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描け、わたしの地平線  作者: まるそーだ
第2章 エリフ大陸編
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第51話:忍び寄る黒影

「――ッ!!」



そのレイの言葉は一瞬にして、

謁見の間に緊張の糸を張り巡らせる。

1週間後、クライドがここに来る。

それは、あまりに急展開な事実だった。



「……何ですって?」



先ほどまで脳内に蔓延していた眠気など、

どこかに吹き飛んだレナはもう一度、

その言葉を確認する。



「ちょうど1週間後、クライド騎士総長殿がここに来る」



だが、レイから返ってきた言葉は同じだった。

どうやら、聞き間違いではないらしい。



「今日の朝、突然ファースターからの使者が来て、

 クライド騎士総長から、ということで手紙を渡してきた」



レイは懐から綺麗に折り畳まれた一枚の紙を取り出すと、

読んでみてくれ、とばかりにレナへ差し出す。


レナがその手紙を広げると、

まるで蜜を見つけたカブトムシのように、

他の3人も一斉に群がり、覗き込む。



『1週間後に、シャックに関する対策会議を開きたい。

 すでにサーチャードには開催の旨、連絡はしてある。

 場所は……そちらの城でお願いできるだろうか?

 最近こちらで活動が活発になっており、

 安全を考慮した上の判断だが、どうだろう?

 貴殿の意見を聞かせてほしい』



要約すると、手紙にはこのように書いてあった。


先日のレイの話では、

ファースター、セカルタ、

そしてウォンズ大陸の首都であるサーチャードは、

シャック対策として、

不定期ではあるがシャックの対策会議をしている。


つまり今回の手紙の内容は、

その対策会議を久々に開催しよう、というものである。



「なるほどね、そうきたか……」



手紙を読み終わった直後のレナの感想は、

その一言だった。



(まさか、こんなに早く手を打ってくるとはね……ッ)



