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描け、わたしの地平線  作者: まるそーだ
第2章 エリフ大陸編
54/219

第50話:再びセカルタにて

「あー来た来た、レナ遅いよ~」



すでにトーテンの町の外へと移動していた4人のうちアルトが、

後ろから小走りで追いついてくるレナへと声をかける。



「ゴメンゴメン、ちょっと捕まっちゃってさ」


「あら、大丈夫だった?」


「へーきへーき。

 さてと、そしたら早いとこ、

 セカルタに戻りましょ」



レナを迎え、元通り5人となった一行は、

トーテン駅へと戻るため、再び歩き出す。



「でも、まさかナナズキが見逃してくれるなんて……。

 僕、ずっとヒヤヒヤしてたのに……」


「そうね、敵さんとは言え、

 なかなか粋な事をしてくれたわね」


「あのナナズキって子、

 もしかしたらそんなに悪い子じゃないのかもね」


「そうね~、口はあんまり良くないけど、

 なかなかカワイイところがありそうよねぇ~」



その道中、アルトとフェイティは、

安堵と感心の会話を繰り広げている。

確かに、宿屋で呼び出された後のあの状況下で、

誰がそのまま何事もなく、

見逃してくれると予想できようか。

その確率は、飢餓に晒されたライオンが、

目の前を通るウサギを見逃す程度に低い。



「ま、あの子にも思うところがあったんでしょ。

 お言葉に甘えてサッサと逃げるわよ。

 ……っと、その前に」



あえて事情を話すことなくレナはそう言うと、

懐に手を入れ、中から通信機を取り出す。



「あら、レイと連絡を取るのかしら?」


「そっ。さすがに何の連絡もしないのはまずいでしょ?

 それに帰るってことも言っとかないとだし」


「まあ、それもそうね」



ザ………ザザ……ザザーッ………プツッ。



『もしもし、レナさんか!?』



通信機の起動から程なくして、

王都セカルタの執政代理を務めるレイの、

やや切羽詰ったような声が聞こえてくる。



「あ、レイ執政代理かしら?

 てか、レナって呼んでくれていいわよ、

 なんか堅苦しいし」


『よかった、無事だったんだな!?

 昨日の夜から何度も連絡したのに、

まったく繋がらなくなって心配したぞ!?』



どうやら、レナ達がギルティートレインに引きずり込まれた後、

レイは幾度となく連絡を試みていたらしい。



「あー、やっぱり?

ゴメンゴメン、ちょっと昨日の夜から立て込んでてさ」



『立て込んでていたってのは……、

 例の事件で何かわかったのか?』


「うーん、わかったというか何というか、

 解決……は一応したけど、結局はしてないような……」



そう答えるレナの口調は明らかに歯切れが悪い。


行方不明事件を引き起こしていた魔術、

ギルティートレインは、確かに破壊した。

だが、その魔術を操っていた真犯人を突き止めるまでには、

結局至っていない。

つまり、事件は解決しているようで、

完全にはまだ解決していない。



『ん? 妙に歯切れが悪いようだが?

 何かあったのか?』



が、そのような背景を知る由もないレイは、

当然のことながら通信機の向こう側で?マークを並べる。



「まあ……、その辺はそっち着いてから話すわ。

 長くなると思うし」


『そうか……。

 わかった、詳しい話はこちらに来てからお願いする。

 ちょうどこちらも話すことがあるしな。

 で、今どこにいるんだ?』


「今トーテンを出たとこよ、

 これから駅に向かうわ」


『今からというと……こっちに着くのは夕方前か。

 わかった、じゃあすぐに戻ってきてくれ。

 次の列車の座席はこちらで確保しておく』


「何から何までどーもですっと、

 それじゃ、また後で」



やっぱり連絡しといて正解だったわね、

レナはそう呟きながら、通信機の電源を切る。



「それじゃあとりあえず、

 レイ執政代理の用意してくれた列車に乗って、

 セカルタに戻る感じでいいのかな?」


「そうね……ってあれ?

 今の会話、聞こえていたの?」



レイとの会話の内容をやたらと詳しく話すアルトに、

通信機をまるで携帯電話のように、

耳に近づけながら話していたレナが不思議そうに聞く。



「うん、全部聞こえていたよ」


「あら、そう。

 なら説明する必要ないわね、

 それじゃ、早くトーテン駅に向かいましょ」



そう言うなり、レナは歩くスピードを速め、

スタスタと先頭を歩いていく。


あと何分で次の列車が来るかは不明なうえ、

ナナズキが後から追ってくる可能性がある以上、

急いで駅に向かうのがいいに越したことはない。


風を切りながら先頭を歩くレナ、

ナナズキの感想をいまだ話すアルトとフェイティ、

何やら難しい顔をしたままガムを噛むスカルド、

そして一番後方よりどこか元気なく、

また何か思いつめた表情のプログ。

それぞれの胸の中に様々な感情を抱き、

長い長い一日を過ごした、トーテンの町を後にする。





「え? 今日旅立つのかい?」



時を同じくして、

トーテンの憩いの場所、酒場。

今日も昼から店内は満員御礼状態だ。

その中で、あのチョビ髭マスターが、

少しばかり残念そうに言う。

その相手とは……。



「ええ。ここでの用事は済んだから……」


「そうかい。

 でも残念だな、

 せっかく常連になってくれたのに……」


「ごめんなさいね。

 でも、またいつかきっとお邪魔させていただくわ」


「本当かい!?

