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第二章 3話 吸血鬼とか犬とか、もうめんどくさいんだけど。

「きゅ、吸血鬼とな……」

「……」


 俺お手製の肉じゃがやら夕食をみんなで食った後、鈴木さんと東くんに話があると言って呼び止めて東くんと鈴木さんの部屋にお邪魔してる。

 そして今は、吸血鬼告白タイムだ。


 話を聞いた鈴木さんと東くんがびっくり顔をしている。

 鈴木さんなんて動揺して口調が変になってる。


「本当なんだよこれが、鑑定したら結果がそう出たんだべした」


 あ、俺も動揺が消えてないから変な訛りが出ちゃった。


「日本に吸血鬼なんていたんだねえ……」


 鈴木さんがびっくりしながら呟く。


「俺もびっくりだよ。でもまあ人類が全部異世界にぶっ飛んでる状況で、この世界にもハゲちゃびんの神様がいるってのをふまえたらね。地球にもホントに神様がいたんだろうしね。吸血鬼みたいのがいてもおかしくないんだよきっと。みたいなことを自分に言い聞かせて無理矢理納得してるよ俺は」


「え?それで犬が?なんでしたっけ?IN?値がどうとか?」


 東くんも動揺して凄い聞いてくる。

 イントネーション的に多分今の台詞には?が五つは入ってたはずだ。


 そしてそこもまた問題だ。

 2000年生きた吸血鬼の女王なんだっていう衝撃の事実、のもう一個向こうにもっと衝撃の事実があるっていうね。


「そう、吸血鬼はみんなのイメージしてる感じでいいんだ。噛まれたら吸血鬼になるとか太陽の光に弱いみたいな。ただ、吸血鬼になれるヤツは犬を撫でるのが上手いヤツ、っていうかむしろ犬撫でるのが上手いからこそ変な能力もらって長生きできてるみたいなね。吸血鬼の部分はむしろおまけなところが全ての雰囲気を台無しにしてる」


「……え~、犬~?」


 東くんが首かしげながらなにやら考えている。

 まあ、いっぱい考えればいいよ。

 俺もいっぱい考えて頭変になるかと思ったし。


「安田くんさ、確か知り合いやら家族の安否確認とかでいろんな人の鑑定してなかったっけ?唯川さんはやってなかったの?」


「……やってなかった。唯一あいつだけは」


「え?なんでですか?」


 東くんがまた聞いてくる。


「アイツは異世界ぶっ飛ばされた位でどうにかなる気が全くしなかったし、それにもし鑑定して、昔の恋人が今は結婚して子供二人いて幸せです。とか出てきたら微妙な気持ちになるから」


「「う、器ちいせえ~」」


 鈴木さんと東くんがハモってぐうの音も出ない発言をされた。


「そもそも大学で出会ったのにうちの大学の学生じゃ無かったしな~、後からなにやってたんだって聞いたら寺子屋の最終形態を見てみたかったって言ってたしな~、寺子屋って言ってたんだよな~」


「……なにか変だって思わなかったんですか?」


「……胸が、おっきかったからさ……安田くんの意識はそっちに持ってかれてたよね」


「……安田さん」


 東くんに呆れた的な目線を向けられる。


「仕事も何やってんだかわかんなかったんだよな~、すげえ金持ちでなんか家来っぽい部下がたくさんいたんだよな~」


「……安田くん、前もそんなこと言ってたけどさ、それは明らかに変だよ。何?家来っぽい部下って……」


「……胸が、おっきかったからさ……安田くんの魂はそっちに持ってかれてたよね」


「……安田くん……」


 なんか鈴木さんに憐れみの目線を向けられてる。


 いやー、胸の大きさに目が眩んでたな。

 安田龍臣一生の不覚なり。


「……唯川さんが、胸の大きな人との相性悪くなる呪いかけたのは正解だね」


「そうですね。それは完全に正解ですね。ああ、だからシラール姉さんと陰険になってたんですね。その呪い無かったらもしかしたらかなりヤバかったんじゃ……」


 鈴木さんと東くんが俺にかかっている呪いについて納得している。

 ええ?

 呪いだよ?

 呪いかけられたことに納得する場面なんてこの世にあんの?