軽く舌打ちをするその姿は、

何かの感情を押し殺すように映る。



「ちなみにだが、この親書を届けた使者ってのは、

 名を名乗っていたりしてたのか?」



レナの持つ手紙を後方から眺めていたプログが、

視線はそのままレイに聞く。



「ん? ああ、確かナウベル、とか言っていたな。

 口元が隠れていて見た目では判断できなかったが、

 おそらく女性だろう」


「ナウベルか……だとしたらこの親書、

 クライドの野郎のモノで間違いねえだろうな」



プログは手紙から目を逸らすと、

やれやれ、とばかりに頭の後ろで手を組み、

はるか頭上に見える天井を見上げる。



「? なんで言いきれんのよ?」


「ナウベルってのは、

 ファースター騎士隊の5番隊隊長なんだよ。

 前に城にいた時に聞いたことがある。

 もっとも、イグノやナナズキとは違って、

 表舞台に出ることが滅多にない、

 名前以外は謎につつまれた人物だから、

 俺も詳しくは知らねえけどな」


「ふーん。

 ま、その謎人物がわざわざ足を運ぶってことは、

 確かにニセモノって線はなさそうね」


「そういうことだ。

 おそらく確実にレイ執政代理に渡すために、

 クライドもそいつに任せたんだろうな」


「でしょうね、それにしても……」



プログから得た情報を踏まえ、

レナは今一度、手紙へと視線を下ろす。


1週間後にシャックに関する会議を開きたい。

場所は……そちらの城でお願いできないだろうか。


例えば何の前情報もない、

純粋無垢な人がこの文面を見たならば、

一度見ただけで内容を理解し、

すぐに快諾することだろう。


だが、レイも含め、

今ここにいる5人には、

じつにありがたくない程の前情報が、

頭にインプットされている。


その嬉しくない情報が、

レナ達に文面以上の意味を付加させる。



「国を治める者として、

 先入観を持つことの危険性は重々承知している。

 だが……」



そこまで言うと、

レイはレナ達に背を向ける。

そしてわずかばかり間を置いた後、

再び口を開いた。



「ローザ王女の件に加え、

 ここ最近会議に出席していなかった、

 騎士総長殿からの急な提案。

 どうもタイミングが良すぎる。

 これはもしかしたら……」


「おっと、そこまでよ。

 あんたの立場上、

 それ以上のお喋りはまずいんじゃないの?」



今にも喉から飛び出しそうなレイの言葉を、

レナは素早く遮る。


先ほどレイが言ったように、

彼は執政代理、つまり王都セカルタ、

いや、エリフ大陸を現在治めている最高権力者なのだ。

彼が右を向けと言えば国民は右を向き、

左を向けと言えば全員が左を向く。

故に、レイは全ての物事を、

中立の立場で捉えなければいけない。


それは当然、発言においても同じだ。

国益のために最善になることを、

常に考えておかなければいけない、

それが今のレイの立場なのだ。

そこに余計な先入観を持つこと、

もしくは主観を述べることは許されない。


事実、この空間にはレナ達の他に、

謁見室の入口を護る門番が2人ほどいる。

前回はレナが退室するのを依頼したが、

今回はそれをしていないため、

今までの会話はすべて、

門番たちの耳にも入っている。


ほぼ99%以上の確率で問題はないのだろうが、

もし、だがもし、この門番たちが、

残り1パーセント未満の存在だったとしたら。


その後の展開は、あまり想像したいものではない。


だから、レナは止めた。

それ以上の言葉は、

執政代理の立場として、

言うべきものではないと感じたから。


そして、レイが言えなくても、

自分たちの立場なら、その発言ができるから。

おそらくこの場にいる全員が考えている、

その仮定を言うことができるから。



「すまん、少し喋り過ぎたようだ。

 ……おい、ちょっとだけ、

 外してもらってもいいか?」



その意図を汲み取ったか、

レイは小さく首を振ると、

再びレナ達の方へと振り返る。

そして門番へ一言、そう告げた。


承知しました、

と門番はわずかに頭を下げると、

前回同様、素直に謁見室を後にする。



「どーもですっと。それよりも……」



門番が退出し、

謁見室の扉が完全に閉まったことを確認すると、

レナは、誰もが考えていた、

誰もが言いたかった言葉を口にした。



「このタイミングでの会議提案って、

 クライド、明らかに何か企んでいるわね」


「そうだな。

 というより、確実にローザを狙いに来ているだろうな」


「プログちゃんの言う通りね。

 ローザちゃんがここに来てすぐにこのお誘い……。

 いくらなんでもタイミングが良すぎるものね。

 アルト君はどう思う?」


「うん、僕もそう思う。

 そもそもローザを、

 セカルタに連れて行くのを発案したのもクライドだし、

 今回もローザに関しての仕掛けなんじゃないかな。

 でもどうしよう、このままだと、

 ローザがここにいるのがバレちゃうよね……」



レナの一言を皮切りに4人の中で、

いよいよ話に熱が帯び始める。

その中、執政代理のレイは口を結び、

一言も発さないでいた。

ただ黙って、『謁見者』であるレナ達の話を、

中立的な立場で聞いていた。



「そういえば」



と、ここでようやくレナが、

レイへと話を投げかける。



「肝心のローザは?