 それを聞いて安心したよ。

 またぜひ来てくれよな」


「ええ、必ず。

 それじゃ、ごちそうさまでした」


「はいよ、毎度あり。

 次の時には、ぜひそのお顔を拝見したいモンだね!」


「ウフフ、考えとくわ」



顔をフードで隠し、女はカウンターの椅子から立ち上がると、

ここしばらくお世話になっていたこの酒場、

そしてマスターへ軽く手を振ると、静かに店を後にする。



「さて、と。

 あのクソガキ共に魔術は壊されちゃったけど、

 ひとまず実験は成功だったから、良しとしましょうかしらん?

 ……1人だけ、関係ないおバカちゃんがいたけど。

 それにしても、愛しのプログに会いたかったのに、残念ねぇ~ん」



前日とは違い真っ昼間ということもあり、

フードで顔を隠したまま、

いつもの甘ったるい声色でファルターはそう呟く。

そしてフフッ、と少しばかり口元に笑みを浮かべると、



「さて、それじゃあ、もう1つの実験場所に行こうかしらん?

 確か場所はっと……」



胸の辺りから世界地図を取り出したファルターは、

まるでヘビのように不気味に舌をチロチロさせながら、

舐めまわすように地図を見回し始めた。





レナ達はトーテン駅に到着しておよそ1時間後に、

セカルタ行きの列車に乗ることができた。

駅員いわく、ちょうど前の列車が発車して数分後に、

レナ達が駅についた、とのことだ。

列車を待つ間、

もしかしたらナナズキが追いかけてくるのではと、

内心ヒヤヒヤものだったが、

幸いあの青髪ツインテール少女の姿を、

再び目にすることはなかった。

そしてまたもレイの粋な計らいによって、

行き同様の、豪華な最終車両に乗り込んだ5人は、

セカルタへ着く時を待っている。



「レイ執政代理に会ったら、

 まずはお礼を言わないとダメね」



ふかふかのベッドに寝そべりながら言うレナの言葉も、

もっともである。



「そうね、わが教え子ながら、

 立派になったものよねぇ~」



どこか誇らしげな表情を見せながら、

フェイティも破顔一笑といった顔を見せている。

なお、昨晩(というより今晩)の疲れからか、

アルト、そして珍しくスカルドはベッドの中で、

昨晩よりもおそらく清々しいであろう、夢の中にいる。



「立派になった、ねえ。

 はてさて、同じ教え子出身のプログさんとしてはその辺、

 何かご意見はありますかぁ~?」



列車に乗ってやっと緊張から解放されたのか、

レナはいつも通りといったように、

さっそくプログをいじり始める。

今まで何度も見た、もはや日常茶飯事だ。

……が。



「……」



プログからは、何の反応も示さない。

というのも今だけの話ではない、

列車に乗ってからというもの、

ずっと車窓にうつる外の景色を、

ぼんやりと眺めているだけだ。

何の返答も示さない、というよりは、

どっちかといえば話を聞いてない、

という表現が正しいかもしれない。



「……プログ?」


「! あぁ、わりい、聞いてなかったわ」


「ったく、どうしたのよ?

 さっきからずっと静かじゃないの。

 何か考え事でもしてんの?」


「ん、ああ、まあな……」



明らかに言葉じりを濁しているプログは、

それだけ話すと、再び窓の外へと視線を移す。

どうやら、あまり詮索してほしくないらしい。



「ふーん……ま、何でもいいけどさ」



特に興味もないしいいや、とばかりにそう呟くと、

レナもふかふかのベッドに横になる。


時間軸のズレはあるにしろ、

結局昨日も一晩、起きっぱなしだった。



「ふあぁぁ……」



寝っころがった瞬間から、

無意識のあくびが止まらない。

ただ、だからといって本能の赴くまま、

寝ることもできない。

列車に乗っているということは、

列車専門の犯罪集団、

シャックのホームグラウンドにいることに等しい。

つまり、いつシャックに襲われるか分からない。



「いいわよ、レナちゃんも寝てて。

 見張りなら、BBAとプログちゃんでやっておくから」


「へ?」



だが、そんな葛藤を見透かすように、

フェイティの声がレナの耳へと届く。

一応、見えないようにあくびをしていたレナだったが、

よっぽど表情に疲れが出ていたのだろうか。



「いや、別にいいわよ、

 たかだか1~2時間くらい――」


「いいからいいから。

 こういう時は年長者を頼っていいのよ、

 ねえ、プログちゃん?」


「……まあ、休める時に休んどけよ」



慌てて起き上がろうとするレナを、

フェイティ、そして窓の外を見たまま話すプログの言葉が、

強引にベッドへと引き戻す。



「そ、そう?