「それで?今唯川さんはどうしてるの?」


「今もう寝てるわ、なんかあいつの飛ばされた世界ジャングルだらけだったらしくて、ここ数ヵ月ずっとサバイバル生活だったらしいよ。俺のベッド取られたよ」


 今日は客間で寝ることになりそう。


「サバイバルって凄いね。で、どうするの?唯川さんに打ち明けるの?色々」


「……ん~、どうすっかなあ……正解がわかんないからなあ~、もういっそスルーしようかな?」


「ス、スルーですか?うーん、吸血鬼なんですよね?」


 東くんが吸血鬼って単語になにやら警戒しているようだ。

 こんな鬼みたいな顔してる癖に。


「吸血鬼って聞くから変なイメージになるだけで、実態は愛犬家の集まりだからね、犬撫でるのが上手だったから長生きできてるだけの人達だから」


 愛犬家だから長生きしてるってなんなんだよ。

 自分で言ってても頭おかしくなりそうだわ。


「そもそもどういう風に告白したらいいんだかもわかんねえもの。お前が吸血鬼だって知ってるって告白した後にアイツ自身も知らない吸血鬼の生まれた理由も説明するわけでしょ?なんなのこれ?俺のポジション何?アイツの元彼氏なのに全部知ってる預言者みてえなポジションで話すればいいの?犬の話を?」


「……ブフッ、あ、ごめん笑っちゃった」


 まじめに相談してんのに、鈴木さんがとうとう笑っちゃったよ。

 まあ、笑っちゃうか。


「……ブフッ、あ、ごめんなさい自分も笑っちゃった」


 鬼みたいな顔した東くんも笑っちゃったよ。


「まあ、もうスルーでいいよ。吸血鬼の女王の上にヒーローで犬撫でるのが上手い女だからね。もはや設定ありすぎて大渋滞だからね。ワケわかんないから全部無かったかのごとく鈴木さんも東くんも普通にしててくれよ。もうめんどくさい」


「まあ、安田君がいいなら僕はそれでも構わないよ」


「自分も構いません」


「んん、ありがとう。じゃあ後は俺が人生で唯一付き合った女が2000才オーバーの女だって事実を消化したら解決だな」


「……消化しきれそうかい?」


「無理、じゃあ今日はもう寝るわ、おやすみ~」


 俺のベッドは存在自体意味のわからない愛犬家の長生きしてる女王様に占領されてるので、今日は客間で寝ることにしよう。


 あ、そう言えば今日はまんじゅうのプレゼントボックスまだやってないな。

 みんな起こすのもあれだし、俺がやるか。


「まんじゅう、プレゼントボックスやらせて」


 リンリンリン。


 OKのリンリンリンだ。

 よし。

 ……こいつ今日は一日中日向ぼっこしてたが、なんか白さが際立ってないか?

 日焼けして余計白くなったのか?

 どういうシステム?


「……まあいいか、よし一回目」



アイテム名 真金の十字架

分類    アクセサリー

レア度   A

防御力   38

価格相場  50000000G~60000000G


効果及び説明


装備するとアンデット系の魔物に対して効果がある。

装備した状態なら軽く殴っただけでも一撃必殺になり、アンデットの攻撃は完全に無効化できる。



「……」


 まあ、当たりだな。

 レア度Aだしな。よし次。



アイテム名 聖銀木の杭

分類    武具

レア度   B+

攻撃力   48

価格相場  5500000G~6000000G


効果及び説明


聖なる木でできた杭。

アンデット系の魔物に特効がある。

体のどこかに刺せばそれだけで一撃必殺。



「……んー……」


 え、何これ、退治しろってこと?

 俺のベッドで寝てる巨乳の吸血鬼退治しろってこと?

 なんだろうなこれ。

 まあいいか、三回目。


 ん?取りにくい。なんだこれはなんか毛むくじゃらだな。

 毛皮とかそっち系の装備かな?


挿絵(By みてみん)


名前   ランプルーン・ピカネンシャム

年齢   235624245才

種族   限りなく犬な神様

称号   吸血鬼を作ったヤツ


レベル  36

HP   238/238 

MP   0/0


毛並み力   良好

血統力    なかなか

追っかけ力  走れば追っかけてきます

犬っぽさ力  ほぼほぼ犬



装備


なし


所持スキル


生命力の輪廻


輝ける命の灯火


牙レベル4


蒼牙、砕牙、天狼抜○牙


説明


緑色の犬の神様、地球で吸血鬼作ったヤツ。




「……地球人だな。この時空にとんでもないIN値を感知したんだが、何か知らんかね?」


 ……あっ!!コイツ地球で吸血鬼生んだ神様だ!!

 IN値とか言ってるっ!!