 どこかの部屋にでもいるのかしら?」


「ああ。

 万が一ってこともあるからな、

 ローザ王女は王族専用の一室を用意させてもらっている」


「そう、丁寧な対応、どーもですっと。

 それと、この手紙の返事はもう済んでいるのかしら?」


「ああ。

 急な提案でいささか怪しい点はあるが、

 我々としてもシャックに関する情報は欲しいし、

 断る理由がないからな。

 それに、ここで変に断れば、

 逆に騎士総長殿にローザ王女がここにいることを、

 確信付けてしまうことに繋がりかねない」


「手の内を明かさない、賢明な判断だな。

 さすが執政代理ってとこか」


「まあ、相手も即断を求めていたからね」



プログのややお世辞寄りの褒め言葉に、

レイはやや苦笑いを浮かべる。


ただ、すぐに表情を引き締めると、

さらに続ける。



「ただ、これで新たな大問題が、

 出てきてしまったわけだ」


「ローザちゃんをどうするか、ってことよね。

 アルト君が言ったみたいに、

 このままではクライドに見つかってしまうわ」



フェイティは教え子の言葉に小さくうなずくと、

ふう、と1つ息を漏らす。


ええ、と今度はレイが先生の言葉に首を縦に振ると、



「通常ならば王女を保護した政府として、

 ファースターへ身柄を渡すのが筋なのでしょうが、

 先生達の話、そしてクライド騎士総長の妙な提案、

 そしてシャック……。

 これらの事項を勘案すれば、

 俺はそれがベストの選択とは思えません。

 だが、かといって会議中、

 ローザ王女に城に留まってもらうのは、

 あまりにリスクが高すぎますし……」



そこまで話すと、

レイは再び黙りこむ。

だが、前回のように謁見者の話を聞くためではない。

今回は、目の前にぶら下がる、

あまりに難解すぎる命題の解を導き出すために、

口を閉ざしたのだ。



「ホンッと、最高のタイミングで仕掛けてきたわね……」



一方、レナもその言葉を最後に、

眉間にシワを寄せて難しそうな表情へと変わる。


今のローザには、

選択肢が、あまりにも少なすぎる。

少なくとも、今パッと思いつく選択肢は、

セカルタ城に留まるか、

レナ達と再び行動を共にするという、

2つしかない。


しかし、例えば前者だと魔物に襲われることはなく、

1日1日の安全な暮らしが保証されているが、

1週間後に魔物以上の脅威、

ファースター騎士総長クライドに襲われることになる。

逆に後者だと、クライドと遭遇することはなくなるが、

四六時中魔物やシャック、

そしておそらく各地を飛んでいるであろう、

7隊長に怯える日々になってしまう。

どっちにしろ、リスクが高すぎる選択肢だ。


ならば、今まで遭遇した安心できる人物に、

例えばフェイティの夫であるアロスや、

共に戦ったスカルドに、

保護をお願いするというのはどうだろう。



(……ダメね。

関係ない人を巻き込むわけにはいかないわ)



レナは即座に、その選択肢を切り捨てる。


確かに、クライドや7隊長達にとって、

そこは盲点かもしれない。

だが、もし居場所がバレてしまった時、

アロスやスカルドが、

たった1人で、国のトップレベルの実力を誇る者達に、

太刀打ちができるだろうか。


いや、そもそもアロスはともかく、

ファースターに恨みを持っているスカルドに、

王女であるローザの保護を依頼すること自体がまず、

安心とは言い難い状況だろう。


そして何より、彼らに保護をお願いすること、

それはつまり、今まで関係のなかった彼らを、

彼らの意志関係なしに、

この厄介事へと引きずり込むことに等しい。


そんな強引な、

そして乱暴なことが許されるはずがない。

そこを頼る選択肢だけは、

レナは作りたくなかった。


誰もが明確な解を見いだせぬまま、

無言の時間だけが過ぎていく。





しばらくして、

その時間を破ったのはレイだった。



「……よし、この件に関しては、

 明日までに俺が何かしら対策を考えておこう」



レイはそう言うと、

謁見室入口の方へ歩を進める。



「そうね。あたしたちも、

 ちょっと明日までに考えておくわ」



扉を開け、外で待機していた門番を、

招き入れるレイの背中に向け、

レナは肩をすくめる。


他にもレイへの謁見を希望している人達はいる。

ここで時間をかけさせるわけにもいかないのだ。

それに、この場でパッと思いつくものを、

即実践というような、

そんな簡単な問題ではない。


まずは一旦持ち帰り、検討する。


ベストの選択では決してないが、

しかし、誰もが納得するベターな選択だった。



さてと、そしたら今日はここら辺で、

と、話が終息したのを受け、

その場を立ち去ろうとしたレナ達。

だが、門番を迎え入れ、

再び元の位置へと戻ったレイが、



「あーちょっと待った。

 今日はセカルタに泊まるんだろう?」



と、ふと呼び止める。



「? ええ、そのつもりよ、

 まだ部屋は予約してないけど」



窓越しに見える夕日を確認しつつ、

レナはやや早口に言う。


ただでさえ人が多いこの街なのに、

ホテルは1つしかない。

ここから気温が滝並みに落ちていくこの気候から察するに、

はやくホテルの部屋を押さえておかないと、

もしかしたら部屋が埋まってしまうかもしれない。


もしそうなってしまったら、

悲惨なことこの上ない夜が、

レナ達を待ち構えている。


それを阻止すべく、

レナ達は足早に謁見室を後にしようとする。



「そうか、ちょうどよかった、なら――」



だが、どこか安堵した表情でそう言う執政代理から、

次に発せられた言葉は。



「今日はぜひ、ここに泊まっていってくれないか?」


「えッ!?」



その言葉に、まるでゴハンという言葉の聞こえた犬の様な、

凄まじいスピードでレナは振り返る。


レナだけではない。

一昨日牢屋で夜を過ごしたプログやフェイティはもちろん、

ここ数日十分な睡眠がとれず、

慢性寝不足だったアルトの表情も、

一気に晴れやかなものになる。


だが、その中でもレナの、

テンションのあがりようが尋常ではない。



「い、いいのッ!?」


「ああ、ゆっくりしていってくれ。

 ただ、部屋はすまない、

 男性と女性の2部屋しか用意できなかったが……」


「全然ッ! 全然構わないわよッ!!

 ほ、ホントに泊まっていいのね!?」


「ああ、もちろんだ。

 それにせっかくだ、

 ローザ王女に元気な顔をみせてほしいしな」


「やったぁーッ!

 やば、超テンションあがるわーッ!!

