青年は、各地を支配する魔族を討伐。

 遂には魔族の長、大魔王サタンと対峙する。


 激闘の末、見事に青年は大魔王を打ち倒し、文字通り世界を救うに至ったのである。

 こうして世界を救った青年は人々から『勇者』と崇められ、勇者は光の剣――聖剣をこの世に残して天へと還っていった。


 ――著、グラナータ・サルサロッサ



 永く語り継がれる勇者と魔王の戦いから、時は流れて四千年。

 ――これは、そんな伝説となった勇者に憧れる一人の青年が数奇な運命に導かれていく物語。


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