まいん氏のヘイトスピーチ騒動は結局何だったのか?
未だに分かりませんが、一体何だったのでしょうね?
教訓としては、作者名のアカウントで問題視されかねない発言は避ける、でしょうか。
しかし、未だにヘイトスピーチとは具体的には何か、ヘイトスピーチだと疑われたとして、どうしたらいいのか分からないのです。
ヘイトスピーチを許さないのは国際的にも合意を得ている事とは思います。
その流れに文句がある訳ではありません。
ヘイトスピーチの定義がアヤフヤだとか、そういう問題は残っているにせよ、大まかな考え方としては納得出来るからです。
しかし、それを規制し罰則なりを与えるのは各国の法律です。
国際的な人権救済機関はありません?し、加盟国の国権を越えて裁定する事も出来ない筈です。
外国で行われたヘイトスピーチと思わしき言動を、自国からそれはヘイトだと訴える事は出来ないのではないですか?
具体的には、韓国では盛んに日本や日本人へのヘイト行為(日の丸を破るのは国際的にも許されない行為です)が行われていますが、あれは日本人へのヘイト行為だと日本の裁判所に訴える事は出来ない筈です。
問題となったのは、まいん氏が日本で中国や韓国の人に対してヘイトスピーチを行った、ですよね?
そもそも論として、外国へのヘイトスピーチって定義として成り立つのですか?
中国には多数の少数民族がおり、中国人と一括りにして言う事自体がヘイトスピーチの定義とは矛盾するのではありませんか?
仮に中国国内で漢民族が「○○民族は無知蒙昧で虫けらにも劣る存在だ! 殺してしまえ!」とかやったらヘイトスピーチ(中国に規制法があるのかは知らない)だと思いますよ。
結局、まいん氏の発言ってヘイトスピーチだったとは認定されてもいないですよね?
だって裁判所に訴えた人すらいないのですから、ヘイトスピーチと断ずる事は不可能な筈です。
それとも、ヘイトスピーチだと騒ぐ人が出た時点でアウトなのですか?
それって魔女狩りそのものでは?
まずもって被害を受けたと訴える人がいないと成り立たない話ではありませんか?
まいん氏を訴えた人がいましたか?
これって、痴漢をされたと訴える人がいないのに、お前は痴漢をしただろと周りが騒いでいるだけなのでは?
ここで私が「ナメック星人は緑の肌で気持ち悪い! 地球の征服を考えているに違いない! あんな奴らは見つけ次第殺せ!」とツイッターで呟いたとします。
定義の上では立派なヘイトスピーチの筈ですが、そもそもナメック星人なんて存在しないので、名誉棄損だヘイトスピーチだとしてナメック星人に訴えられる事はありません。
それとも、義侠心に溢れた方が私を訴えますか?
漫画のキャラクターとはいえ見過ごせないと、勝手にナメック星人の代理人を名乗って裁判を起こしますか?
その場合、正当な代理人ではないと追及すると思いますよ?
こういう事を言うと、出版中止はやむを得ない、アニメ化を中止したのは何かが起きては遅いからだ、という様な事を口にされる人が出ます。
私は出版社やアニメ制作会社の判断の是非には一言も触れていないのに、勝手に決めつけるのです。
ヘイトスピーチかそうではないのかを問題視しているのであって、出版社の判断は別の問題なのです。
仮にまいん氏を日本で訴える人が出てきて、裁判所でヘイトスピーチであったと認定されたとしても、謝罪だけ訂正だけでいいよとなったら外部がとやかく言う事は出来ない筈です。
ヘイトスピーチだけれども、出版差し止めとまではいかないという裁定もある筈です。
それに、途中で両者が和解する事も十分あり得る話です。
その場合でも出版社の判断で出版しないという選択もありえます。
そこは民間会社の判断であり、ヘイトスピーチとは直接関係がありません。
私の主張を勝手に読み違えて自分の主張を押し付けるのは、自分の中で結論が出ており他人の解釈を認められないから、なのでしょうか。
私はヘイトスピーチというアヤフヤなモノが悪用されかねないと疑義を呈しているだけなのに、ヘイトスピーチは許されないという一点から一歩も動こうとしないのです。
これってヘイトスピーチの原因とも言える、偏見そのものではありませんかね?
ところで、中国共産党の対外工作の実態がアメリカ議会で問題となっておりますが、ヘイトスピーチへの抗議運動も中国共産党の対外工作の一環なのではないですかね。
このニュースを聞き、まいん氏の騒動を思い出し、あれには中国共産党の息がかかっていた?と思った次第です。
実際の所は全くもって不明ですが。