 一度でいいから、

 お城で泊まってみたかったのよねッ!!」



さっきまでの重苦しい雰囲気はどこへやら、

自分の出せるテンションMAXで喜びを表現しているレナ。



「でもレイ、本当にいいの?

 BBA達なんかがお邪魔しちゃって……」


「構いませんよ。

 学校の件だけでなく、トーテンの件もありますから。

 むしろ、これくらいのことしかできなくて、

 申し訳ありませんが……」


「そんな気を遣わなくても……。

 でも、本当にありがとうね、レイ」


「ねぇねぇ、部屋は!?

 部屋はどこ!?」



一昨日は牢屋という真反対の環境で過ごしただけあって、

すっかりレナはご機嫌モードだ。



「まあ、そう慌てるなって。

 ……おい、すまないが部屋に案内してくれないか?」



予想以上の好反応に、

やや面食らった様子ながらも、

レイは門番の一人へ、

部屋に案内するよう指示を出す。



「もしかして、夕食とかもあるのかしら!?

 うぅ~、あーもう、楽しみでしょうがないわッ!!」


「あらあら、レナちゃんったら……」



おおよそ精神年齢が10歳くらい下がったレナと、

そんな少女を微笑ましく見守るフェイティは、

門番と共に謁見室から出ていく。



「……はしゃぎすぎだろ、アイツ」


「まあ、いいんじゃない?

 レナ、お城に泊まりたがってたし……」


「そんなにお城に泊まるのが珍しいモンかね……」


「そうなんじゃない?

 僕もよくわかんないけど」



一方の、野郎2人の、

このテンションである。

これほどの温度差があるかというくらい、

特にこれといった感情の高ぶりもなく、

坦々と会話している。



「……まあいいや。

 俺達も部屋に行こうぜ、今日は……疲れたわ」


「うん、そうだね。

 じゃあ、僕達も――」


「ちょっと待った」



疲労を顔に目一杯詰め込んだように、

ため息をつくプログと共に謁見室を出ようとしたアルトを、

レイが呼び止める。


「え? 僕?」


「ローザ王女から、君の母親の話は聞いたよ」


「え? あ、そう、ですか……」



瞬間、アルトの形相が暗く、

そして悲しげなものへと変わる。


ここ数日、あまりにも色々なことがありすぎて、

そこまで考えが至っていなかった。


夢から急に現実に引き戻された感覚。

今のアルトはそれに近い。


だが、レイはアルトの頭に軽く手をポン、

と乗っけると、優しい口調で言う。



「どれだけ協力できるかわからないが、

 こちらでも出来る限り探してみるよ」


「え!? ほ、本当ですか!?」



予期していなかった話、そして報告に、

曇っていたアルトの顔色は、

一瞬にして明るくなる。



「無論、そう簡単にいかないとは思うが、

 何か情報だけでもわかったら、君にすぐ知らせるよ。

 それでいいかな?」


「あ……ありがとうございますッ!!」


(ローザ……ありがとう……)



思わぬところからの救いの手に、

アルトは目の前のレイ、

そしてこの場にいないローザへ感謝の意を示す。


実はアルトも、いつかはお願いしようとしていた。

ファースターでの捜索依頼が実現できない現状で、

そして以前にレナが言っていたように、

いつかはレイに母、

ヴェールの捜索依頼をしようとしていた。

ただ、今までそのタイミングがなかったのに加えての、

昨日の出来事である。


結局依頼できないままでいたのだが、

それをローザが代わりにお願いしてくれていたのだ。

そのローザの気遣いを考えれば当然、

謝意を示さずにはいられない。



「来てよかったじゃねえか、アルト」


「うん! レイ執政代理、

 よろしくお願いします!!」


「ああ、何とか頑張ってみるよ」


「よし、じゃあ改めて、

 部屋に行くとすっかな」



そう言うと、プログは門番の後から、

改めて謁見室から出ていく。

続いてアルトも、

少しばかり晴れやかな顔つきで、部屋を退出した。


広い空間に1人残ったレイの元へ、

間髪入れず、別の兵士が現れる。



「レイ執政代理、次の謁見者のお時間です」


「よし、通してくれ」


「はっ」



兵士は45°の角度で綺麗にお辞儀をすると、

すぐに、その部屋を退出していく。


レナ達の本日の任務は終わったが、

執政代理であるレイの仕事は、まだまだ終わらない。



「さて、どうしたものかな……」



次の謁見者が部屋に来るのを待つレイは、

そう一言だけ、ため息交じりに呟いた。


次回投稿予定→9/6 15:00頃

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