 ……まじか。また神様出てきたわ。

 えー……えー、………………ええ~……。

 ど、どうしようかなあ~。

 つうか、これもうあれだな。もう吸血鬼問題スルーできねえな。

 しかしこいつ真緑なんだけど、可愛らしいはずのマルチーズでも真緑だと不気味だわ。


「君、IN値……ああそうかわからんか、この辺りに犬を撫でるのが抜群に上手い人がおらんかね」


「起きろ京!!!!安田君からちょっと大事な話がありますよ!!!!!!」


 というわけで、吸血鬼問題を話し合うことになりましたとさ。










「きゅ、きゅ、きゅ、きゅ、吸血鬼?なんのことだ?」


 超分かりやすいキョドり具合だな。


「京、お前は異世界に行ってヒーローになれたように、俺はこの眼鏡かけると色んなことがわかる能力が芽生えたんだよ。だから、もうなんか色々知ってるから」


「な、な、な、なん、だと」


 キョドりがまだ続いてるようだ。

 死神代行の人みたいになってる。


「でも、あれだからね吸血鬼問題を踏まえた上で、お前はこれから重大な事実と向き合わねばならないからね」


 吸血鬼が実はただの愛犬家の集まりだという事実を。


「……詳しくはこの緑の犬に聞いた方がいいと思う」


 俺は京の目の前に緑の犬神様をひょいと抱き上げる。


「……IN値120000だと、とんでもない数値じゃ」


 緑の犬が京を見て、震えながら驚いている。

 IN値120000とか、ギ○ュー特戦隊の隊長とどっこいくらいの数値じゃないか。

 いや、あっちは戦闘力だけども、いや、あっちとかこっちとかないけども。

 いや、まあ、うんもう馬鹿馬鹿しいわ。

 あとはこのよくわからん犬に任せよう。


「じゃあ俺は寝るから、あとはこの犬に……」


「ま、待て龍臣っ」


「……なんじゃい?」


「……確かに私は吸血鬼だ」


 あ、認めた。


「うん、いやだから知ってるからね」


「……そして、2000才も越えている」


「うん、まあ、それも知ってるよ」


 それはできれば知りたくなかった。


「……大丈夫か?……そばにいても、私は」


 ……文法が変になってるよ。

 なんか震えてるし、ああ、泣きそうだし、ああ、苦手な雰囲気だわこれ。


「……おっぱいは本物なの?」


「……もちろん自前だ。紀元前からこの胸だった」


「じゃあ、良しとしよう」


「……そうかっ良いのかっ、よしっ」


 なんか誰かにすごい怒られそうだけども。

 京が凄い笑顔になったし。

 まあ良し。


「……じゃあもう、後はこの犬に色々話してもらいなさい」


「……結局なんなんだこの犬は?」


 君はこれから血族のプライドがどうだとか言ってるらしい吸血鬼がただの愛犬家の集まりだという、二千年に渡る人生を全否定されるかのような真実を聞かされるんだよ。














「それで、その後どうしたの?」


 まんじゅうの口から緑の犬が出てきた次の日、今俺は鈴木さん達と朝食を食ってる。

 俺の部屋の食卓で昨日の一部始終を鈴木さん達に説明してる最中だ。

 俺の部屋には鈴木さんと東くんしかいない。

 他のパーティーメンバーには聞かせない方がよさそうな神様関連の話だからだ。


「一通り話を聞いた京は、なんか雄叫びあげながら部屋から飛び出してったよ」


「え!?部屋から飛び出してっちゃったんですか?唯川さん大丈夫なんですか?」


 東くんが心配してくれてるようだ。


「大丈夫じゃない?アイツレベル56もあるしね」


「いや、安田君?本当に大丈夫?追っかけたりしなかったの?」


「しなかった。誇りを持って吸血鬼の女王をやってたのに、実はただの犬好き集団のリーダーだったのが発覚したヤツに、かける言葉も寄り添うたくましい精神力も持ち合わせてないんでね」


「う、う~ん」


 鈴木さんも心配してくれてるわ。


「まあ、そろそろ戻ってくるんじゃない?なんか昔の恥ずかしかったことを急に思い出して、ああああーっ、てなる感じの雄叫びだったし」


「……それですむものなの?」


「すむすむアイツは強靭な精神力を持ってる女だから」


「「ええ~……」」


 二人がハモった。

 東くんと鈴木さんは心配性だなあ。


「まあ、自分の過去と向き合うのは誰かの力を借りてはいけないんだよ。一人で乗り越えねばいかんのだ」


「なんかかっこいいセリフだけども、安田くんただ単にめんどくさいだけでしょ?」


 鈴木さんは鋭いな。

 正直犬好きだから吸血鬼の女王になったとかなんとか、もうひたすらめんどくさいよ。

 昨日もめんどくさすぎて、結局睡魔に負けて俺寝ちゃったもの。


「……それで緑の犬の神様?っていうのは?」


 東くんが、緑の犬の事を聞いてくる。


「ああ、京が雄叫びあげながら部屋から飛び出した時に本能的になんだか知らんけど、なんか追っかけてった」


「……犬なんですね」


「犬だね」


 昨日の光景も散歩中に急に走り出した飼い主を嬉々として追っかける飼い犬そのものだったな。




 ガチャ



 部屋のドアノブがまわる音がする。

 どうやら吸血鬼の女王様が帰ってきたようだ。


挿絵(By みてみん)


 ……あれ何だ?