 どーもですっと……」



特に強く拒む理由もないレナは、

2人の言葉に甘え、再びベッドに横になる。

一応、心の中でシャックに襲われないことを祈りながら、

レナは束の間の夢の世界へと入り込んでいく。



「……」


「……」



残されたフェイティとプログ。

2人が会話をすることはない。

視線を合わせることもない。

決して仲が悪く見えるとか、そういうことではない。

何かこう、お互い独自の空間を作りだしているかのように、

双方とも干渉し合うことがない。

そして、プログだけではなく、

先ほどまで明るい表情していたフェイティも心なしか、

思いつめた表情を浮かべながら、

目の前で眠る3人の姿を眺めている。

結局、セカルタ駅に到着するまでに、

2人が言葉を交わすことは、一度もなかった。





約1時間半の車窓の旅を経て、

レナ達はセカルタ駅へと到着した。

幸い、シャックに襲われたりするような、

大きなトラブルもなかった。

もっとも、セカルタ駅に近づいても、

寝起きの悪さMAXのレナが4人がかりでもまったく起きず、

危うく降りはぐりそうになるという小トラブルがあったが。


ちなみに自らの父の件でセカルタ、

そしてファースター政府を憎んでいるスカルドは、

前回同様、レイに謁見する前に、

どこかへと姿を消してしまった。

ということでスカルドを除く4人は、

セカルタ城の城門へと足を運ぶ。



「お疲れ様です、セカルタ城へようこそ!」


「ふあぁぁ……おちゅかれさんです……」



寝ぼけ眼をこすり、

ポリポリと頭を搔きながら、

レナは城の門番へと軽く挨拶する。


おちゅかれさんって何それ……と、

やや顔を引きつらせながら、

アルトは門番に話しかける。



「ええと、レイ執政代理にトーテンの町の件で報告が……」


「あ! あなたたちでしたか!

 これは大変失礼しました!

 ささっ、どうぞ、執政代理がお待ちです!」



どうやら事前にレイが話をつけていたようで、

アルトが最後まで話す前に門番は深々とお辞儀を始め、

4人を城内へと案内してくれた。





「お、戻ったか。

 まずは無事に戻って来てくれて何よりだ」



レナ達が謁見室に入るなり、

レイは安堵の表情を浮かべながら労をねぎらう。



「まったくその通りよ、

 ホント、無事に戻って来れて何よりだわ」


「その言葉から察するに、

 どうやら色々とあったみたいだな」



皮肉交じりに肩をすくめるレナを見て、

レイは少しだけ、苦笑いを浮かべる。

しかしすぐにその表情を引き締めると、



「さて……さっそくだが、

 本題に入らせてもらってもいいかい?」


「そうね、あんまり時間も取っちゃ悪いし」


「悪いな、疲れもあるだろうが……」


「全然。こっちも無理言って、

 時間作ってもらってんだし」



気にしないで、

とばかりに軽く手を振り、レナは言う。


一昨日、レナ達がレイとの面会アポイントを取ろうとした時は、

10日後に来てくれ、と言われた。

つまり、本来ならば今の時間は、

他の面会者がいるハズである。

だがおそらくレイのことだ、

自分たちが会うのを優先してくれたに違いない。


多少疲れはあるにしろ、

本来の面会者である人のためにも、

あまり時間を使わせるのはよくない。



「えーと、どこから話せばいいかしらね……」



そう考えたレナは、息をつく間もなく、

昨日、そして今日起きた出来事について、

言葉を紡ぎ始めた。





「ギルティートレインか……初めて聞く名だな」



レナがすべて話し終わったのを受け、

レイは体の向きを変え、背を向けながらポツリと呟く。



「一応、禁忌の魔術だったらしいけどね、

 どうやらどこぞのバカが、

 それを破ったみたいなのよ」



禁忌の魔術とどこぞのバカが、

の部分を強調しつつ、レナは言葉を付け加えておいた。

ただ、別にどこぞのバカ、

という部分を知ってもらいたかったわけではない。


この魔術を編み出したのはスカルドの父親である。

そのことについて弁明しておかないと、

スカルドの父親、そしてスカルド自身に、

思わぬ飛び火が行く可能性がある。


その飛び火を防ぐため、

そしてスカルド父子の尊厳を守るため、

レナはその2つの言葉を強調しておいたのだ。



「そうか……状況は大体わかった。

 ひとまずトーテンの町には、

 数名兵士を派遣して様子を見ることにしよう。

 それと、ギルティートレインについては、

 城の研究者達にも少し調べさせてみるようにする。

 昔の文献を調べれば、何かわかるかもしれないからな」


「そうね、そうしてもらえると助かるわ。

 こっちとしても、これ以上は手の打ちようがないし。

 それで、ディフィード大陸の件はどうなったの?