 何巻き付けてんだあいつ?

 ……あ、あれワカメだわ。

 どうやら彼女はワカメの女王様になって帰ってきたようだ。


「……なんでワカメだらけなんだ?」


「……ちょっと泳いできた」


 ワカメ女がおかしな発言をした。

 泳いできたって何?

 なんかもうワカメがヒーローのマフラーみたいになってるけど。

 そして京は何も言わずに俺の隣に来て座った。

 何この子びちゃびちゃなんですけど。

 なんか生臭いんですけど。

 あ、京の後ろにあるワカメの塊、例の犬神だ。


「私にもあさげをくれ」


 びちゃびちゃでワカメだらけなのに俺の隣であぐらかいて朝食を食おうとしている。

 部屋をびちゃびちゃにした迷惑も身体中にワカメ巻き付けてる違和感も無視して食事できるなんて、色んな意味でなんて凄いヤツなんだ。


「どうぞ」


 あ、東くんが気をきかせて朝食を持ってきてくれたらしい。


「ん、ありがとう」


 なにを堂々としてんだ。

 びちゃびちゃの癖にずずっと味噌汁をすすってる。

 びちゃびちゃでワカメだらけのくせしてなにを貫禄たっぷりで味噌汁すすってんだこいつは。

 もうこの際そのワカメ味噌汁に入れろ。


「……」

「……」

「……」


 部屋が沈黙に包まれてしまった。

 そりゃそうだ。

 妖怪ワカメ女にかける言葉なんて誰も持ち合わせていないのだから。


「……私はな。吸血鬼の女王として色々やってきたんだ」


 味噌汁を飲んで落ち着いたのかなんなのか、妖怪ワカメ女が何やら独白を始めた。


「時に国家間の戦争を止めるために影から色々やったり、時に北極に居た訳のわからん化け物を退治したり」


 え、まじで?地球でそんなことが起きてたの?

 鈴木さんも東くんもびっくりして目を見開いてる。


「吸血鬼の一族同士で戦争をやったりもしていた」


 そんなこともあったの?


「血族の誇りにかけて戦えっ、とか言ってたんだ……」


 ほうほう。


「……我は吸血鬼最古の女王なりっ、とか言ってたんだ」


 ほう。


「……敵も味方も犬撫でるのが上手いヤツの集まりでしかないのにな」


 ……なんも言えねえ。


「……」

「……」

「……」


 誰も何も言えない。

 あ、ヤバい、鈴木さんが下向いて震えている。

 あれは笑ってしまう一歩手前の状態だ。


「……ブフっ」


 あ、笑っちゃった。


「笑うなデブっ!!!!」


 ああ、吸血鬼の女王様がおかんむりだ。


「イタタタタタっ、ごめんなさいっごめんなさい」


 ミチミチミチって音がしそうなほど鈴木さんのお腹の肉が女王様に引っ張られている。

 ああ、鈴木さんのお腹の肉がちぎれてしまいそうだ。


「京やめろ。もう過ぎたことだし、それがなければ長生きできてないわけだし、ほら見てみ。そこの犬神様もかわいいじゃないか」


 京がワカメだらけで床に寝ている緑の犬を見ている。

 あ、震えだした。


「うわあああああっ」


 ああ、また雄叫びあげながら外に飛び出していきそうだ。


「待て京っ、もう出発するから外に出ちゃいかんっ」


「…………うわあああああっ」


 俺の忠告に京は一瞬立ち止まって、今度は反転して俺の部屋の寝室に走っていった。


 ……うわあああああっ、はずかしいいいいぃぃぃっ。

 うごおおおおぉぉぉ……。


 おお、寝室の扉越しに魂の慟哭が聞こえてくる。


「……」

「……」

「……」



「……お茶にしようか」

「……そうだね」

「……ですね」


 そして俺たちのパーティーにまた新たな仲間が加わり、飛行船は出発した。

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