 申請は下りた?」


「ん? ……ああ、その件か。

 正式な通知はまだ来ていないが、

 まあおそらく明日の朝くらいまでには、

 許可通知が来るだろう。

 そっちの方は問題ないハズだ」



時間を気にしつつ、

サクサクと事を進めるレナの問いに、

レイは背中を向けたまま答える。

……が、話す言葉に一部、

わずかながら引っかかる表現を含んでいる。

それに、喋りの歯切れが妙に悪い。



「ん? そっちの方は問題ないって、

 何か他に問題でもあんの?」



表情を見ることができなくても、

そのわずかな雰囲気の違いを、

レナが見逃すはずがない。

眉をひそめ、腕組みをしながらレナは訊ねる。


背を向けたレイはしばらく無言でいたが、

やがてゆっくりとレナ達のほうへと向き直る。

その表情は、予想通りやはり暗いものである。



「……そうだな、

 君達には話しておくべきことか……」


「その様子だと、

 あんまりよろしくない話っぽいわね」


「ああ。いや、むしろ今の状況では、

 最悪な話かもしれないな」



レイは謁見室をグルリと見渡す。

この広い一室の中には、

レナ達とレイの5人、

そして謁見室入口を護る2人の門番しかいない。


その環境を確かめたレイは、

360°部屋を見渡し終わった後に、

最悪な問題の要旨を、実に簡潔に述べた。



「実は1週間後、

 クライド騎士総長がここに来ることになった」


<スカルドの……>


……あ?

登場人物の紹介だと?

そんなモン他のヤツにやらせろよ、

何で俺がやんなきゃいけねぇんだよ。

なに、もう他の人はやっただと?

チッ、めんどくせえ……。

5分だけだぞ、短くても文句言うなよ。




<レナ・フアンネ>

ルインに住む、口数の多いヤツだ。

頭悪そうに見えて、なかなかの切れ者のようだな。

ただコイツ、寝起きがクソ悪いぞ。

……。

あ? 他にだと? そんなの知らねえよ。


<アルト・ムライズ>

ファイタルに住む男だ。

やたらネガティブ色が強いヤツだな。

ギルティートレインの時はイライラさせられたわ。

確か母親を探しているとか言ってたな。


<プログ・ブランズ>

凄腕の元ハンターらしい。

俺にはただのアホにしか見えないが。

コイツもレナ同様、口うるさい野郎だ。

ただ最近は口数が妙に減っているな。

ま、別に興味もないからどうでもいいが。


<ローザ・フェイミ>

……そういえば、結局コイツは誰だったんだ?

王立魔術専門学校の時にはいたハズだが、

いつの間にかいなくなっていたぞ。


<マレク>

<クライド・ファイス>

コイツらは知らん。

次だ、次。


<イグノ>

ファースター騎士隊3番隊隊長らしいが、

言動を見る限り、ただのアホだな。

やンスやンス語尾もうるせえし。

ただ、レナから聞いた話だと、

実力はそこそこあるみたいだな。

ま、俺は実際戦ってねえから知らねえが。


<ファルター>

コイツも知らん、次。


<フェイティ・チェストライ>

アックスの村に住む自称BBAだ。

コイツも口数が多い……てか、

考えてみたら全員うるせえんだよな。

コイツに至っては喋りのテンポが微妙にズレてるし。

ったく、ロクなヤツがいねえな。



<アロス・チェストライ>

BBAの夫らしいぞ。それ以外は知らん。


<レイ>

王都セカルタ執政代理だそうだ。

俺は会ったことはねえし、会いたいとも思わねえ。

理由? ンなモンは察しろ。

レナ達の話だと、

なかなか話の通じるヤツらしいぞ。


<スカルド・ラウン>

俺?

俺は別にいいだろ、次だ次。

(作者:いや、一応紹介を……)

あ?(怒)

(作者:……いや、別にいいです……)


<ナナズキ>

ファースター騎士隊4番隊隊長のガキだ。

イグノ程ではないが、

やはりコイツも口うるさいアホだな。

自分の方が年上とかどうとか言っていたな。

ま、どうでもいいんだが。



こんなモンでいいだろ、じゃあな。



次回投稿予定→8/30 15:00頃

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